「会社員としての人事経験を活かして、フリーランス人事として働きたい」「フリーランス人事としての仕事は、どうやって獲得するのだろう」これまで人事経験を持つ方の中には、このような思いを抱えている方も多いでしょう。企業と業務委託契約を結び、フリーランス人事として働くことに興味があるけれど、一歩踏み出せないという方もいるかと思います。本記事では、フリーランス人事と会社員人事の違いや仕事内容・年収などを解説します。実際の案件例や案件の獲得方法なども交えて解説するので、これからフリーランス人事を目指したい方はぜひ参考にしてみてください。個人で人事業務を受託するフリーランス人事とは?フリーランス人事とは、個人事業主として企業から人事業務を受託して働く人を指します。はじめに、フリーランス人事と会社員人事の違い、フリーランス人事の市場についてチェックしていきましょう。フリーランス人事と会社員の違いフリーランス人事と会社員人事の仕事の大きな違いは、雇用形態と働き方です。フリーランス人事は業務委託契約、会社員の場合は雇用契約です。そのため、フリーランス人事は、委託された業務に対して報酬が発生します。契約書の内容次第で、業務内容や働く場所、稼動時間、報酬、契約期間などが異なります。会社員人事は、労働基準法や会社の就業規則に基づいて仕事をします。基本的に出社して決められた業務に対して、週5日、定時までの労働時間を費やすことで、毎月の給与が支払われます。仕事内容は、フリーランス人事と会社員で大きな差はありません。採用活動や労務管理などの人事職に従事します。ただしフリーランス人事は、人事業務全般を委託する場合もあれば、採用活動など特定の仕事内容だけを依頼される場合もあります。特定の仕事を依頼される場合は、専門知識がある従業員がいない場合の補填や欠員を埋めるため参画するケースが多いです。また、社員の個人情報を扱ったり、会社の機密情報に触れる場合は、業務が制限されることもあります。フリーランスは会社員とは違い、外部の人間という扱いになるということを感じる場面があるかもしれません。フリーランス人事の市場次にフリーランス人事の市場感について解説します。まず、コロナ禍を経てリモート勤務が広がり、自由な働き方としてフリーランス人口が増加しています。ランサーズ株式会社が行った「新・フリーランス実態調査 2021-2022年版」によると、2020年のフリーランス人口が1,062万人に対し、コロナ禍に突入した2021年には1,518万人に増加。さらに経済規模も2020年は17.6兆円から、2021年は25.5兆円に拡大しました。これらの統計から、フリーランスの活躍の場が増えていることが読み取れます。また2025年卒の採用活動は、新型コロナウイルスが第5類に移行してからはじめての新卒採用になります。コロナ禍が落ち着き、新卒採用を再開する企業も出てくることが予想されるので、フリーランス人事のニーズはどんどん拡大していくでしょう。フリーランス人事の仕事内容ここでフリーランス人事の主な仕事内容を5つ紹介します。採用の支援(中途採用・新卒採用)中途及び新卒の採用活動を行うにあたり、採用担当者として主に次の業務を担当します。採用計画・方針の策定募集業務(エージェント対応・採用媒体管理・スカウト業務・採用イベント)選考時の面接採用者のクロージング入社手続きの社内連携採用を行うにあたっての計画と方針の策定から始まり、それを元に募集をかけ、面接・採用活動を行っていきます。採用人数が多く、採用の難易度の高いポジションほど、採用業務は大変です。また企業によっては、選考途中で担当部署の責任者が面接対応する場合があります。採用の方針決定も選考も人事担当者1人で行うわけではないので、他部署との連携や意思疎通が重要です。人事組織体制・人材活用の戦略策定人事のプロとして、人事の組織体制の構築や人材活用の戦略策定など、取引先企業の人事体制の統括・成長を担います。組織体制を整えたいけれど知見のある人材がいない場合、外部から招いたプロの意見を交えて、より良い体制を作る必要があります。業務委託されたフリーランス人事は、企業の理念やこれまでの背景、従業員の考え方やいま抱えている思いを理解すること、さらに経営層とも意見を交わしながら、業務を進めていきます。組織構築の人事のプロとしての深い知見や、コミュニケーション力など、高いスキルが求められる仕事です。社員育成の支援(教育・研修)入社した社員の教育・研修もフリーランス人事の大切な仕事の一つです。教育方針の策定教育内容のプログラム作成研修の企画・準備研修の実施・講師として登壇新入社員研修や中途採用者の研修、さらに階層別研修やマネジメント研修など、企業ではさまざまな研修を行います。教育方針やプログラムの作成、研修はフリーランス人事が企業内で行います。職種や業界に特化した専門的な研修の講師は、外部講師を招くケースも多いです。その場合の講師の選定や依頼、調整などを行うこともあります。逆に、外部講師として研修での登壇のみを依頼される場合もあります。労務管理業務の代行勤怠や給与支払にまつわる管理・手続きなど労務管理業務の代行も、フリーランス人事の仕事の一つです。従業員の勤怠管理健康保険や雇用保険などの手続き給与の支払手続き入社・退職者の手続きメンタルヘルス対応労働基準法に基づきながら、社員が安心して働ける環境をサポートします。特に、労務管理業務における国家資格である社労士の資格があれば、重宝されるでしょう。人事評価制度の策定社員の職位や給与に直結する人事評価制度の策定も、フリーランス人事の仕事の一つです。人事評価制度の設計・運用職位や給与基準の策定評価面談の実施現場での評価の取りまとめ人事評価制度の設計・運用は、誰もが納得できるもの、正当である必要があります。特に職位や給与基準の策定は、従業員の人生を左右する重要度の高い業務であるといえるでしょう。またこれらの制度の質が、従業員のモチベーションや採用におけるブランディングにも直結します。誰もが納得できるものであるために、企業のビジョンを把握したり、社員一人ひとりの思いを理解したりすることが大切でしょう。フリーランス人事の年収フリーランス人事の年収はいくらか、気になるところです。フリーランス・副業人材のマッチングサービスのSOKUDANに掲載された求人を元に、フリーランス人事の平均年収・月収・時給を調査しました。年収:546万円月給:46万円時給:2,307円厚生労働省が運営する職業情報提供サイトjobtagによると、日本の人事職の平均年収は490.7万円と発表されています。フリーランス人事の場合、これまでのスキルや専門性を評価した上で、人事のプロとして採用されるケースが多いです。そのため、一般的な人事職より高い収入を得られる可能性があります。フリーランス人事をはじめとした、フリーランスバックオフィス職の年収については、関連記事「フリーランスバックオフィス職の平均年収・時給レポート(広報・IR、人事、コーポレート)」で詳しく解説しています。フリーランス人事の案件例では、実際の人事のフリーランス案件をみてみましょう。案件例1:採用担当者SOKUDAN案件:【フルリモート/フレックス】講師採用をしてくださる採用担当者募集【業務内容】面談業務合否の判定スカウト業務【募集要項】報酬:2000円/時稼働時間:週20時間程度勤務時間:10:00~18:00の間【求められる経験・スキル】・面接の実務経験人事チームのメンバーとして、採用業務をメインにした案件です。面談とスカウトをメインに、採用活動のコアメンバーとして運用を主体的に行っていくことが主な業務です。面談をメインにした案件の場合、面談の実務経験、また人と話すことが好きであることが求められます。企業にもよりますが、平日日中稼働できることが条件であることも多いです。案件例2:人事・評価制度の策定SOKUDAN案件:新たな人事制度・評価制度の整備を行なっていただく方を募集します!【業務内容】人事・評価制度の作成【募集要項】報酬:40,000円~/月 ※相談可能稼働時間:週1〜2時間企業の人事担当者に代わって、人事・評価制度の作成を行う仕事です。「社員が安心して働けるように、人事・評価制度を整えたい……」という思いはあるものの、人事に対する知見がある人がいないという企業は多くあります。人事・評価制度の作成経験はもちろん、募集企業の業界での勤務経験があると、より企業の背景や現場の状況を深く理解しながら人事・評価制度を作成できるでしょう。案件例3:人事戦略のプロ顧問KENJINS案件:事業成長を加速させる人事戦略を担う人事のプロ顧問募集!【業務内容】人事のプロ顧問として、人事業務全般を担当採用活動新入社員の研修人事制度の立案・運用など【募集要項】報酬:30万円~50万円/月稼働時間:週2日~人事経験をフルに生かし、人事業務全般を統括する業務です。責任あるポジションですが、その分報酬も高く、また企業の活性化に直結するのでやりがいがあるでしょう。プロ顧問として携わる案件では、経営層の近くで仕事をできるのも魅力の1つです。案件例4:採用アシスタントSOKUDAN案件:【基本リモ】医療系メディア企業で採用アシスタント!【業務内容】応募者のエントリー管理面接日程の調整採用業務に関する電話対応や事務作業 【募集要項】報酬:1,700~1,800円/時稼働時間:月~金曜(週5日勤務)実働8時採用アシスタントとして、採用にまつわる事務業務全般をサポートする案件です。エントリー管理や日程調整など、応募者毎に個別の対応を行うため、マルチタスク能力が求められます。採用アシスタントの場合、事務職経験があれば人事関連業務未経験でもチャレンジできる場合もあります。フリーランス人事として働く5つのメリットフリーランス人事の仕事内容や案件例を理解したところで、フリーランス人事として働く5つのメリットを紹介します。ライフスタイルにあわせて働きやすいフリーランス人事は、週1〜2時間〜勤務可能な案件や採用活動の繁忙期のみの短期案件など、さまざまな稼働条件の案件があるため、ライフスタイルにあわせて働きやすいです。例えば子育てをしながら働きたい方は、お子さんが学校に行っている間の時間帯に採用アシスタント業務をリモートで行うことができます。会社員としてフルタイムで働くのは難しいけど、人事経験を活かしたい方、フリーランス人事として複数の案件を掛け持ちして収入アップを目指したい方などには、大きなメリットといえるでしょう。人事の中での専門分野のスキルを高めることができるフリーランス人事は、特定の人事の専門分野のスキルを高めることが可能です。小さな企業では「正社員ひとり人事」として、人事は業務分担をせず、採用活動から労務管理業務まで、人事業務全般を任される場合があります。会社員は自分で仕事が選べず、任された仕事をすることになります。ひとり人事だと、幅広い業務知識が身につく半面、「広く浅いスキルしか身につけられない……」という場合があるのも事実です。しかし、フリーランス人事なら自分が興味のある分野に特化して業務に携わることが可能です。採用面接のプロとして、企業の人事担当者に面接の指導をする、社労士の国家資格を取得して労務管理業務に特化して働くなど、特定分野のスキルアップ・プロを目指せます。人事経験を活かして年収アップを目指せるフリーランス人事は、経験とスキルを元にプロとして現場に参加することが求められます。フリーランス人事の年収で紹介した通り、平均月給46万円、平均時給2,307円と高単価の案件が多いので、年収アップを目指すことが可能です。またフリーランス人事は、複数の案件を掛け持ちできること、経験を積んで報酬アップを狙うことで、努力次第で年収アップを図れます。頑張りが収入に直結するからこそ、モチベーション高く頑張れるのは、フリーランス人事の魅力です。さまざまな業界で人事経験を積めるフリーランス人事は、複数の案件を掛け持ちできるので、さまざまな業界で人事経験を積めます。さまざまな業界で人事経験を積むことは、自分の視野を広げ、経験値を高めることにつながるのが大きなメリットです。どの業界でも対応できるフリーランス人事を目指す、自分と相性が良い業界を見つけて、特定の業界に長けた人事フリーランスを目指すなど、今後の方向性を決めていくヒントになるでしょう。人事以外の仕事にもチャレンジしやすいフリーランス人事は、人事職しかやってはいけない……ということはありません。フリーランスだからこそ、人事以外の仕事にもチャレンジできるのは大きなメリットです。例えば、フリーランス人事と並行して、ライター業やSNSマーケティングにチャレンジして、新たなキャリアの開拓や違う職種へのチャレンジができます。フリーランスとして働くにあたり、収入源や収入につながるスキルを複数持つことは精神的な安定、経済的安定につながるのでおすすめです。フリーランス人事として働く4つのデメリットフリーランス人事としてメリットを踏まえ、デメリットも4つ紹介します。収入が不安定になりやすい企業と業務委託契約で働くフリーランス人事は、会社員と比べるとどうしても収入が不安定になりがちです。特にフリーランス人事は、採用活動の繁忙期だけスポット採用するケースも多くあります。安定した収入を得るために、常に複数の企業と契約を結んでおく、定期的に営業活動を行うなどの工夫をする必要があることを覚えておきましょう。自分で案件を獲得しなければならないフリーランス人事の需要は増加していますが、現時点では案件数が豊富で選び放題……という状況ではありません。特に人事職の中でも専門分野に特化した案件は、業務内容や求められるスキルが限定的になるため、マッチング率が下がりやすい傾向にあります。自分に合った案件を獲得するためには、フリーランス人事の案件を獲得しやすいマッチングサービスの活用がおすすめです。記事の後半で、フリーランス人事におすすめのマッチングサービスを紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。人事の経験が少ないと案件の獲得が難しいフリーランス人事は、未経験歓迎の案件が非常に少ないです。人事経験が浅くても応募できる案件もありますが、人事業務に関連する事務作業や低単価の案件が中心です。人事職は、さまざまな専門知識と現場経験が求められる仕事なので、未経験からフリーランス人事を目指す場合は、次の2つの方法をおすすめします。企業で人事経験を積んだ後、フリーランス人事として独立する未経験可能の副業案件にチャレンジし、経験を積むいきなりフリーランス人事を目指さず、企業で経験と実績を積み重ねる方法は、着実に経験を積みやすいのでおすすめします。会社員と並行して副業で、未経験可能の案件から経験を積む場合、はじめのうちは単価が低いことを覚悟しましょう。また企業と信頼関係を構築してワンランク上の業務にチャレンジをしたいと願い出たり、人事に関する知識を身につけていったりする姿勢が大切です。社員との関係構築が難しいフリーランス人事の場合、業務委託先の社員との関係構築が難しいケースが多いです。業務委託契約のため、どうしても距離感が生まれたり、委託される業務が限定的な内容だったりすることから、企業の一員として馴染みにくい場合があります。また近年はリモート勤務可能な案件が多いことも、人間関係の構築が難しいことにつながっているでしょう。しかし、業務を進めていくにあたって関係構築は大切です。一度企業に直接訪問して対面で話したり、オンラインでも良いのでざっくばらんに会話する場を設けてもらったりするなど、関係構築する工夫・姿勢を持ちましょう。フリーランス人事に求められるスキルここで、フリーランス人事に求められる3つのスキルを紹介します。人事の各専門スキルフリーランス人事として働く場合、人事経験と人事の専門スキルが求められます。人事スキルがないと、フリーランスでの案件獲得は難しいです。そのため、採用や人事組織の構築、労務管理業務など、人事業務にまつわる何かしらの専門スキルを身につけておきましょう。またフリーランス人事は特定の業務だけ依頼されるケースも多くありますが、全ての業務はつながっています。そのため、経験を積んでいく中で人事職全般のスキルを身につけることで、自分が対応できる案件の幅が広がり、収入アップを目指せるようになるしょう。コミュニケーション力人事職は、コミュニケーション力が非常に求められる仕事です。企業の一員として面接官として求職者と接したり、人事制度を構築するにあたって社員と対話を重ねたりする場面が多くあります。特に面接では、企業の顔をして求職者に見られる場面もあれば、人事のプロとして積極的なアイデアを求められる場面もあるので、コミュニケーション力は必須といえるでしょう。またフリーランス人事として働くにあたり、案件を獲得して仕事を継続していくために、適切なコミュニケーション力も必要です。プロジェクト管理力フリーランスとして、また人事職としてプロジェクト管理力も求められます。フリーランスとして、複数の企業と契約し、案件を並行して進めるケースが多いです。そのため、各企業の案件・スケジュールを管理して滞りなく進めるスキルが求められます。また人事職としては、採用スケジュールに沿って設定した採用目標人数を採用できるように業務を進めたり、期日までに労務関係の手続きを行ったりするなどの管理力が必要です。人事のフリーランス案件を獲得する方法フリーランス人事として活躍するための案件獲得方法を4つ紹介します。フリーランスのマッチングサービスを活用するフリーランス向けのマッチングサービスでは、フリーランスに特化した案件を扱っているので、自分の要望に合った案件を見つけやすいです。またマッチングサービスによっては、エージェントによるサポートやフリーランス向けの福利厚生制度を利用することができます。経験が浅い方から経験が豊富な方向けなど、マッチングサービスによって取り扱っている案件が異なるので、複数のサービスを利用して自分に合った案件を見つけましょう。後述のフリーランス人事におすすめのマッチングサービス4選で、おすすめのサービスを紹介しているので、ぜひご覧ください。直接企業へ営業活動を行う少しハードルが高く感じるかと思いますが、企業へメールで営業活動を行う方法もあります。業務委託での募集がかかっていなくても、自分の経験や熱意をアピールすることで、案件獲得につながることも可能です。営業メールを送る際は、次の内容に注意しましょう。件名をピンポイントでわかりやすく記載する自分の強み・実績を記載する企業にとって採用するメリットを記載する営業時間内に連絡するある程度テンプレートを作ることは問題ありませんが、企業ごとに合わせた訴求文を記載することを心掛けてください。また企業から返信があった際は、なるべく早く返信するようにしましょう。知人やコミュニティからの紹介知人やフリーランスのコミュニティなど、知り合いからの紹介も案件を獲得するための一つの手段です。知人やコミュニティからの紹介の場合、知り合いの伝手で採用されやすい、条件交渉がしやすいといったメリットがあります。またフリーランス協会が発表した「フリーランス白書2022」によると、フリーランスの仕事獲得経路は人脈が32.9%、過去・現在の取引先が30.9%と、60%以上のフリーランスが紹介から仕事を得ていることがわかっています。紹介の場合、営業コストを大幅に削減できること、信頼関係の上乗せにつながるので、フリーランス間のつながりを大切にしておきましょう。現職の契約を業務委託に切り替える現在企業で人事職に従事している場合、退職するのではなく業務委託契約に切り替えるのもおすすめです。元々働いていた職場を退職せず、業務委託契約に切り替えるのには次のようなメリットがあります。既に人間関係を構築できている環境で働けるノウハウがわかる環境で安心して働ける企業側が正社員から業務委託への移行を許可してくれた場合、これまでの経験を活かしつつ、いまの自分に合った勤務日数・勤務時間に変更してもらい、ライフスタイルに合わせた働き方ができる可能性があります。既に人間関係を構築できていて、さらに業務のノウハウを把握している環境で働けるのは、大きな安心感があるでしょう。フリーランス人事におすすめのマッチングサービス4選最後に、フリーランス人事として案件を獲得する際におすすめのマッチングサービスを4つ紹介します。複数のサービスを活用することで、自分に合った案件を見つけやすくなるので、複数のサービスに登録するとよいでしょう。SOKUDANSOKUDANは、フリーランス・副業の方に特化したマッチングサービスです。フリーランス人事をはじめ、エンジニアやマーケターなど幅広い職種を募集しています。フリーランス人事を目指したい方にとって、魅力的なポイントがこちら。取扱案件のうち92%以上がフルリモート案件週1日~中長期の案件があるので仕事をみつけやすい募集案件の平均単価が32.1万円SOKUDANで扱う案件のうち92%以上がフルリモート案件で、さらに週1日~中長期の案件まで幅広く扱っているので、自分の勤務条件に合う案件が見つけやすいです。さらにプロ人材と企業を結ぶことをコンセプトにしているため、募集案件の平均単価が32.1万円と高単価になっているので収入アップを目指せます。人事プロパートナーズ人事プロパートナーズは、人事のプロフェッショナルと成長企業をつなぐフリーランス人事専門のマッチングサービスです。人事経験を持つアドバイザーがフリーランス人事一人ひとりに合った企業とのマッチングをサポートしてくれます。これまで5,000人以上のフリーランス人事をサポートしてきた実績、また国内大手企業との取引が多くあるのが強みです。WarisWarisは、人事職をはじめ、経営企画やマーケティング、広報などの事務系総合職の案件を扱う女性フリーランス向けマッチングサービスです。既にフリーランスとして活躍している方はもちろん、これからフリーランスを目指す方の支援も積極的に行っています。実際にWarisを利用して正社員からフリーランスに転身し、正社員時より収入アップを実現できたという声も上がっています。女性に特化したサービスのため、結婚や出産に伴うライフステージの変化に寄り添いながら、サポートしてもらえるのはWarisならではの強みでしょう。家庭とキャリア形成を両立しながら、フリーランス人事を目指したい方はぜひ利用してみてください。ランサーズランサーズは、登録者数110万人、利用企業数40万社を誇る日本最大級のクラウドソーシングの1つです。フリーランス人事の経験が浅い方も応募できる初心者向けの案件から、経験を積んだ方向けの上級者向け案件まで幅広く扱っています。またランサーズではフリーランスの成長につながるサービスを多数展開しています。週3~5日勤務の案件を中心とした案件紹介サービス「Lancers 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