毎月5万円(年間60万円)の副収入があると、生活の余裕は大きく変わるでしょう。月5万円は初心者にとって簡単な金額ではありませんが、方向性を間違えず、地道に取り組めば十分に狙えるラインです。本業と無理なく両立しながら収入を増やしたい人にとって、現実的で再現性のある目標といえます。この記事では、副業で月5万円を達成するための考え方から、向いている副業の選び方、時間配分のコツまで、実践に使えるポイントを解説します。税金や確定申告の注意点にも触れつつ、月5万円を目指すためのロードマップを紹介するので、ぜひ参考にしてください。副業で月5万円を稼ぐのは難しい?労働政策研究・研修機構の「副業者の就労に関する調査」によると、働いている人のうち約6%が副業をしています。副業を始める理由は「収入を増やしたい」「本業だけでは生活が成り立たない」など、約7割が収入面の課題に関連しています。同調査では、副業の月収として最も多い層は「5万円以上10万円未満(30.0%)」で、次いで「10万円以上15万円未満(13.2%)」が続きます。さらに、求人サイト「doda」が2023年8月に実施した「副業の実態調査」では、副業の平均月収は65,093円という結果でした。年代別に見ると、年齢が上がるほど副業収入が高くなる傾向も確認できます。全体:65,093円20代:27,968円30代:32,281円40代以上:96,564円これらのデータから、副業で月5万円を達成することは、決して難しい水準ではないといえるでしょう。副業で月5万円稼ぐために必要な考え方副業で月5万円を安定して稼ぐには、目的の整理や時間の使い方、スキル習得への向き合い方など、土台となる考え方を整えることが重要です。ここでは、副業で月5万円を目指すうえで欠かせない基本のマインドセットと行動指針を紹介します。本業との両立を前提に働き方をデザインする月5万円を目指すうえで重要なのは、一時的に稼ぐのではなく、毎月コンスタントに稼ぐことです。どれだけ高単価の月があっても、翌月に収入がゼロでは意味がありません。そのためには、無理のない労働時間をあらかじめ設計しておく必要があります。本業の残業量や生活リズム、家事・育児の状況を踏まえ、平日と休日それぞれで確保できる作業時間を具体的に決めておきましょう。例えば、平日2時間・休日4時間を確保できれば、週18時間の副業時間がつくれます。この範囲で続けられる副業を選べば、体調を崩したり本業に悪影響が出たりするリスクを避けられます。まずは欲張らず、生活リズムに合った働き方を優先しましょう。継続できなければ、月5万円の達成は難しくなります。スキル型・作業型のどちらで稼ぐかを明確にする副業は大きく「スキル型(ライター・動画編集・デザインなど)」と「作業型(データ入力・配達員など)」に分けられます。作業型はすぐに取り組めて報酬も確実ですが、時給換算の上限が低く、単価も上がりにくい点がデメリットです。一方、スキル型は習得に時間こそかかるものの、単価が上がりやすく、月5万円を目指しやすい傾向があります。タイプメリットデメリット月5万円の難易度作業型すぐに始められる・報酬が確実時給換算で上限がある・単価が上がりにくいやや高いスキル型単価が上がりやすい・在宅でできる案件が多い習得に時間がかかる・最初は低単価努力次第で達成可能作業型で月5万円を安定して稼ぐには、多くの場合かなりの時間投入が必要です。反対に、スキル型は最初こそ収入が少なくても、実績やスキルが蓄積されるにつれて効率的に稼げるようになります。生活スタイルや確保できる時間、どれだけ成長にコミットできるかを踏まえ、どちらで収入を伸ばすかを最初に決めておくと、方向性がぶれずに進められます。市場ニーズのある領域を選ぶという視点を持つ副業を選ぶとき、やりたいことだけで決めてしまうと収入が伸びにくくなります。趣味の延長で始めたものの、なかなか収益化できないケースは珍しくありません。安定して稼ぐためには、需要のある領域にスキルを寄せる視点が欠かせません。求人数や単価、継続案件の多さなど、市場性を基準に選ぶことが収入への近道になります。例えば、クラウドソーシングで案件数が多い職種は、それだけ企業側のニーズが強い分野です。需要のある領域でスキルを磨けば、案件獲得のハードルが下がり、継続的な収入につながりやすくなります。やりたいことと稼げる分野のバランスを取りながら、市場ニーズを踏まえた副業選びを意識しましょう。▼関連記事:【簡単診断】おすすめの副業30選!安全に自分に合う副業を見つけよう小さく早く始めて行動量を確保する副業の成否を左右するのは、最初の行動スピードです。多くの人が「十分にスキルが身についてから」と考えて動き出せず、結果的に何も始められないまま時間だけが過ぎてしまいます。完璧な準備よりも、小さな案件でも早く挑戦することが成長につながります。最初は時給が低くても、経験が増えるほど単価アップにつながり、月5万円にも到達しやすくなります。具体的には、次のような行動が効果的です。クラウドソーシングで案件を1件取ってみる無料教材で基礎を学びつつ、同時に実案件へ応募するSNSでスキルや学習記録を発信し、反応をチェックする「学習→実践→改善」のサイクルを早く回せば回すほど、成長スピードは加速します。完璧主義は捨て、まず一歩踏み出すことを最優先にしましょう。短期ではなく3〜6か月で成果を出すイメージを持つ副業で月5万円に到達するには、スキル習得や実績づくりに一定の時間が必要です。初月から月5万円を稼げる副業もありますが、多くは作業量が膨大だったり、リスクが高かったりします。特にスキル型の副業では、最初から高収入を期待するのは現実的ではありません。最初の3か月は「学習+低単価案件」、4〜6か月目で単価を上げて月5万円を狙うという段階的なイメージを持つことが大切です。期間取り組み内容収入目安1〜2か月目基礎学習・ポートフォリオ作成・低単価案件5,000円〜1万円3〜4か月目実績づくり・単価交渉・継続案件の獲得2万円〜3万円5〜6か月目単価向上・複数案件の並行・作業効率化4万円〜5万円以上焦らずステップを踏み、着実に積み上げる姿勢こそが、結果的に最短で月5万円へ到達する近道になります。スキルを活かして在宅で月5万円稼げる副業ここからは、実際に月5万円を目指せる副業を紹介していきます。まずは、本業で培ったスキルを活かしやすく、在宅でも取り組める4つの副業をピックアップしました。フリーランス・副業向けの案件マッチングサイト「SOKUDAN」に掲載された実際の案件例もあわせて紹介するので、具体的にどんな働き方ができるのかイメージしてみてください。エンジニアエンジニアは、Webサイトやアプリの設計・開発・運用・保守を担う職種です。Webサービス利用者の増加に伴い、エンジニア需要は今も非常に高く、案件数も安定しています。フルリモートで働ける案件や、週1〜2日だけの稼働で対応できる案件、高単価のプロジェクトなど、働き方の選択肢が幅広い点も魅力です。専門性が求められるため、本業でエンジニアとして働いている人、または以前に実務経験を十分に積んだ人に特に向いている副業といえます。▼関連記事:エンジニアにおすすめの副業の種類!案件の探し方や始め方を紹介【SOKUDAN掲載】月5万円稼げるエンジニア案件の実例【業務内容】Shopifyのテーマ開発やカスタマイズなどの実装作業Shopifyのテーマのカスタマイズ(HTML、CSS、JavaScript)実装された機能やデザインの管理、実行(テスト、レビュー、検証、リリースなど)そのほかメンテナンス【必須条件】Shopify(Liquid)で1年以上の開発経験HTML、CSS、Javascriptを使用したサイト制作経験アプリやプラグインを使用した機能カスタマイズ経験【稼働時間】スポットまたは週15時間~(依頼内容によって変動あり)基本リモート(出社:月1回~OK)【報酬】依頼内容により1件:5~50万円 交通費:実費精算可▼案件詳細:アパレルブランドサイトのShopifyエンジニアWebデザイナーWebデザイナーは、Web広告・サイト・LPのデザイン制作から、バナーやロゴの作成まで幅広い業務を担当します。PCやデザインツールさえ揃っていれば、受注から納品まで自宅で完結できる案件が多い点が魅力です。未経験からいきなりWebデザイナーとして副業を行うのは難しいものの、バナー制作やロゴデザインなど比較的難易度の低い案件であれば、経験が浅くても挑戦しやすいといわれています。スキルに不安がある場合は、募集条件や難易度を確認し、取り組みやすい案件から応募してみるとよいでしょう。▼関連記事:Webデザイナーの副業成功への道!必要スキルから案件選びまで完全ガイド【SOKUDAN掲載】月5万円稼げるWebデザイナー案件の実例【業務内容】自社の採用ホームページのデザイン制作、修正採用ピッチ資料のデザイン作成(PowerPoint)研修資料等のデザイン作成(PowerPoint)【必須条件】ホームページやスライド資料のデザイン実務経験社内外メンバーと円滑にコミュニケーションできる方【稼働時間】フルリモート週10〜15時間(土日祝の稼働OK)【報酬】時給:2,000~3,500円▼案件詳細:自社採用HP・採用ピッチ資料制作のデザイナー募集動画編集・制作動画編集・制作は、SNS・広告・ゲーム・イベントなどで使用される映像コンテンツを編集・制作する職業です。具体的には、映像のカット編集、エフェクト加工、テロップやBGMの挿入などを担当し、案件によっては撮影段階から関わることもあります。近年では、YouTuberや企業の代わりに企画から制作まで一貫して行う案件も増えており、業務の幅が広がっています。動画視聴時間が伸び続けていることに加え、イベント・展示・映像などのプロモーション需要が活性化しているため、今後も副業案件を安定して狙える分野といえるでしょう。▼関連記事:動画編集の副業の始め方5ステップ!初心者が月5万円稼ぐ方法を解説【SOKUDAN掲載】月5万円稼げる動画クリエイター案件の実例【業務内容】灸のオンライン講座の動画と施術動画の動画編集、文字起こしSNSなどへの投稿2次元アニメーション制作院内広告【必須条件】動画編集の実務経験がある方2次元アニメーションなどの編集スキルがある方SNSの投稿できる方社内外メンバーと円滑にコミュニケーションがとれる方【稼働時間】週4時間~(土日祝の稼働OK)基本フルリモート(打ち合わせなどで来院いただく可能性もあり)【報酬】時給:2,000~3,000円交通費支給:要相談▼案件詳細:新事業の鍼灸オンライン講座サービスの動画編集クリエイター募集WebライターWebライターは、企業サイトのコラムやブログ記事、Web広告の文章など、オンラインで公開されるコンテンツの執筆を担当します。具体的には、構成案の作成、執筆、リライト、校正のほか、案件によっては取材や入稿作業、画像選定に関わることもあります。これまで紹介した4職種の中では、最も未経験から挑戦しやすい副業といえます。ただし、読みやすい文章にまとめるスキルだけでなく、SEOやマーケティングを意識した記事作成が求められるケースも多いため、一定の学習は欠かせません。▼関連記事:ライターの副業で稼ぐ!案件獲得のコツや収入、必要スキルを紹介【SOKUDAN掲載】月5万円稼げるWebライター案件の実例【業務内容】記事執筆(1記事2,000字~)キーワード選定、構成考案、記事執筆【必須条件】ライティング経験のある方(媒体・業界不問、個人メディア可)【稼働時間】リモート可スポット有【報酬】月3,000~100,000円▼案件詳細:週1・3時間〜のフルリモートで働けるWebライター募集AIを活用する選択肢も生成AIや自動化ツールの普及により、これまで高いスキルが必要だった動画編集・画像制作・記事執筆といった作業も、初心者が短期間で一定レベルの成果物をつくれるようになってきました。その結果、未経験者でも取り組みやすい領域が大きく広がっています。AIツールをうまく活用すれば、学習期間を短縮しながら実案件に挑戦でき、月5万円に到達するまでの時間を大きく縮められる可能性があります。▼関連記事:生成AIを活用した副業おすすめ9選!稼ぎ方や始め方を丁寧に解説スマホを使って月5万円稼げる副業副業の中には、スマホだけで月5万円を目指せるものもあります。私用PCがない場合でも気軽に始められるため、まずは取り組みやすい選択肢として参考にしてみてください。せどり・物販せどり・物販とは、小売店やメーカーから商品を仕入れ、仕入れ値より高く販売して利益を得る方法です。スマホさえあれば特別なスキルがなくても始められ、商品が売れればすぐに利益が手元に入る点がメリットです。そのため、スキマ時間を使って効率よく稼ぎたい人や、ネットショッピング・情報収集が好きな人に向いています。一方で、仕入れや配送に一定の資金が必要なこと、売れ残りによる損失リスクがある点には注意が必要です。例えば、ジャケットを販売する場合を見てみましょう。仕入れ額:5,000円販売額:10,000円送料:1,000円梱包費:100円このケースでは、10,000円ー(5,000円+1,000円+100円)=3,900円の利益が出ます。単純計算で、ジャケットを13点販売できれば、月5万円に到達できます。FX・株取引FX(Foreign Exchange:外国為替)は、通貨の売買によって生じる差額で利益を得る仕組みです。株式投資は、企業の株を売買して利益を狙う手法を指します。どちらも投資の知識や資金がある程度必要で、情報収集力や判断力に自信がある人に向いています。一方で、初期費用がかかることや値動きの予測が難しい点、大きな損失を出すリスクがあることは理解しておく必要があります。例えば、FXは平日のみ取引が可能なため、月におよそ20日前後取引できる計算です。単純計算で1日あたり2,000円の利益を出せれば、月5万円に到達できます。ただし、利益と同じくらい損失の可能性も伴うため、無理のない範囲で慎重に取り組むことが重要です。手軽に始めやすい月5万円稼げる副業続いて、専門知識がなくても月5万円を目指せる副業を紹介します。「利益計算が苦手」「もっと気軽に始めたい」という人に向いているので、ぜひ参考にしてみてください。アンケートモニターアンケートモニターは、企業から届くアンケートにスマホなどで回答し、謝礼を受け取る副業です。専用サイトに登録するだけで対象アンケートの通知が届くため、誰でもすぐに始められます。場所を選ばずスキマ時間で取り組めるため、「気軽に副業をしたい」「仕事感のない副収入がほしい」という人に向いています。ただし、1件あたりの報酬は数十円〜100円程度のものが多く、まとまった収入を得るには数をこなす必要があります。例えば、すべて100円のアンケートだとすると、月5万円を稼ぐには500件回答する必要があります。効率よく稼ぐためには、以下のような高単価案件を積極的に狙うのがおすすめです。案件概要謝礼相場商品モニター新商品やサービスを試し、感想を回答する500~5,000円程度会場調査(会場アンケート)指定会場で商品やサービスを体験し、その場で回答する2,000~5,000円程度インタビュー個別またはグループで特定テーマのヒアリングを受ける3,000~10,000円程度ただし、高額案件の多くは外出が必要なケースもあるため、在宅で完結したいと考える人は条件をよく確認して選びましょう。データ入力データ入力は、指定されたフォーマットに文字や数字を入力する仕事で、売上伝票・顧客データ・アンケート結果など、扱うデータは多岐にわたります。未経験でも始めやすく、ブランクがある人でも取り組みやすい点、そして在宅で作業できる点がメリットです。ただし、タイピングが遅い人やPC操作に慣れていない人は、作業に時間がかかることがあります。また、案件によっては長時間PCに向き合う必要があるため、モチベーションの維持が難しい場合もあります。コツコツと集中して作業するのが得意な人に向いている副業といえるでしょう。【SOKUDAN掲載】月5万円稼げるデータ入力案件の実例【業務内容】メーカー比較サイトで、対象製品にマッチするカテゴリー名を検索してスプレッドシートに記入【必須条件】製造系、物理系の専門知識やバックグラウンドをお持ちの方【稼働時間】自由(フルリモート)【報酬】作業件数×40円▼案件詳細:製品データの入力・管理業務配達員配達員は、荷物や料理を集荷・配達する仕事です。以前は宅配サービスの配達員が主流でしたが、近年はアプリやWebで注文された料理を届けるフードデリバリーの副業が一般的になっています。履歴書や面接が不要なケースが多く、自転車で配達する場合は健康維持につながる点、サービスによってはチップで追加報酬を得られる点がメリットです。一方で、注文状況や天候によって稼働できない日があるため、収入は不安定になりがちです。また、自転車配達の場合は体力が求められる点もデメリットといえます。とはいえ、移動手段さえあれば始めやすく、「すぐ働きたい」「運転や自転車が好き」という人に向いている副業です。配達員の報酬はサービスごとに異なりますが、一般的には1件あたり約500円といわれています。チップを考慮しない場合、月に100件配達できれば月5万円の収入が見込めます。100件というと多く感じるかもしれませんが、サービスによっては注文が集中する時間帯やエリアで報酬が増額される仕組みがあります。土日のお昼(11〜14時)や夕方〜夜(17〜21時)のピークタイムに稼働できれば、効率的に収入を確保できるでしょう。【体験談】副業で月5万円稼ぐための案件の選び方と働き方ここからは、筆者が会社員時代に副業で毎月約5万円を稼いでいた際の体験談を紹介します。実際にどのように案件を探し、本業とどう両立していたのか、筆者なりの工夫を具体的にまとめました。また、副業をしてよかったと感じた点や、反対に大変だったと感じた点についても率直にお伝えします。月5万円の副業案件はどうやって探した?筆者は副業として、合計4社から案件を受注していました。内訳は、過去に取引経験のあるクライアント3社と、クラウドソーシング経由で契約した1社です。「4社は多いのでは?」と思うかもしれませんが、全ての企業から毎月案件を受けていたわけではなく、依頼のタイミングは以下のように分散していました。過去取引のあるクライアント(継続系)A社:毎月数本のWeb記事企画・執筆B社:年2〜3本のWeb記事執筆C社:毎年決まった時期に2〜3か月、書籍1冊の編集作業クラウドソーシング経由(単発系)D社:単発のWeb記事校正・編集筆者は会社員になる直前までフリーランスとして活動していたため、転職後も依頼量を抑えながら継続受注できた背景があります。普段は本業と継続案件で手いっぱいでしたが、余裕ができたタイミングでクラウドソーシングを使い、単発案件を補完していました。クラウドソーシングで副業案件を探す際のポイント多くの人は過去クライアントから副業案件を受ける機会が少ないと思われます。そのため、クラウドソーシングで案件を探す際に意識していたポイントを2つ紹介します。①いきなり継続案件は受けない副業は単発(スポット)案件から始めるのが安全です。副業のペースがつかめない残業が重なる月に対応できない予測外のトラブルで納期が厳しくなるといったリスクを避けられ、無理なく続けられます。②本業に近い仕事・経験のある分野を選ぶ筆者の場合、長くコンテンツ制作に関わっていたため、副業でも記事企画や執筆の案件を中心に受注。基本的なスキルは共通していたため、覚えることが少なくスムーズに進められました。ただし、本業の競合に該当する企業の仕事は避けるべきです。同業他社の案件を安易に受けてしまうと、競業避止義務違反にあたり、大きなトラブルに発展する可能性があります。このように、自分の経験領域で単発案件から始めることが、副業を無理なく続けるコツだと実感しています。どのように本業との掛け持ちを行なった?筆者の本業は裁量が大きい一方で業務量が多く、毎日のように残業が発生していました。そのため、平日は副業に十分な時間を確保できず、基本的にはクライアントとの連絡のみ行い、実作業は週末にまとめて進めるスタイルを取っていました。納品も週明けに行うのが定番のリズムでした。毎月継続していたクライアントとは、月初に「今月どれくらい対応できるか」を相談し、柔軟に調整してもらっていました。また、できる限り前倒しで納品することを意識し、本業の状況で納期が遅れそうな場合はすぐに相談するよう徹底していました。こうしたコミュニケーションとスケジュール管理のおかげで、本業・家庭・副業のバランスを崩すことなく続けられたと感じています。副業で月5万円を稼ぐメリットとデメリット副業で月5万円を稼げるようになった最大のメリットは、金銭的な余裕が生まれたことでした。収入が5万円増えるインパクトは大きく、貯蓄に回したり、好きなものを気兼ねなく買えたりと、精神的にもゆとりが生まれました。一方で、自分のために使える自由時間がほとんどなくなったことがデメリットとして挙げられます。週末に作業し、週明けに納品する生活スタイルだったため、作業中に疑問が出てもすぐクライアントに確認できず、対応に苦労することがありました。そのため、スムーズに納品できるよう週末のうちに企画案や原稿案を複数パターン作成し、週明けに「どちらがよいか」を選んでもらうといった工夫も必要でした。結果として、予定していたよりも工数が多くかかることもあり、副業ならではの難しさを感じる場面も少なくありませんでした。副業で月5万円稼ぐなら税金や確定申告も押さえておこう副業で毎月5万円を稼ぐ場合、税金に関する手続きを正しく把握しておく必要があります。特に、所得税を申告・納税するための確定申告と、住民税の申告手続きは必須です。これらの手続きを怠ると、状況によってはペナルティが科される可能性もあります。安心して副業を続けるためにも、事前にしっかり確認しておきましょう。月5万円の副業でも住民税や所得税はかかる?副業で月5万円稼ぐと、年間では60万円の副業収入になります。多くの場合、副業収入は「雑所得」に分類され、収入から経費を差し引いた金額(=所得)に対して所得税と住民税が課税されます。例えば、本業で年収300万円の人が副業で月5万円(年間60万円)を得た場合は、目安として合計約63,000円が上乗せされます。所得税:約21,000円住民税:約42,000円(※均等割は地域によって異なる)なお、副業による年間所得が300万円を超える場合、または300万円以下でも帳簿をつけている場合は、「事業所得」として扱われる点は押さえておきましょう。▼関連記事:副業したら住民税はどうなる?申告しないリスクやバレない申告方法を解説▼関連記事:【年収別早見表】副業にかかる税金シミュレーション!節税対策から必要な申告手続きまでまるわかりガイド▼関連記事:フリーランスの事業所得と雑所得の違いとは?正しく理解して税負担を軽くしよう副業の確定申告はいくらから必要?確定申告とは、1月1日〜12月31日までの1年間の所得を税務署に申告し、所得税や復興特別所得税を確定させる手続きです。この申告内容は税務署から市区町村へ共有されるため、住民税も同時に確定します。副業の場合は、年間の副業所得(収入ー経費)が20万円を超えた場合に確定申告が必要です。ただし、年間所得が20万円以下でも、医療費控除や住宅ローン控除などを申告したい場合は、確定申告を行うことで還付金を受け取れる可能性があります。そのため、所得額に関わらず確定申告したほうが有利なケースも多いといえます。▼関連記事:副業で確定申告が必要なケース|やり方・手順や注意点を紹介▼関連記事:副業所得20万円以下で必要な手続きは?申告忘れのリスクやインボイスへの影響確定申告の流れ確定申告は、毎年2月16日〜3月15日の期間に行います。副業で月5万円を稼いでいる場合、多くは「雑所得」に該当します。雑所得は青色申告が利用できず、白色申告で手続きする必要がある点は押さえておきましょう。確定申告のおおまかな流れは次のとおりです。副業で得た収入と、かかった経費を整理・計算する確定申告書を作成する3月15日までに申告書を提出し、税金を納付する近年は、副業者向けにスマホから簡単に申告できる仕組みも整っているため、時間がない人でも比較的負担なく手続きできます。▼参考:スマホで確定申告(副業編)|国税庁月5万円の副業でも会社にバレる?住民税は前年の所得額によって決まるため、副業で収入が増えると住民税も増額します。そして、この住民税の情報は市区町村から勤務先へ通知される仕組みのため、副業収入がある程度増えると、会社に知られてしまう可能性があります。副業が本業の会社にバレるリスクを抑えたい場合は、確定申告書の「給与・公的年金等以外の所得に係る住民税の徴収方法」という項目で、「自分で納付(普通徴収)」を選択することが重要です。この設定にすると、納付書が自宅に届き、勤務先に住民税の通知が送られにくくなるため、副業がバレるリスクを下げられます。とはいえ、最終的なトラブルを避けるためにも、就業規則を確認し、可能であれば会社の許可を得た上で副業を行うことが望ましいでしょう。▼関連記事:副業が会社にバレないための対策!バレる原因と確定申告のやり方を解説副業で月5万円を稼ぐための仕事・案件の探し方求人広告や検索サイトなど、副業を探す方法はさまざまです。ここでは、気軽に応募できるハードルの低い方法から、スキルを活かして効率よく稼げる案件を探す方法まで幅広く紹介します。いくつかの方法を試しながら、自分に合った探し方を見つけてみてください。クラウドソーシングを活用するクラウドソーシングとは、企業などが外注先を探す際に、不特定多数の人へ向けて業務を募集できるプラットフォームです。仕事内容・納期・求められるスキルなど、さまざまな条件の案件が常に掲載されているため、副業初心者でも応募しやすい案件が多い点が特徴です。面接なしで受注できるケースがほとんどのため、すぐに副業を始めたい人にも向いています。▼関連記事:おすすめのクラウドソーシングサイトを総まとめ!案件マッチングサイトを活用する案件マッチングサイトは、副業をしたい人と企業をつなぐサービスです。案件ごとに求められるスキルレベルは異なりますが、専門性の高い人材を求める傾向があるため、クラウドソーシングより単価が高い点が特徴です。これまで培ったスキルを活かして効率的に稼ぎたい人や、より高いレベルの案件に挑戦しスキルアップしたい人におすすめです。▼関連記事:【厳選】副業案件マッチングサイト・サービスのおすすめ30選を紹介SNSを活用する職種はある程度限られますが、X(旧Twitter)などのSNSで業務委託案件を募集しているクライアントは意外と多く存在します。SNSではリプライやDMで気軽に相談・応募でき、条件がマッチすればすぐに副業をスタートできる手軽さが魅力です。ただし、SNSでのやり取りはクラウドソーシングやマッチングサイトに比べて信頼性が低い場合もあるため、案件内容や依頼主の情報は慎重に確認する必要があります。副業で月5万円を目指すなら「SOKUDAN」がおすすめ副業で月5万円を目指すなら、フリーランス・副業向けの案件マッチングサイト「SOKUDAN(ソクダン)」を活用するのがおすすめです。SOKUDANは、プロ人材と企業をつなぐことを目的としたサービスで、次のような特徴があります。週1日〜稼働OKの案件が豊富リモート案件率92%平均時給4,500円の高単価SOKUDANでは、週1日から働ける案件が多いため、本業と両立しやすく、リモート案件が92%と非常に多い点も魅力です。平日の夜や週末など、空いた時間を活用して取り組める案件を見つけやすいでしょう。さらに、平均時給4,500円と単価が高いため、短い稼働時間でも効率よく収入を得られます。▼SOKUDANの副業案件一覧▼SOKUDANの副業歓迎の案件一覧▼SOKUDANの土日OKの案件一覧まとめ本業で培ったスキルや、仕事後の時間をうまく活用すれば、副業で月5万円を稼ぐことは十分可能です。収入が5万円増えるだけで、家計にも気持ちにも大きな余裕が生まれます。ただし、本業に支障を出さないためにも、休息時間を確保しながら、まずは単発案件から少しずつ慣れていくのがおすすめです。また、最初の月から「絶対に5万円」と高い目標を設定すると負担になりやすいため、最初はハードルを低めにすることもポイントです。今回紹介した副業の職種や案件例を参考にしつつ、自分のライフスタイルや興味に合った副業を探してみてくださいね。