フリーランスの事業企画職が安定して案件を獲得していくうえで、エージェントは有力な選択肢の1つです。ただし、「事業企画案件に対応」と謳うサービスでも、実際に扱う案件の内容やサポート体制には大きな差があります。この記事では、フリーランスの事業企画案件を扱うおすすめのエージェントを紹介します。また、自分に合うサービスの選び方や、案件獲得につなげる活用方法も解説するので、ぜひ参考にしてください。フリーランスの事業企画案件を取り扱うおすすめのエージェントさっそくフリーランスの事業企画案件を扱うおすすめのエージェントを紹介します。各サービスの特徴や強みを比較し、自分に合ったものを選びましょう。▼フリーランスの事業企画の仕事が見つかる案件マッチングサイトSOKUDAN(ソクダン)SOKUDAN(ソクダン)は、エンジニア・マーケター・セールス・事業企画・デザイナーなど、企業や事業の成長に関わる案件が見つかる、フリーランス・副業向けの案件マッチングサービスです。案件マッチングサイト(プラットフォーム型)としての機能が基本ですが、CS担当者による個別案件の紹介もあり、エージェントに近いサポートも受けられます。【SOKUDANの特徴】企業の成長・発展に関わる案件が中心スキルアップややりがいを重視する案件が多いCS担当者による個別案件紹介面接前の企業別対策アドバイス契約・金額交渉の代行報酬未払い時の一部補填などのサポートが充実低単価案件をあらかじめ排除報酬は時給2,000円台後半〜6,000円が中心時給1万円を超える高単価案件も存在▼SOKUDAN(ソクダン)のサービス詳細はこちらProSharing Consulting(プロシェアリングコンサルティング)ProSharing Consulting(プロシェアリングコンサルティング)は、高度な専門性を持つプロ人材と経営課題を抱える企業をつなぐエージェントサービスです。【ProSharing Consulting(プロシェアリングコンサルティング)の特徴】新規事業開発・組織改革など上流工程の案件が豊富事業計画立案から実行までのハンズオン型支援が多い参画前にミッションを明確化し、クライアント都合の変更リスクを軽減担当者が価格交渉や契約期間の調整を代行参画後も継続的なフォローを実施▼ProSharing Consulting(プロシェアリングコンサルティング)のサービス詳細はこちらランサーズ プロフェッショナルエージェントランサーズ プロフェッショナルエージェントは、戦略・IT・総合系コンサルファーム出身のフリーランスを主な対象とした、ハイクラス向けのエージェントサービスです。ランサーズグループの案件基盤を活かした豊富な案件数が特徴です。【ランサーズ プロフェッショナルエージェントの特徴】大手事業会社やプライム案件が中心新規事業立ち上げ・経営/事業企画・アライアンス戦略などの上流案件が豊富生成AI導入・DX推進・経営戦略など高度テーマにも対応稼働率20〜100%まで柔軟に対応クライアントとのトラブル対応やスケジュール調整を代行手厚いサポート体制を提供継続率90%と高い稼働継続実績▼ランサーズ プロフェッショナルエージェントのサービス詳細はこちらAXIS Solutions(アクシスソリューションズ)AXIS Solutions(アクシスソリューションズ)は、フリーランスのコンサルタント向けのエージェントサービスです。長年の実績で築いた独自ネットワークを活かし、上場企業や大手事業会社からの高単価な直請け案件を多数保有しています。【AXIS Solutions(アクシスソリューションズ)の特徴】上場企業・大手事業会社の直接案件を多数保有案件実績8,000件以上・利用企業数5,000社月額100万円以上の高単価案件に注力直請け案件が多く好条件で参画しやすい独立継続・転職どちらのキャリアにも対応最短1週間で案件参画可能▼AXIS Solutions(アクシスソリューションズ)のサービス詳細はこちらSCB(ストラテジーコンサルタントバンク)SCB(ストラテジーコンサルタントバンク)は、株式会社Groovementが運営する、フリーランスのコンサルタント向けのエージェントサービスです。【SCB(ストラテジーコンサルタントバンク)の特徴】約8割が戦略・業務系の上流案件新規事業・事業計画など意思決定に関わる案件が多いプライム案件・非公開案件も豊富月額150万〜200万円の高単価案件が中心登録者の約85%が収入アップを実現コンサルファーム出身者による手厚いサポート継続率90%以上と高水準副業・兼業向けの低稼働案件にも対応月2回の稼働フォローや負荷調整の代行あり▼SCB(ストラテジーコンサルタントバンク)のサービス詳細はこちらBizDev Consultant(ビズデブコンサルタント)BizDev Consultant(ビズデブコンサルタント)は、新規事業開発(BizDev)に特化したエージェントサービスです。大手企業・コンサルファーム・行政など幅広いクライアントの案件を扱い、上流工程から実行支援まで案件内容は多岐にわたります。【BizDev Consultant(ビズデブコンサルタント)の特徴】新規事業開発の経験を活かしやすい案件が豊富クライアントの幅が広い直請け案件が多い事業計画・サービス企画・マーケ戦略・市場調査・組織構築などに対応▼BizDev Consultant(ビズデブコンサルタント)のサービス詳細はこちらExperty(エキスパティー)Experty(エキスパティー)は、フリーランスのコンサルタントやITエンジニア向けのエージェントサービスです。【Experty(エキスパティー)の特徴】ハイクラス人材に特化戦略策定・DX推進など高単価案件が豊富新規事業開発(BizDev)案件にも強み直請け案件中心で中間マージンが低い半数以上が月額100万円以上の高単価案件給与保証制度を導入▼Experty(エキスパティー)のサービス詳細はこちらCARRY ME(キャリーミー)CARRY ME(キャリーミー)は、専門性の高いビジネス人材と企業をつなぐ案件マッチングサービスです。ダイレクトスカウトとエージェントの両機能を備えており、状況に応じて使い分けられるのが特徴です。【CARRY ME(キャリーミー)の特徴】マーケティング・事業開発・人事など上流人材に特化事業成長に直結する上流工程の案件が豊富スキル登録で企業から直接スカウトが届く専任担当者による条件交渉サポートあり▼CARRY ME(キャリーミー)のサービス詳細はこちらフリーランスの事業企画向けのエージェントの選び方事業企画の案件は、企業ごとに求められる役割が大きく異なります。そのため、エージェントを選ぶ際は、自分が価値を発揮できる領域の案件を扱っているかを見極めることが重要です。ここでは、事業企画職に特化した視点から、エージェントの選び方を解説します。自分の事業企画経験と近い案件を扱っているかまず確認したいのは、自分の経験に近い案件を扱っているかどうかです。事業企画は業務範囲が広く、「事業企画経験あり」として登録しても、実際にはPMO寄りやリサーチ中心の補助業務を紹介されることがあります。反対に、自分の強みに近い案件を多く扱うエージェントなら、これまでの経験を正しく評価されやすくなります。エージェントの登録前や面談時は、次のような観点で確認すると効果的です。新規事業と既存事業改善のどちらの案件が多いか戦略立案寄りか、実行支援寄りか事業責任者の右腕のような立場で入れる案件があるか数値管理だけでなく、事業推進まで担う案件があるか事業企画は、職種名だけでは仕事内容が見えにくい職種です。だからこそ、案件名ではなく中身まで確認し、自分の経験と近い案件を扱うエージェントを選ぶことが大切です。自分が得意なフェーズの案件が多いか事業企画は、企業フェーズによっても求められる役割が大きく変わります。単なる経験年数ではなく、「どのフェーズで成果を出してきたか」が重視されます。そのため、自分の得意なフェーズに合った案件を多く扱うエージェントを選ぶことが重要です。確認のポイントは以下の通りです。スタートアップ案件:0→1の立ち上げ経験が活きるメガベンチャー・成長企業案件:組織化や体制づくりの経験が活きる大手企業の経営企画支援:上流工程や調整力が求められる新規事業案件:仮説検証や事業化の経験が活きる既存事業の改善・再構築:KPI設計やグロース経験が活きるエージェントごとに案件の傾向は異なります。自分の強みと合っているかを事前に確認することが、ミスマッチを防ぐポイントです。事業企画案件の実績紹介があるか信頼できるエージェントは、以下のような案件実績や情報を具体的に公開している点が特徴です。どの企業のどのような課題だったかどの役割で関わったのかどのような成果につながったのか一方で、「事業企画案件が豊富」「幅広い企業に対応」といった抽象的な説明だけの場合は、実態が見えにくいため注意が必要です。事業企画は成果が曖昧になりやすい職種だからこそ、実績を具体的に開示しているエージェントの方が、案件の質も判断しやすいといえます。なお、職種を問わないフリーランスエージェントの選び方については、以下の記事で詳しく解説しています。▼関連記事:フリーランスが利用すべきエージェント一覧!おすすめの活用方法もフリーランスの事業企画職がエージェントを上手に活用する方法エージェントを活用する目的は、自分の強みを正しく市場に伝え、マッチ度の高い案件を継続的に獲得することです。ここでは、フリーランスがエージェント経由で事業企画の案件獲得につなげるための実践的なポイントを解説します。事業企画のポジションを明確にするまず重要なのは、「自分がどのポジションで案件に入りやすいか」を明確にすることです。事業企画は役割の幅が広く、「何でもできます」という状態では、エージェントや企業側が強みを判断しづらく、案件につながりにくくなります。案件獲得につながりやすいのは、ポジションが具体的に定まっているケースです。新規事業の仮説設計〜立ち上げを担える既存事業のKPI設計と改善をリードできる事業責任者の右腕として推進や意思決定支援ができるBizDevとしてアライアンスや事業開発を進められるどの課題に対して価値を出せるのかを明確にすることで、エージェントからの提案精度が高まり、案件獲得につながりやすくなります。どこまでできるかを具体的に伝える事業企画案件では、「どこまで任せられるか」が重視されます。対応範囲が曖昧だと、案件紹介の機会を逃しやすくなります。特に、以下の観点を明確にしておくことが重要です。戦略設計までなのかKPI設計や数値管理まで対応できるのか施策の実行や現場推進まで関われるのか部門横断の調整や意思決定支援ができるのか事業企画は上流だけの役割と捉えられると機会が限られやすいため、実行まで担えることを示すことで、案件の幅を広げられます。エージェントに刺さる形で実績を構成する事業企画は、実績の見せ方によって案件獲得のしやすさが大きく変わります。案件獲得につなげるには、実績を以下の流れで整理することが重要です。どのような事業課題があったかどの領域を自分が担当したかどんな施策を設計・実行したか結果として何が改善・前進したか例えば、「事業計画を策定した」ではなく、「売上成長が鈍化していた事業に対し、KPI構造の見直しと施策の優先順位を再設計し、改善の打ち手を整理した」と伝える方が、価値が伝わりやすくなります。事業企画は「任せられるかどうか」が重視される職種です。成果ベースで実績を伝えることが、案件獲得の前提になります。次につながる実績を意識するフリーランスの事業企画職は、どの案件を積み重ねるかによって市場価値が大きく変わります。そのため、エージェントは目先の案件獲得だけでなく、「次につながるか」という視点で活用することも重要です。例えば、以下のようなケースによって、選ぶべき案件は変わります。新規事業の立ち上げ実績を積みたいのかグロースや改善の経験を深めたいのか経営企画寄りの経験を増やしたいのかフリーランスの事業企画職は、エージェントを単なる紹介手段ではなく、キャリア設計のツールとして活用することが、長期的な成長につながります。複数のエージェントを使い分ける事業企画案件は、エージェントごとに扱う領域や強みが大きく異なります。1社に依存すると機会を逃しやすいため、複数のエージェントを使い分けることが重要です。以下のように役割ごとに使い分けることで、案件の幅が広がり、条件の比較もしやすくなります。新規事業に強いエージェントグロースや実行支援に強いエージェント副業や低稼働案件に強いエージェント事業企画は案件数が限られる分、接点を増やしながら、質で選ぶ視点が重要です。フリーランスの事業企画向けエージェントに関するよくある質問最後に、フリーランスの事業企画職がエージェントについて抱きやすい疑問を解説します。どのような案件が多い?事業企画向けのエージェントでは、事業を前に進めるための上流〜推進支援の案件が中心です。主に以下のような内容が多く見られます。新規事業の立ち上げ支援既存事業の改善・グロース支援事業計画やKPI設計の支援経営陣や事業責任者の右腕としての推進支援BizDevやアライアンス推進事業企画・経営企画部門のプロジェクト支援一方で、「事業企画」と記載されていても、実際にはリサーチや資料作成、PMO的な進行管理が中心の案件も少なくありません。つまり、事業企画案件といっても内容は幅広く、関わるフェーズや役割は案件ごとに異なります。単に案件の有無ではなく、自分の強みを活かせる役割かどうかを基準に見極めることが重要です。どのような経験が評価されやすい?事業企画向けのエージェントで評価されやすいのは、事業を実際に動かした経験です。特に次のような実績が重視されます。新規事業の立ち上げ経験既存事業の改善・グロース経験KPI設計や数値改善の経験複数部門を巻き込んだ推進経験経営層や事業責任者に近い立場での支援経験アライアンスやBizDevの経験戦略設計だけでなく実行まで関わった経験フリーランスは肩書きではなく再現性で評価されます。どのように事業を動かし、成果につなげてきたかを具体的に示せるかが、案件獲得の鍵になります。副業レベルの低稼働案件はある?事業企画向けのエージェントでは、数は多くないものの、副業レベルの低稼働案件も存在します。主に以下のような内容が中心です。新規事業の壁打ち支援経営陣や事業責任者へのアドバイザリーKPI設計や事業レビューの支援BizDevやアライアンスのスポット支援初期構想フェーズの伴走支援これらの案件は、週1〜2日や月数回の定例、短期プロジェクト単位での関わりが多く、フルコミットを前提としない柔軟な働き方が可能です。副業からフリーランスへの移行を考えているケースにも適しています。事業企画とBizDev・経営企画・PMOはどう違う?それぞれの役割を整理すると、以下のようになります。事業企画:事業の成長や推進に向けた企画・設計・改善を担うBizDev:事業開発や提携、販路開拓など新たな収益機会を創出する経営企画:全社戦略や経営管理、中長期計画など経営寄りの業務を担うPMO:プロジェクトの進行管理や関係者調整など運営面を支えるただし、実務では役割が重なるケースも多く、「事業企画」とされていてもBizDev寄りやPMO寄りの業務になることがあります。そのため、職種名だけで判断せず、どの課題に向き合うのか・何を期待されているのか・どこまで担うのかを確認することが重要です。まとめエージェントを活用すれば、自分に合った案件を見つけやすくなります。事業企画は、見せ方と案件選びによって市場評価が大きく変わる職種です。同じ経験でも、どう伝えるか、どの案件を積み重ねるかによって、次に紹介される案件の質や単価は大きく変わります。そのため、エージェントは受け身ではなく、自分の価値を伝え、キャリアを設計するためのツールとして主体的に活用することが重要です。目先の案件だけでなく、「どんな実績を積み、どの方向に進みたいか」を意識することで、継続的に自分に合った案件を獲得しやすくなります。職種問わず、フリーランスにおすすめのエージェントサービスは、以下の記事で紹介しています。特徴や使い方も解説しているので、参考にしてください。▼関連記事:フリーランスが利用すべきエージェントを紹介!おすすめの活用方法も