本業とは別に収入源を持ちたいと考え、副業を検討している女性の方も少なくありません。リモートワークの普及により、在宅でできる仕事も増え、副業にまつわる環境も整ってきています。今回は、副業を検討している女性が知っておきたい情報を紹介します。副業で収入を増やしたり、スキマ時間を活用して稼いだり、生活の自由度を上げていきましょう。▼関連記事:フリーランス女性の実態とは?メリットから悩みまで紹介女性の副業の実態日本でどのくらいの女性が副業をしているのか、気になったことはありませんか?まずは、Job総研が実施した調査と共に、女性の副業の実態について見ていきましょう。副業をしたことがある女性の割合と意欲引用:PRTimes「Job総研による『2023年 女性の副業実態調査』を実施Job総研が実施した「2023年 女性の副業実態調査」によると、全体の70%が副業経験「なし」と回答しています。その一方で、副業未経験女性に今後の副業意欲を聞くと、「したい派」が96.3%と多数を占めています。この調査から、実際に副業をしている人は3割程度であるものの、副業意欲のある女性はかなり多いことがうかがえます。副業で稼げる平均収入引用:PRTimes「Job総研による『2023年 女性の副業実態調査』を実施同調査によると、副業による年収は平均180.8万円でした。しかし、副業で得たいと思っている年収額を見てみると、平均210.6万円と、実際に副業で得ている平均より高くなっています。副業をしつつも、もう少し稼ぎたいと思っている女性が比較的多いのでしょう。副業の種類と仕事内容引用:PRTimes「Job総研による『2023年 女性の副業実態調査』を実施同調査によると、Webライティングやポイ活といったオンラインで完結する副業をしている女性が多いようです。体を動かす飲食アルバイトなどの副業をしている人もいるものの、全体で見るとやはり在宅でできる副業をしている女性が多い印象です。女性を中心に人気&おすすめの副業8選ここでは、特に多くのニーズを満たす8つの副業をピックアップして紹介します。WebライティングWebライティングは、Web媒体の記事やサイトに掲載する文章を作成する仕事です。文章を書くのが好きな人はもちろん、特定の分野に精通した人なども、専門的な媒体で必要とされる傾向があります。特に資格も必要ないので、誰でもチャレンジできる仕事と言えるでしょう。未経験者は報酬が低くなるかもしれませんが、実績を積めば報酬アップも期待できます。採用されるには、これまでに文章を書いた実績やテストライティングを求められることがあります。誰もがチャレンジできる仕事ではあるものの、文章を書くのが苦手な人には向いていないかもしれません。▼関連記事:フリーランスのライターが語る!働き方のリアルや年収を上げるコツ動画編集YouTubeなどのSNS投稿用の動画や、企業のPR動画などを作成する動画編集は、ここ数年で需要が伸びています。独学でスキルを身につける人も多く、クリエイティブな作業が好きな人にはぴったりな副業です。企業や他者の動画を作るほかに、自分で動画を投稿して広告収入を得る稼ぎ方もできるので、動画編集スキルは身につけておいて損はないでしょう。しかし、動画編集は地味な作業も多いので、パソコンの前に座ってずっと作業をするのが苦手な人には向かないかもしれません。▼関連記事:動画編集でフリーランス成功の道!案件獲得方法や単価・年収を解説これまでの経験を活かした仕事これまでの経験を活かした副業は、経験とスキルをすでに持っているので、採用されやすく、取り組みやすいでしょう。自分に合った副業をできるだけ早く探したいと思っている人は、経験を活かした副業案件を探してみましょう。副業が当たり前になった昨今では、営業やマーケティング、秘書、顧問など、さまざまな副業案件があります。▼関連記事:Webマーケティングの副業の案件獲得方法!稼ぐコツや始め方も解説▼関連記事:副業で「顧問」として活躍する働き方!メリットや向いている人を紹介占いやメイクレッスンなど趣味を活かした仕事占いやメイクなどの趣味がきっかけとなって、その分野の高いスキルを身につけている人は意外と多いものです。特定のスキルを持っている人は、個人が自分のスキルを売買できるプラットフォームで自分で仕事を受注できます。趣味の域を出ないと思っている人も、改めて自分が何ができるかを書き出してみると、人が喜んでくれるだけの能力が備わっているかもしれません。やってみたい気持ちはあるけれど自信がない場合は、お試し価格でスタートし、徐々に自信と実績を積み重ねていきましょう。データ入力データ入力は、企業や個人から依頼されたデータを、エクセルなどに入力していく仕事です。特に資格などは必要なく、パソコンを使った作業に抵抗がない場合は、どんな年代の女性も始めやすい仕事です。また、オンラインで完結するケースが多く、スキマ時間を使ってできるため、子育て中の女性にも取り組みやすいのが特徴です。数をこなさないと高い報酬は期待できないかもしれませんが、まずは始めやすい副業からスタートしたい人にはおすすめです。ハンドメイド商品販売手芸やアクセサリー作りなどのハンドメイドが得意な人は、自分の作品を売って稼ぐ方法があります。ハンドメイド商品販売も趣味と実益を兼ねた副業なので、手芸が好きで副業を探している人ならやらない手はありません。フリマアプリでスタートできるため、ハードルも高くありません。自分で作った商品を買ってくれる人がいることで、さらにやる気も湧いてくるはずです。株式投資、FX株式投資やFXなら、高いリターンが期待できます。また、株式投資やFXは、正しくは副業ではなく資産運用となるので、副業が禁止されている会社に勤めている女性でもできます。投資を始めることで、ビジネスに役立つ知識も得られるので、本業にもよい影響を与えてくれるでしょう。しかし、リターンを得るにはそれなりのリスクが伴います。投資額と学習量が必要となってくるので、元手が少なく、投資に関する知識や学ぶ意欲がない場合は後悔する可能性も高いので、向いているかどうかをよく考えましょう。アンケートモニターここまで紹介した副業がどれも難しく感じる人は、アンケートモニターから始めてみましょう。スマホやパソコンを使用し、企業が実施するアンケートに回答するだけで報酬がもらえます。企業によっては、インタビューや座談会なども実施しており、日時や場所が決まっているものもあります。1回の報酬額が低いため、大きな額を稼ぎたい人には向いていませんが、スキマ時間でできるものが多いので、育児や本業が忙しい人にも取り組みやすい副業です。その他のおすすめの副業や、土日・週1日でできる副業などを知りたい人は、以下の記事もチェックしてみてください。▼関連記事:土日・週末で稼げる副業10選!副業選びのポイントや注意点を解説▼関連記事:週1日でも稼げる!おすすめの副業11選!バレないコツや注意点も解説【副業の選び方】特に女性が見るべきポイント女性が副業を始める際には、どのように選ぶと後悔がなく、自分に合った副業を選べるのでしょうか。この章では、女性が副業をスタートする際の選び方を紹介します。▼関連記事:おすすめしない副業の特徴4選!自分にあった副業を選ぶためのポイントを解説安全な方法で稼げる仕事を選ぶ「誰でも1日数万円稼げる」といった謳い文句の仕事や、男性とチャットするだけで報酬が得られるいわゆるチャットレディといった仕事は、おすすめしません。高額なマニュアルを買わされたり、危険な目に遭ったりする可能性があるからです。楽に稼げる仕事にはウラがあるものです。うまい話に出会ったら一度頭を冷やすようにして、安全な方法で稼げる仕事を探しましょう。副業だからこそ楽しいと思える仕事を選ぶ週5日フルタイムの本業をしながら副業をするなら、興味のある仕事や楽しいと思える仕事を探しましょう。休日や1日働いて疲れて帰ってきてからする副業が、嫌なものだと続きません。一方で、自分が楽しいと思える副業なら、疲れていても取り組める可能性が高いでしょう。副業で何をしようか迷っている人は、まずは自分が楽しいと思える分野の仕事を探してみるとよいでしょう。効率よく稼ぐならスキルを活かせる仕事を選ぶすでに自分にあるスキルを活かせる副業だと、効率よく稼げる可能性が高いです。仕事の大枠がわかっているので、作業自体に時間がかかりすぎることがなく、スムーズに進められます。また、仕事を依頼する側としても、スキルや経験がある人なら安心感があるので、仕事も比較的見つけやすいです。これまでの仕事で身につけたスキルや経験を棚卸しして、できそうな副業を探していくのも賢い方法でしょう。女性が副業をする際の注意点副業を始める際には、まず本業の就業規則を確認するところから始めましょう。また、副業で一定の所得を得ると、自分で税務署に収入や支出を報告する確定申告を行う可能性が出てきます。どちらも忘れると、あとで後悔することになるかもしれないので、1つずつ確認していきましょう。就業規則を確認する副業を許可している会社が近年増えていますが、いまだに禁止令を出している会社もあります。副業を始める場合は、まずは必ず本業の就業規則を確認しましょう。副業禁止の会社で副業をしてバレた場合、罰則を課される可能性があります。副業禁止の会社で働いている場合は、その罰則を受ける可能性も考慮して、副業をするかどうか改めて考える必要があるでしょう。▼関連記事:副業がバレない方法4選!確定申告のポイントも解説確定申告をする副業を始めて、所得の合計が1年間で20万円を超えたら、確定申告をしなければなりません。確定申告とは、その年の1〜12月までに得た収入や支出を、翌年の2〜3月の所定の時期に税務署に報告する作業です。所得の合計が年間20万円以上にもかかわらず確定申告をしないと、無申告加算税や延滞税などのペナルティが課せられる可能性があります。副業で得た収入や支出はきちんと把握し、所得が20万円を超えたら必ず確定申告を行うようにしましょう。▼関連記事:副業所得が20万円を超えたら確定申告が必要!初めてでも分かる経費計上の仕方や手続きの流れガイド<副業案件探しには「SOKUDAN」がおすすめ>副業を探すときにおすすめのサービスが「SOKUDAN」です。SOKUDANでは、「リモート案件」「経験少なめOK案件」など、条件に合わせて副業案件を探せます。また、営業やマーケティング、人事、秘書など、職種別に案件を掲載しているので、自分のスキルや経験から仕事を探したい人にもぴったりです。副業を探している方は、ぜひチェックしてみてください。▼フリーランス・副業の案件・求人を探すならSOKUDANまとめ今回は、女性を中心に人気の副業を紹介しました。副業に興味を持っている女性は約9割と、副業に高い関心が寄せられています。副業を始めるときは、詐欺や危険が伴う話には注意しながら、自分の好きなことやこれまでに身につけたスキルを活かす観点で仕事探しをしていくとよいでしょう。SOKUDANでは、経験やスキルに合わせて副業案件を探せます。自分に合った仕事や案件を見つけて、安全に楽しく副業をしていきましょう。