「月給があと月5万円アップしたら生活に余裕が出るのに…」などと思ったことがある人は多いのではないでしょうか?すぐに本業の月給が5万円アップするのはあまり現実的ではないため、空いた時間を副業に使うことがおすすめです。労働政策研究・研修機構の「副業者の就労に関する調査」によると、仕事をしている人のうち、副業をしている人は6%に上ります。副業する理由は、「収入を増やしたい」「1つの仕事だけでは収入が少なくて、生活自体ができないから」など、全体の約7割が収入に関する理由です。しかし、いざ副業を考えるとなると、「本当に月5万円稼げるだろうか」「時間をうまく使えるだろうか」などと不安になる方も多いかもしれません。この記事では、そもそも副業で月5万円を稼ぐことは可能なのかを検証したうえで、筆者が副業で月5万円を稼いでいたときの体験談や、副業案件の探し方などを分かりやすく解説します。副業をしようか迷っている人はもちろん、「副業を始めてみたけど続けられるか心配」などと不安を感じている方なども、参考にしてくださいね。月5万円を副業で稼ぐのは難しい?結論から先にお伝えすると、副業で月5万円を稼ぐのは難しくはありません。実際に、副業をしている人がどれくらい稼いでいるのか見てみましょう。先ほど触れた「副業者の就労に関する調査」(2022年10月実施)によると、副業の月収で最も多いのは「5万円以上10万円未満(30.0%)」で、次に多いのは「10万円以上15万円未満(13.2%)」です。また、求人情報・転職サイト「doda」が2023年8月に行った副業実態調査では、副業の平均月収は6万5,093円です。加えて、同調査では年代が上がるほど、副業で多く稼いでいるデータも出ています。全体:65,093円20代:27,968円30代:32,281円40代以上:96,564円以上の結果を踏まえると、副業で月5万円を稼ぐことは決してハードルは高くないことが分かります。スキルを活かして在宅で月5万円稼げる副業ここからは、実際に月5万円稼げる副業を紹介します。まずは、本業などで培ったスキルを活かした在宅でできる副業を4つピックアップしました。フリーランス・副業向けの案件マッチングサイト「SOKUDAN」で実際に掲載された案件も記載するので、どのような副業があるのかイメージしてみてくださいね。エンジニアエンジニアは、サイトやアプリなどの設計や開発、運用、保守を行います。Webサービスやアプリなどの利用者が増えていることから、エンジニアの需要は非常に高いです。フルリモートで稼働できる案件や、週に1~2日など稼働数を抑えた案件、高単価の案件など、案件の数も種類も豊富です。専門的な内容を取り扱うため、本業または以前エンジニアとして働いて十分に実務経験を積んだ人におすすめの職種です。▼関連記事:エンジニアの副業案件の種類と注意点!おすすめの案件サービスも紹介【SOKUDAN掲載】月5万円稼げるエンジニア案件の実例【業務内容】Shopifyのテーマ開発やカスタマイズなどの実装作業Shopifyのテーマのカスタマイズ(HTML、CSS、JavaScript)実装された機能やデザインの管理、実行(テスト、レビュー、検証、リリースなど)そのほかメンテナンス【必須条件】Shopify(Liquid)で1年以上の開発経験HTML、CSS、Javascriptを使用したサイト制作経験アプリやプラグインを使用した機能カスタマイズ経験【稼働時間】スポットまたは週15時間~(依頼内容によって変動あり)基本リモート(出社:月1回~OK)【報酬】依頼内容により1件:5~50万円 ※スキル・経験などによって変動※定常的な業務の場合は時給設定も可能交通費:実費精算可▼案件詳細:アパレルブランドサイトのShopifyエンジニアWebデザイナーWebデザイナーは、Web広告やWebサイト、LPのデザイン・制作、バナー・ロゴデザイン制作などに携わります。PCやデザインツールなど、業務に必要な機材が自宅にそろっていれば、受注から納品までフルリモートで対応できる案件が多いのが特徴です。全くの未経験者がWebデザイナーとして副業を行うのは難しいですが、バナーやロゴデザイン制作などのように比較的難易度が易しい案件では、Webデザイナーの経験が浅い人でも受注しやすいといわれています。経験不足が心配な方は、難易度や応募条件を確認してハードルが低そうなものから応募してみるとよいでしょう。▼関連記事:Webデザイナーの副業成功への道!必要スキルから案件選びまで完全ガイド【SOKUDAN掲載】月5万円稼げるWebデザイナー案件の実例【業務内容】自社の採用ホームページのデザイン制作、修正採用ピッチ資料のデザイン作成(PowerPoint)研修資料等のデザイン作成(PowerPoint)【必須条件】ホームページやスライド資料のデザイン実務経験※ヒアリングやテキストベースの依頼からデザインに落とし込める方を想定社内外メンバーと円滑にコミュニケーションできる方【稼働時間】フルリモート週10〜15時間(土日祝の稼働OK)※依頼業務により稼働時間変動またはスポットの可能性あり【報酬】時給:2,000~3,500円※スキル・経験などによる▼案件詳細:自社採用HP・採用ピッチ資料制作のデザイナー募集動画クリエイター動画クリエイターとは、SNSや広告、ゲーム、イベントなどで使用される動画を編集・制作する職業です。具体的には、映像のカット編集やエフェクト加工、テロップやBGMの挿入などを行います。場合によっては、撮影から携わるケースもあります。最近では、YouTuberの代理に企画や制作まで携わる案件が増加しているのが特徴です。動画の視聴時間が伸びていることや、アフターコロナで「イベント・展示・映像」といったプロモーションメディア広告費が伸長していることから、今後も安定して副業案件が望めるでしょう。▼関連記事:クリエイターの副業で稼ぐ!案件獲得のコツや収入、必要スキルを紹介【SOKUDAN掲載】月5万円稼げる動画クリエイター案件の実例【業務内容】灸のオンライン講座の動画と施術動画の動画編集、文字起こし※動画は鍼灸師が撮影SNSなどへの投稿2次元アニメーション制作院内広告【必須条件】動画編集の実務経験がある方2次元アニメーションなどの編集スキルがある方SNSの投稿できる方社内外メンバーと円滑にコミュニケーションがとれる方【稼働時間】週4時間~(土日祝の稼働OK)基本フルリモート(打ち合わせなどで来院いただく可能性もあり)【報酬】時給:2,000~3,000円交通費支給:要相談▼案件詳細:新事業の鍼灸オンライン講座サービスの動画編集クリエイター募集WebライターWebライターは、企業サイトに掲載するコラムやブログの執筆、Web広告の文章作成といったWebコンテンツを作成します。具体的には、構成案作成や執筆、リライト、校正などを行います。場合によっては、取材や入稿、画像選定などにも携わる可能性があります。これまで紹介した4職種のなかでは、未経験者が副業で参入しやすい職種と言えます。ただし、文章を分かりやすくまとめ、SEOやマーケティングを意識した記事作成が求められることもあるため、一定のスキルも必要です。【SOKUDAN掲載】月5万円稼げるWebライター案件の実例【業務内容】記事執筆(1記事2,000字~)キーワード選定、構成考案、記事執筆【必須条件】ライティング経験のある方(媒体・業界不問、個人メディア可)※実績のわかる記事やURLの提出必須【稼働時間】リモート可スポット有【報酬】月3,000~100,000円▼案件詳細:週1・3時間〜のフルリモートで働けるWebライター募集スマホを使って月5万円稼げる副業副業のなかには、スマホを活用して月5万円稼げる仕事もあります。私用のPCを持っていない場合でも気軽に始められるため、参考にしてみてください。せどり・物販せどり・物販とは、小売業者やメーカーなどから商品を安く仕入れて、仕入れ値より高値で販売することです。その差額で利益を生み出します。スマホがあれば特別なスキルがなくとも始められ、商品が売れれば早く利益として自分の手元にお金が入る点がメリットです。そのため、スキマ時間を効率よく活用して稼ぎたい人や、ネットショッピングや情報収集が好きな人に向いているでしょう。一方で、仕入れや配送の資金が必要となるほか、売れ残った場合に損失が出る可能性がある点には注意が必要です。例えば、ジャケットを物販するケースを見てみましょう。仕入れ額:5,000円販売額:10,000円送料:1,000円梱包費:100円(いずれも1件あたりの費用例)この場合の利益は、10,000円ー(5,000円+1,000円+100円)で3,900円となります。単純計算でジャケットが13点売れれば、1ヶ月5万円稼ぐことができます。FX・株取引FX(Foreign Exchange:外国為替)とは、通貨を売買するときに生じる差額で利益を得る仕組みです。株取引は、企業の株式を売買して利益を得ることを指します。FXと株取引のメリット、デメリットは以下の通りです。メリットデメリットFX・平日24時間取引できる・FX会社に預けた資金を担保に、少ない資金でも大きな資金を運用(レバレッジ)できる可能性がある・為替値動きの予想が難しい・レバレッジによって大きな損失を出す可能性もある株取引・配当金や株主優待を受けることができる・株主総会で会社の意思決定に関与できる・株を購入するためにある程度の資金が必要・株価が下落する可能性があるいずれの場合も、投資の知識や資金が豊富にある方や、情報収集力や決断力の高い方に向いているでしょう。ただし、ある程度の初期費用が必要で、予想が難しく、大きな損失を出す可能性もあります。例えば、FXは平日のみ取引が可能なため、毎月20日前後はFX投資を行える計算になります。単純計算で1日あたり2,000円の利益が出れば月5万円稼ぐことができます。手軽に始めやすい月5万円稼げる副業次に紹介するのは、専門知識が不要で月5万円稼ぐことができる副業です。「利益計算などは苦手だから気軽に取り組める副業を探したい」という方は、ぜひ参考にしてください。アンケートモニターアンケートモニターは、スマホなどを使って企業から届くアンケートに回答し、謝礼を受け取る仕事です。アンケートモニターサイトに登録することで、対象となるアンケートの通知を受け取れます。場所を問わず、スキマ時間で稼ぐことができるため、時間を有効活用できます。そのため、仕事だと気を張らず、気軽に副業に取り組みたい人に向いているでしょう。一方で、単価が数十円~100円程度のものが多いため、ある程度の収入を得るためにはとにかく数をこなす必要があります。例えば、一律100円のアンケートに回答した場合、月5万円を稼ぐためには毎月500件こなす必要があります。アンケートモニターで効率よく稼ぐためには、以下のような高額案件を見つけて積極的に取り組むのがおすすめです。案件概要謝礼相場商品モニター新しいサービスや商品を試して、使った感想をアンケートで答える500~5,000円程度会場調査(会場アンケート)指定された日時に会場へ行き、商品やサービスなどをその場で体験してアンケートに回答する2,000~5,000円程度インタビュー個別・複数人で特定のテーマのインタビューを受ける3,000~1万円程度高額案件の中には、外出が必要な場合もあるため、在宅で完結させるのは難しい可能性もあることは念頭に置きましょう。データ入力データ入力とは、指定されたフォーマットに、文字や数字などのデータを打ち込む仕事です。データの例としては、売上伝票や顧客データ、アンケート結果など多岐にわたります。データ入力は、未経験や仕事にブランクがある人でも対応しやすく、在宅で仕事ができます。一方で、タイピング速度に自信のない人や、PCの操作に慣れていない人は、作業に時間がかかる可能性があります。また、案件によっては長時間PCと向き合うため、モチベーションを保つのが難しい点もデメリットに挙げられます。データ入力は、1人で黙々と作業するのが得意な方に向いているでしょう。【SOKUDAN掲載】月5万円稼げるデータ入力案件の実例【業務内容】メーカー比較サイトで、対象製品にマッチするカテゴリー名を検索してスプレッドシートに記入【必須条件】製造系、物理系の専門知識やバックグラウンドをお持ちの方【稼働時間】自由(フルリモート)【報酬】作業件数×40円※毎月の作業量に応じてお支払い※作業量は都合と業務レベルに合わせて想定1,200〜6,000件/月▼案件詳細:製品データの入力・管理業務配達員配達員は、荷物を集荷・配達する仕事です。宅配の配達員を副業案件として募集されているケースもありますが、近年では顧客がアプリやWebで注文した料理を届けるデリバリーサービスの配達員として副業をするケースが主流となっています。配達員は、基本的に履歴書や面接不要で働けます。また、自転車で配達する場合は健康維持に役立つ点や、サービスによってはチップの追加報酬が期待できる点がメリットとして挙げられます。デメリットとしては、顧客の注文状況や天候によって稼働できないこともあるため、収入が不安定になりやすい点や、自転車で配達する場合は体力が必要となる点などが挙げられます。配達員の副業は、配達する移動手段さえ確保できれば始めるハードルが低いため、すぐ働きたい方や、運転することや自転車に乗るのが好きな人に向いているでしょう。配達員の単価はサービスによって異なりますが、1件あたり500円程度といわれています。チップなどを考慮しない場合は、1ヶ月で100件こなせられれば月5万円の収入が得られる計算です。副業で100件と聞くとハードルが高いように感じるかもしれませんが、サービスによっては、注文が多くなる時間やエリアで配達料金が増額される仕組みもあります。ピークタイムである土日のお昼(11時~14時ごろ)や夕飯時(17時~21時ごろ)に稼働できれば、効率よく稼ぐことができるでしょう。【体験談】副業で月5万経験あり!案件の選び方とリアルな働き方続いては、以前会社勤めをしていた際に、副業で毎月約5万円を稼いだ経験がある筆者の体験談をお伝えします。筆者なりの副業案件の探し方や、本業とどのように掛け持ちしていたかを紹介します。また、副業をしてよかったと思うことと、反対に大変だったことなどもお伝えします。月5万円の副業案件はどうやって探した?まず、副業では4社から案件をもらっていました。内訳は、以前取り引きしたことのあるクライアントが3社、クラウドソーシングサイトで契約を結んだクライアントが1社です。4社と聞くと「副業なのに多いのでは?」と思うかもしれませんが、4社すべてから毎月案件を受注していたわけではなく、以下のようなペースで案件をこなしていました。過去に取引経験のあるクライアントから継続受注A社毎月数本のWeb記事企画・執筆を受注B社年2~3本のWeb記事執筆を受注C社毎年特定の時期に2~3ヶ月、本1冊の編集作業を受注クラウドソーシングサイト経由で受注D社単発でWeb記事の校正や編集を受注私は会社員に転職する直前までフリーランスをしていました。クライアントからの相談を受け、転職後は受注量を落として案件を継続できた経緯があります。普段は本業と継続案件で手いっぱいでしたが、手が空いた際にはクラウドソーシングサイトを使って、単発で受けられる案件を探して受注していました。多くの人にとって、以前のクライアントから副業案件を受注することはごく稀だと思うので、クラウドソーシングサイトを使った私なりの副業案件探しのポイントとして、以下2点をお伝えします。いきなり継続案件を受けない本業に近い仕事や以前携わった経験のある案件を選ぶ副業は単発案件(スポット案件)からスタートするのがおすすめです。いきなり継続案件からスタートすると、仕事のペースを掴むのに苦労するリスクがあります。「思っていたよりも副業の作業に時間がかかってしまい、休息時間が取れない」「本業でトラブルが発生して、今月は残業ラッシュになりそうだ」など、予想外のことが起きた場合も対応が難しくなります。また、副業もこれまで携わってきた仕事と同じ内容を受けるとよいでしょう。私の場合は、長らくコンテンツ作成に携わってきたので、副業でも記事の企画や執筆案件を行いました。細かいレギュレーションこそはクライアントによって異なりますが、新しいことを大量に覚える必要がなかったため、副業はスムーズに進められたと思います。ただし、本業の競合となる企業での副業は注意が必要です。「携わったジャンルが近いし、これまでの知識も活かせそう」と安易に判断して同業他社の案件を受けてしまうと、競業避止義務に違反し、大きなトラブルとなる可能性があります。どのように本業との掛け持ちを行なった?本業の勤務時間は、比較的個人の裁量に任せられていましたが、業務量が膨大だったため、残業は毎日発生していました。本業と家庭の都合を踏まえると、副業は平日の夜はほとんどできないため、平日はクライアントとの連絡のみ行い、週末にまとめて対応して週明けに納品するというリズムで副業にあたっていました。毎月受注していたクライアントは、柔軟に対応してくれ、月初に当月の対応可能本数を相談していました。できる限り前倒し納品を心掛け、万が一、本業などの都合で急遽納品が遅れる見込みとなった場合は、すぐ相談して対応してもらったおかげで、本業や家庭とも両立できたと思います。副業で月5万円を稼ぐメリットとデメリット副業で月5万円稼げるメリットとして、金銭的な余裕が生じたことが挙げられます。5万円の収入アップはとても大きく、貯蓄に回したり比較的好きなものを自由に買えたりするため、気持ちに余裕が生まれました。一方でデメリットとしては、まず自分に使える自由な時間がほとんどなくなったことが挙げられます。また、週末に仕事をして週明けに提出する生活リズムだったため、実際に作業に取り掛かって疑問が生じても、すぐクライアントに聞いて解決できない点は大変でした。スムーズに納品まで進められるよう、週末のうちに企画案や原稿案を複数作成し、週明けクライアントに「よりどちらがよいか」と判断を仰ぐこともあったため、想定していた工数より大幅にかかったこともあります。副業で月5万円稼ぐなら税金や確定申告も押さえておこう副業で毎月5万円稼ぐのであれば、税金に関する手続きを把握する必要があります。ここでは、所得税を確定・納税させる確定申告と、住民税の申告手続きを解説します。税金の手続きを怠ると、場合によってはペナルティを科せられる可能性があるため、しっかり確認しましょう。月5万円の副業でも住民税や所得税はかかる?副業で毎月5万円稼ぐと、年間で60万円の副業収入がある計算になります。ほとんどの場合、副業収入は「雑所得」に該当します*。雑所得は、収入から経費を差し引いた金額(所得)に所得税や住民税がかかります。例えば、本業で300万円稼いでいる人が副業で月5万円(年間60万円)稼いだ場合は、所得税約2万1,000円、住民税4万2,000円の計6万3,000円ほどが上乗せされます。(※住民税は居住地域によって均等割が異なる)*副業の年間所得金額が300万円を上回る場合、または300万円以下でも帳簿をつけていれば「事業所得」となる▼関連記事:【フリーランス向け】事業所得と雑所得の違いとは?確定申告での注意点も解説確定申告はいくらから必要?確定申告とは、税務署に1年間(1月1日~12月31日)の所得を申告して、所得税や復興特別所得税を確定させる手続きです。確定申告によって、税務署から市区町村に申告内容が共有されるため、住民税も確定します。副業の場合だと、年間所得が20万円を超えた場合に確定申告が必要となります。ただし、年間所得が20万円以下でも、医療費控除や住宅ローン控除を受ける場合は、確定申告を行うことで還付金を得られる可能性があるため、所得金額に関わらず確定申告を行うとよいでしょう。▼関連記事:副業所得が20万円を超えたら確定申告が必要!初めてでも分かる経費計上の仕方や手続きの流れガイド▼関連記事:副業所得20万円以下の場合にするべきこと!住民税の申告方法や無申告のリスクを解説確定申告の流れ確定申告は、毎年2月16日~3月15日の期間に行います。なお、副業で月5万円稼いでいる場合の多くが雑所得に該当します。雑所得は青色申告が認められておらず、白色申告で確定申告することになる点には注意が必要です。確定申告は、以下の流れで行われます。副業にかかった経費や収入額を計算する確定申告書を作成する3月15日までに確定申告書を送信し、税金を納める確定申告は、副業をしている人向けにスマホからも気軽に行えるため、ぜひ利用してみましょう。▼参考:スマホで確定申告(副業編)月5万円の副業でも会社にバレる?前提として、住民税は前年の所得に応じて納税額が増減するため、副業で収入が増えると住民税が増額します。そして、市区町村から勤務先に住民税の通知が届くため、副業である程度稼ぐと本業の勤務先に副業がバレる可能性があります。会社に副業がバレるリスクを抑えるためには、確定申告書の「給与、公的年金等以外の所得に係る住民税の徴収方法」の項目を「自分で納付」にします。自分で納付にすることで、納付書が自宅に届き、会社には住民税の通知が届かなくなるため、副業がバレるリスクを抑えることができます。ただし、トラブルを避けるためにも、会社に許可をとったうえで副業を行いましょう。▼関連記事:副業がバレない方法4選!確定申告のポイントも解説月5万円を稼ぐ副業案件の探し方求人広告や求人検索サイトなど、仕事の探し方にはさまざまな方法があるため、初めて副業する人にとって、どれを活用するのが自分に合うのか迷いやすいかもしれません。ここでは、副業案件に気軽に応募しやすい「ハードルの低い方法」や、スキルを活かして「効率よく稼げる案件を探せる方法」を紹介します。複数の方法を試して、自分に合う探し方を見つけてください。クラウドソーシングを活用するクラウドソーシングは、外注先を探す企業などが、不特定多数の人に向けて業務を依頼するプラットフォームです。仕事内容や納期、レベルなど、多様な案件が常時掲載されており、副業初心者も応募しやすい案件が多いといわれています。多くのケースで面接が不要なため、すぐ副業を始めたい人におすすめです。▼関連記事:おすすめのクラウドソーシングを総まとめ!案件マッチングサイトを活用する案件マッチングサイトは、企業と求職者を結びつけるサイトです。求められるレベルは案件によって異なりますが、専門的なスキルを持った人が求められる傾向にあるため、クラウドソーシングサイトよりも単価が高い点が特徴です。培ったスキルを活かして効率よく稼ぎたい人や、スキルをもっと伸ばしたい人におすすめです。▼関連記事:【厳選】副業マッチングサービス・サイトのおすすめ30選を紹介SNSを活用するある程度職種は絞られますが、X(旧Twitter)などのSNSで業務委託案件を募集しているクライアントは意外と多く存在します。SNSでは、気軽にリプライで相談・応募ができるため、クライアントとの希望がマッチすれば、迅速に副業を始めることができます。一方で、SNSでのやりとりはクラウドソーシングサイトやマッチングサイトよりも信頼性が低い点には注意が必要です。副業の案件探しは「SOKUDAN」がおすすめ副業で月5万円を目指して案件を探すなら、フリーランス・副業向けの案件マッチングサイト「SOKUDAN」を利用するのがおすすめです。SOKUDANは、プロ人材のフリーランスや副業人材と企業をつなぐことをコンセプトとしており、次の3つの特徴があります。週1日~稼働OKの案件多数リモート案件率92%平均時給4,500円SOKUDANは、週1日から稼働OKの案件が豊富です。さらに、リモート案件率が92%のため、仕事が終わった平日の夜や週末を有効に活用できる案件を見つけやすいです。また、取扱案件の平均時給4,500円と高単価のため、短時間でもしっかりと稼ぐことができます。▼フリーランス・副業の案件・求人を探すならSOKUDAN▼SOKUDANの副業歓迎の案件一覧▼SOKUDANの土日OKの案件一覧▼SOKUDANのリモートワークの案件一覧まとめ本業で培ったスキルや、仕事終わりの時間を活用して、副業で月5万円稼ぐことは可能です。月5万円収入がアップすると、金銭的に大きな心の余裕が生まれます。ただし、本業に影響を及ぼさないためにも、休息時間はしっかり確保し、単発案件から徐々に稼働するとよいでしょう。また、副業を始めた当月から5万円を掲げると気負いすぎて負担になる可能性があるため、はじめは副業収入のハードルを下げて取り組むのがポイントです。今回紹介した副業の案件や職種を参考に、自分のライフスタイルや興味に合った副業を探してみてくださいね。