成果物を納品した後に、クライアントから「ここをもっと修正してほしい」「こちらの対応もお願いしたい」などと、無償で何度もやり直しを指示されたことはありませんか?クライアントがフリーランスに対して次々と要望を追加し、当初の契約範囲を超えた作業が求められるケースが問題になっています。このような依頼に無償で対応し続けると、フリーランスにとって時間的にも精神的にも負担が大きく、収益に影響することもあります。しかし、修正を拒否することで、クライアントとの関係性の悪化も懸念されるため、対応が難しく悩むフリーランスは多いでしょう。この記事では、フリーランスが無償での修正リスクを減らす方法と、トラブルが起きた場合の対応を、事例を交えながら分かりやすく解説します。この記事を読んで、不当なやり直しに対する適切な対処方法を把握してくださいね。フリーランス新法によって不当なやり直し(修正依頼)は禁止に2024年11月に施行されたフリーランス新法では、発注事業者による不当な要求からフリーランスを保護するために、発注事業者にさまざまな義務が設けられています。その中で、不当な修正依頼は「不当な給付内容の変更・やり直し」として禁止されるようになりました。この規定では、フリーランスに非がないにもかかわらず、発注事業者が費用を支払わずに、修正や追加作業を求めるケースを禁止しています。例えば、発注事業者の都合による仕様変更や、当初の契約範囲を超える要望が後から発生した場合が該当します。修正対応はフリーランスの義務と考えている発注事業者も多い公正取引委員会と厚生労働省が実施した「フリーランス取引の状況についての実態調査」によると、不当な給付内容の変更ややり直しが発生したと認識する割合は、フリーランス側では13.7%であるのに対し、発注事業者はわずか0.4%に留まっています。この認識の差は、発注事業者側が「修正対応はフリーランスの義務」と考えていることが原因といえるでしょう。発注事業者が修正に関わる追加料金や作業時間を考慮せず、修正が「当然のサービス」とみなしていることで、フリーランスに過剰な負担がかかる状況が生まれているのです。不当なやり直しに該当する報道も下請法違反のケースではあるものの、フリーランスに何度も無償でやり直しさせたとして、以下の事例が報道されて注目を集めました。【2024年6月の報道】食品などに使用するラベルの印刷会社が、フリーランスを含む複数の事業者に最大15回のやり直しを指示デザインのやり直しは計2万4000回に上るとして、公正取引委員会が印刷会社に勧告【2024年11月の報道】VTuberの制作大手会社が、キャラクターデザインを委託する下請事業者23社に対して、無償で最大7回のやり直しを要求不当なやり直しの要求は合計約240回に上り、公正取引委員会が勧告下請法で不当なやり直しの禁止が規定されたのは2003年ですが、2024年6月報道の印刷会社の事例は、規定されて以降初めての勧告だったそうです。フリーランス新法で不当なやり直しが改めて定められましたが、正しい認識が浸透するのには時間がかかると見込まれます。そのため、フリーランス自身がしっかり対策をとることが重要です。▼関連記事:【2024年11月施行】フリーランス新法とは?変更内容や注意点を解説▼関連記事:世界一分かりやすく!フリーランス新法をフリーランス向けに解説フリーランスへの不当なやり直しに該当する事例続いては、フリーランス新法で禁止されている、不当な給付内容の変更・やり直しの具体的な事例を紹介します。自分のケースに置き換えて、どのような事例が違反に当てはまるのかをしっかり確認しましょう。納品後に上司からのNGが出てやり直しが発生担当者のOKをもらって進めていたものの、納品後に上司からのNGが出てやり直しになった、フリーランスライターのAさんの事例です。事例詳細Aさんは、企業から指定されたテーマに基づいて記事構成を考え、その後、原稿を執筆・納品するという記事執筆の依頼を受けました。構成案を作成してクライアントの担当者に確認したところ、「この内容で進めてください」との了承を得て、Aさんは原稿作成を進めました。しかし、原稿納品後に担当者の上司が確認すると、「この訴求では弱い」「構成案からやり直してほしい」とのNGが出てしまいました。Aさんは担当者の指示に従い、最初から別の構成案を作成し、それに基づく新たな原稿を納品しましたが、追加で発生した修正作業に対して報酬は支払われませんでした。解説構成案が担当者によって承認されているにもかかわらず、記事の完成後に上司の判断でやり直しが発生しているのは、Aさんに非がないため不当なやり直しに該当します。このケースでは、構成案の作成時点で担当者が上司に確認を取るべきだったため、1本目の記事に対する費用も受け取る権利があります。担当者によって指示が異なり何度もやり直しが発生担当者によって指示が異なり、何度もやり直しが発生したフリーランスWebデザイナーのBさんの事例です。事例詳細Bさんは、クライアントのWebサイトのデザインと制作を請け負いました。当初、1名の担当者が対応し、やり取りや進行はスムーズに進んでいました。しかし、途中から担当者が増え、それぞれの担当者が異なる修正指示を出すようになったのです。例えば、ある担当者が「この部分はシンプルなデザインに変更してほしい」と指示した翌週、別の担当者が「もっと情報を詰め込んだレイアウトにしてください」と矛盾する指示を出す、といった状況になることもありました。Bさんは何度も修正を行いましたが、修正依頼が重なるにつれて納期に遅れが生じ、予定していた工数も大幅に超過してしまいました。解説担当者ごとに指示が異なり、フリーランスの作業の効率が著しく悪化しています。発注事業者の内部管理の問題であり、フリーランスに過剰な負担をかける行為です。フリーランス新法では、このような修正作業も無償で求めることは禁止されています。曖昧な修正指示によってやり直しが多発クライアントからの曖昧な修正指示によってやり直しが多発した、フリーランスプログラマーのCさんの事例です。事例詳細Cさんは、クライアントからWebアプリの開発を依頼されました。クライアントは初期段階で仕様書を提供し、Cさんはその内容をもとに開発を進めました。初期バージョンのアプリを納品したところ、クライアントから「もっとシンプルにしてほしい」「ユーザーが直感的に使えるように」といった漠然としたフィードバックが返ってきました。Cさんは指示にもとづいて修正を加えたものの、次の段階で「操作性はよくなったが、デザインが物足りない」「ほかのシステムとの連携がうまくいっていない」などといった指摘が出されたのです。Cさんは何度も曖昧な指示を受けて修正に対応したうえに、ほかのシステムとの連携は当初の契約になかったため、最終的には予定を大幅に超える作業を行うことになりました。しかし、追加の修正に対しては報酬が発生せず、大きな負担となりました。解説このケースでは、クライアントの修正指示が具体性を欠いていたため、Cさんは修正のたびに方向性を探りながら作業を進めざるを得ませんでした。さらに、後から発生した「ほかのシステムとの連携」に関する修正は、当初の契約範囲を超えるものであり、追加料金が発生するべき内容でした。▼関連記事:【トラブル事例】フリーランスが契約外の仕事を受けるリスクとは?対応策や交渉術なども解説不当なやり直しに該当しないケースフリーランス新法は、発注事業者による不当な修正依頼ややり直しを禁止することを目的としています。しかし、すべてのやり直しが違反になるわけではありません。以下のように適切な条件や理由があれば違反とならないため、フリーランスは迅速に修正対応しましょう。フリーランスが納品した成果物の質が明らかに低い場合成果物の内容が当初の指示や仕様書と異なる場合事前にクライアントと取り決めた基準に収まる修正の場合不当なやり直しに対するクライアントへの交渉術・対応策不当な修正による負担を避けるためには、落ち着いて適切に交渉することが重要です。フリーランスがどのように対応すべきか、具体的な方法を紹介します。やり直しの範囲外であることを冷静に説明して報酬交渉する不当な修正依頼があった場合は、まずその修正が契約内容や最初の指示に合致しているかを確認しましょう。もし修正依頼が範囲外である場合は、クライアントに冷静にその理由を説明し、報酬の見直しを提案することが大切です。例えば、契約書やメールで交わした初回の合意内容をもとに、修正内容が対応範囲を超えていることを具体的に指摘しましょう。また、修正にかかる作業時間や労力を明確に伝え、料金の増加が必要であることを説明することで、クライアントに不当な修正が追加料金を伴うことを理解してもらえるでしょう。【メール例文】件名:修正対応に関するご確認〇〇様いつもお世話になっております。〇〇です。修正のご指示につきましてご連絡いただきありがとうございます。修正内容につきまして改めて確認いたしましたところ、当初のご依頼内容から変更が加わる点があり、契約書に記載された範囲を超える可能性があることが判明しました。具体的には、以下の点が変更または追加された部分かと存じます。・(例:新たに追加された要素や、当初の指示とは異なる修正要求)・(例:内容が追加されることで、想定していた作業時間を超えている点)上記は修正対応の範囲外となり、追加の対応が必要となるため、追加料金が発生することをご承知おきいただけますと幸いです。なお、修正作業に要する時間については、〇時間程度を見込んでおります。修正作業につきまして、以下に追加料金を記載いたしますので、ご確認とご承認のほどお願いしたく存じます。追加作業料金:〇〇円修正完了予定日:〇〇日もしご不明点やご質問がございましたら、お気軽にご連絡いただけますと幸いです。ご確認のほど、よろしくお願い申し上げます。質問を重ねてクライアントのやり直しの意図を深掘りするクライアントからの修正依頼が漠然としている場合は、その意図を明確にすることが重要です。具体的に「どの部分が気になるのか?」「どのように変えれば満足いただけるのか?」といった質問を繰り返すことで、クライアントが本当に求めている修正が何であるかを把握できます。【メール例文】件名:修正内容についての確認〇〇様お世話になっております。〇〇です。先日ご連絡いただいた修正内容につきまして、数点確認させていただきたい点がございます。お手数ですが、以下の点についてご回答いただけますでしょうか?①「もう少し〇〇にしたい」とのお話でしたが、具体的にどの部分が気になるのか、さらに詳しくお伺いできればと思います。②修正後の完成形において、特に重視される点(デザインや機能性など)についてもお伺いさせていただけますと幸いです。③修正ご依頼箇所の中で、最も重要で、優先して対応すべき箇所をご教示いただけますでしょうか。ご質問が多くて申し訳ありませんが、これらを明確にすることで、よりスムーズに修正作業を進めることができるかと思います。お忙しいところお手数をおかけいたしますが、ご回答お待ちしております。コミュニケーションチャネルを統一してスムーズにやり直しできるよう依頼する修正依頼が複数の担当者から異なる方法で届く場合は、誤解や認識の食い違いが生じることがあります。このような事態を避けるためには、修正依頼を受ける際の窓口を1人の担当者に限定し、すべての修正指示をまとめてもらうようお願いすることが有効です。【メール例文】件名:修正依頼の窓口についてのお願い〇〇様お世話になっております。〇〇です。修正依頼に関してご指示いただきありがとうございます。1点お願いがございまして、今後のやり取りをより効率的に進めるため、ご連絡いただくご担当者様をおひとりに絞っていただけますでしょうか。複数のご担当者様から修正依頼をいただくと、内容の確認に時間がかかり、誤解や認識のズレが発生する可能性があるため、ぜひご協力いただければと思います。修正内容のご連絡をまとめていただき、その窓口の方から指示をいただけるとスムーズに進行できるかと思います。お手数をおかけいたしますが、ご確認のほどよろしくお願いいたします。必要に応じて相談窓口を利用する交渉が平行線になり、トラブルに発展しそうな場合は、「フリーランス・トラブル110番」や「下請かけこみ寺」などのフリーランス向けの相談機関を利用するのも1つの手です。フリーランス・トラブル110番は、フリーランスに特化した無料相談窓口です。厚生労働省からの委託で、東京第二弁護士会が運営しています。不当なやり直しや報酬の未払い、買いたたきなどフリーランスが遭遇しやすいトラブルに対して、専門的なアドバイスを受けられます。下請かけこみ寺は、中小企業やフリーランスが抱える取引上のトラブル解決を支援する無料の相談窓口です。経済産業省が全国48ヶ所に設置し、対面や電話、メールなどでの相談に対応しています。フリーランスとして長く安心して働くためには、自分1人ですべて背負おうとせず、専門家の助けを借りて相談することも大切です。▼関連記事:フリーランスは誰に相談すればいい?無料窓口やトラブル回避方法も紹介フリーランスが不当なやり直しを防ぐ方法不当なやり直しを防ぐためには、案件に着手する前にクライアントとしっかりと取り決めを行い、作業中にも意識的に進捗を確認していくことが大切です。この段落では、フリーランスが不当なやり直しを防ぐための具体的な方法を4点紹介します。以下の対策を意識することで、不当なやり直しを防ぎ、フリーランスとしての仕事をよりスムーズに進めることができるでしょう。契約書にやり直しに関する内容を盛り込む契約書に修正の範囲や回数、追加料金の発生条件を明記することで法的な効力が発生し、後々のトラブルを防げる可能性が高まります。例えば、「修正は2回まで」と具体的な回数を設定することで、無駄なやり直しを防げます。また、修正が契約外となる場合は、追加料金が発生する旨を記載しておくことも有効です。クライアントに対しては、「納品後の修正は、原則、初回提出後2回までの対応とさせていただきます」「それ以上の修正や新規追加のご要望がある場合は、別途お見積もりをさせていただく可能性があります」などと伝えることで、契約範囲を明確にし、後々の問題を防げるでしょう。案件に着手する前に成果物に対する期待値をすり合わせる案件に着手する前に、クライアントが想像する成果物がどのようなものかをしっかりとすり合わせましょう。モックアップを作成したり、類似案件の完成品を見本として提示したりして、成果物の完成形イメージを共有することで、クライアントが求めているものと提供するものの認識にズレがないかが確認できます。案件の進行中のフィードバックをこまめに得るこまめに進捗状況を共有し、随時クライアントからフィードバックをもらうことで、納品後に大幅に修正が必要になる事態を防げます。特に大きなプロジェクトの場合は、中間地点を複数設定し、その都度クライアントに方向性を確認してもらうことで、最終的な納品物が期待に沿ったものとなるでしょう。曖昧なやり直しの指示は受け入れないクライアントからの指示が不明瞭な場合は、先述したように、具体的な確認を行うことが重要です。何も確認せずに作業を進めるのではなく、指示が明確になってから着手することで、無駄な修正を防げます。【体験談】何度もやり直しが続く案件に直面した筆者の実例筆者も不当なやり直しの依頼に直面した経験があります。不当な修正が続くことによる労力の消耗を通して、フリーランスとしてどのように対応するべきなのか、感じたことや対応したことを紹介します。案件とクライアントの状況とある企業から、メディアの立ち上げに伴う記事作成の依頼を受け、記事の企画からライターディレクション、編集・校正、画像選定の業務を担当しました。クライアントは、起業したばかりの企業で、メディアの運営自体が初めてでした。そして、筆者とやり取りする担当者は、クリエイティブな作業経験が全くない方でした。一方で、筆者は過去に複数のメディアで記事の企画から校正まで一貫して関わった経験がありました。これまで取引したクライアントとは、修正依頼が発生してもほとんどが1回のみでスムーズに対応していました。また、この企業の担当者は、クリエイティブに対する知識や経験はなくとも、コミュニケーションはとりやすい人柄だと感じていたので、問題なく進められると期待していました。発言が二転三転…抜けられないやり直し地獄この案件は、一言でいうとやり直し地獄で、収益性は最悪でした。企画案作成から初稿提出、修正稿提出、最終稿提出、画像選定まで、全てのステップで、何度も担当者が意見を変え、その度に大掛かりな原稿のやり直しが発生したのです。以下は、個人的に印象深かった、とある1つの記事をめぐるやり取りの紹介です。企画案作成で二転三転した修正対応を終えて、ようやく企画案がFIX。無事ライターに企画案を渡して、数日後にライターから原稿が上がってきました。しかし、筆者が初稿の編集中に、担当者がなぜか企画案を再チェックしはじめ、「この段落の事例を別の内容に」と指示が入ったのです。それにより、ライターが書き上げた一部分が丸まる無駄に…。すぐさま、ライターに事情を話し、加筆修正を依頼。その後の修正稿作成と最終稿作成の段階でも視点がコロコロ変わる修正依頼が飛びましたが、ようやく担当者から「これでOKです!」と連絡が来たので安心していました。しかし、その安心もつかの間。画像選定を終えて格納した後に「この段落はいらないですね!」と指示され、丸ごと削除されたのです。当時対応していた記事は10本程度であったものの、どの原稿も複数回にわたって手のひらを返されるような修正が発生し、1本の原稿を作り上げるのに数週間も要しました。やり直しの負担をクライアントに指摘するも…何度も観点が異なる修正依頼が発生することで、複数回にわたって記事全体を調べ直したり、整合性をとったりするため作業時間が大幅に増えたほか、担当者やライターとのコミュニケーションにかかる時間も増加しました。もちろん、フリーランスとしてお金をもらっている以上は、クライアントが満足する記事を作ることは当然のことです。しかし、私もライターも報酬は文字単価で支払われていたため、FIXしたと信じて着手し、せっかく時間をかけて仕上げた原稿からざっくり削られてしまうと、労力が無駄になるうえに報酬にも大きな影響が生じました。筆者は、その事実を指摘し、状況の改善をお願いしました。しかし、クライアントの対応は変わらなかったため、これ以上スムーズに仕事を進めるのは不可能だと判断して、契約解除を申し出ました。この案件で学んだことこの案件を通じて、新規契約を結ぶ際は、事前に成果物のやり直しに関するルールを契約書に盛り込んでおくべきだと強く感じました。やり直しの回数や追加料金の発生条件を明確にしていれば、修正依頼は最小限で抑えられます。また、追加で修正が発生した場合も正当に料金を請求できるため、スムーズに、そしてストレスを抑えて仕事を進められます。加えて、フリーランスだからといって遠慮せず、クライアントにしっかり意見を言うことの重要性を認識しました。残念ながらこのクライアントの姿勢は変わりませんでしたが、人・企業によってはフリーランスの訴えがきっかけで、対応や担当者を変えてくれる可能性があります。筆者の場合は、自分の気持ちを文字で伝えることで気持ちを整理でき、今後どうするべきか対応方法を再確認できたので、伝えてよかったと思っています。まとめ多くのフリーランスにとって、不当なやり直しの要求は避けられない問題に感じるかもしれません。しかし、事前の取り決めや適切な交渉で、トラブルを防ぎ、負担を軽減することは十分に可能です。契約書で修正回数や条件などを明文化するほか、完成形のイメージ共有やこまめな進捗報告で方向性をしっかりすり合わせることで、クライアントと認識のズレを防げます。もし、不当と思えるやり直し要求があれば、修正範囲や労力を具体的に説明し、落ち着いて追加の報酬を交渉しましょう。自分の時間や労力を守ることは決してわがままではなく、プロとしての誇りを持って働き続けるために必要な行動です。「クライアントに迷惑をかけるのでは?」と不安になるかもしれませんが、しっかりと権利を主張することで、よりよい取引を築けるケースもあるでしょう。自分の価値を守るために、毅然とした態度で交渉しましょう。