「ロゴを作りたいけれど、デザインの知識も専用ソフトもない」というときに頼りになるのが、AI搭載のロゴ作成ツールです。ブランドや屋号の名前、希望するイメージなどを入力するだけで、プロのようなロゴを自動で作ってくれる便利なサービスが増えています。無料・登録不要・商用利用OKのものも多く、気軽に使えるのが魅力です。この記事では、初心者でも安心して使えるおすすめのAI搭載ロゴ作成ツールを紹介します。すぐに活用できるサービスばかりなので、ぜひチェックしてみてください。生成AIでロゴ作成ができる!AI搭載のロゴ作成ツールでは、ブランド名や業種、好みの色、希望する雰囲気などの基本情報をユーザーが入力するだけで、数秒〜数分のうちに複数のロゴ案が生成されます。AIは、大量のデザインデータを学習しており、そこから「どのようなロゴが好まれやすいか」「業種ごとの雰囲気に合うデザインは何か」を判断して、適したデザインを提示します。さらに、多くのツールでは「カスタマイズ機能」も搭載されています。生成されたロゴをそのまま使うのではなく、色やテキスト、サイズを変えたり、フォントを選び直したり、配置を微調整することが可能です。中には、名刺やSNS用のアイコンサイズに合わせたデータ形式を選べるツールや、背景の透明化機能が付いているツールもあります。生成AIを使ってロゴ作成をするメリットAI搭載のロゴ作成ツールでは、デザイン経験がなくても、画面の指示に従ってブランド名や好みのテイストを入力するだけで、誰でも直感的にロゴを作成できます。難しい操作はなく、数クリックで操作できるため、デザインソフトを使ったことがない人でも安心です。また、AIがロゴを生成する時間はわずか数秒から数分です。従来のようにアイデア出しから仕上げまでに時間をかける必要がなく、短時間でイメージに合ったロゴを作成できるため、大きな時短につながるでしょう。さらに、プロのデザイナーに依頼すると数万〜数十万円かかることもありますが、AI搭載のロゴ作成ツールは無料で使えるものも多く、有料でも数千円程度と非常にリーズナブルです。特に、副業や個人事業を始めたばかりの人にとって、初期費用を抑えながらブランドのイメージを整えられるのは、大きなメリットといえるでしょう。【無料】おすすめのAI搭載のロゴ作成ツール10選AI搭載のロゴ作成ツールには、無料で使えるツールや、登録なしでサクッと始められるツールが多くあります。ここでは、実際に多くのユーザーに利用されているAI搭載のロゴ作成ツールを厳選し、それぞれの魅力や使いどころを詳しく解説します。Canva:AIがキーワードからデザインを複数提案Canva(キャンバ)は、誰でも簡単におしゃれなロゴが作れるツールとして、多くの人に利用されています。ロゴのテンプレートは数千点以上が用意されています。「カフェ」「ナチュラル」「シンプル」などのキーワードを入力すると、それに合った雰囲気のロゴが複数表示され、気に入ったデザインを選んでから細かく編集できます。テンプレートをベースに自分らしくアレンジできるので、初心者でもオリジナリティのある仕上がりにできるでしょう。また、操作も直感的で分かりやすく、デザイン未経験者でも扱いやすいのが魅力です。サービス名Canva料金・無料(50回までの制限あり)主な機能・ロゴの自動生成・生成スタイルの選択Wix:質問形式でスムーズにロゴ作成が可能Wix(ウィックス)は、ホームページ作成ツールとして有名ですが、実はロゴ作成ツールも提供しています。AIが質問形式で好みを聞き、それに応じたロゴ案を提案するため、初めての人でも使いやすいのが特徴です。日本語に対応しているため、操作や説明が分かりやすく、安心して進められるでしょう。ロゴの生成・ダウンロードは無料でできますが、商用利用には有料のプレミアムプランを購入する必要があります。そのため、「商用利用したいけれども、まずは試しにデザインを見てみたい」「日本語で操作できるツールが安心」という人におすすめです。サービス名Wix料金・無料※商用利用の場合はプレミアムプラン(月額1,300円~)への加入が必要主な機能・ロゴの自動生成・柔軟なカスタマイズ・高画質ダウンロードPlayground AI:写真や素材をベースにリアルなロゴ合成が可能Playground AI(プレイグラウンド エーアイ)は、よりアート寄りの自由なロゴ表現ができるのが特徴です。実際の写真や素材をAIで合成し、リアルで独創的なビジュアルを生成できます。例えば、背景に風景を使ったり、2Dロゴやマスコットを作成したりと、一般的なテンプレート型ロゴよりも個性を出せます。操作画面は英語ですが、視覚的で分かりやすく、基本的な使い方を覚えれば難しくありません。有料プランでは、高解像度ファイルの取得や生成制限の解除が可能です。無料プランでも基本機能は利用可能なうえに、商用利用もできます。サービス名Playground AI料金・無料・Pro Design:月額15ドル主な機能・ロゴの自動生成・実際の画像と合成・柔軟なカスタマイズShopifyロゴメーカー:業種や雰囲気に合わせたテンプレートを自動提案Shopify(ショッピファイ)ロゴメーカーは、Shopifyが提供する完全無料のロゴ作成ツールです。美容や飲食、ファッションなど、業界別に用意されたテンプレートが豊富にあり、業種に応じたデザイン案が自動で提案されます。また、ドラッグ&ドロップ操作で、フォントや色、アイコンを自由に編集可能なため、初心者でも直感的にカスタマイズできます。作成までは登録不要という手軽さもポイントです。まずはロゴを生成し、気に入ったら登録してダウンロードできるため、気軽に試せます。完成したロゴは商用利用可能です。サービス名Shopifyロゴメーカー料金・無料・BASIC:月額24.99ドル・PLUS:月額49.99ドル主な機能・ロゴの自動生成・業界別のロゴデザイン・高画質PNG/SVGファイルダウンロードDesignEvo:1万点以上の豊富なテンプレートから選べるDesignEvo(デザインイーヴォ)は、豊富なテンプレートと使いやすさが特徴のAI搭載のロゴ作成ツールです。登録不要で利用でき、10,000種類以上のデザインテンプレートからロゴを選べます。テンプレートは、業種別やスタイル別に整理されており、飲食や美容、IT、教育、動物、不動産など、さまざまな用途に対応しています。気に入ったテンプレートを選んだ後は、文字を変更したり、色やアイコンを調整したりと、簡単に細かい編集もできます。また、直感的に使えるため、PC操作に慣れていない人でも安心して作業を進められます。すぐにロゴが必要な人や、デザインに自信がない人にもぴったりです。サービス名DesignEvo料金・無料・Basic:29ドル/1デザイン・Pro:60ドル/6デザイン・Brand:120ドル/30デザイン主な機能・ロゴの自動生成・10,000以上のテンプレート・高画質SVG/PDFファイル化LogoMakr:3ステップで直感的にオリジナルロゴが完成LogoMakr(ロゴメーカー)は、3ステップでロゴが完成する設計となっており、時間をかけずにオリジナルのデザインを作成できるツールです。検索バーからアイコンを選び、ビジネス名などのテキストを入力し、色やサイズを調整するだけで、簡単にロゴを作成できます。画面がとても見やすく、スマートフォンでも使いやすいため、移動中にロゴを考えたいときにも便利です。解像度は高くありませんが、作成後は無料登録すれば無料でロゴをダウンロードできます。商用利用や高解像度ファイルが必要な場合は、有料オプションを検討する形になりますが、まずは気軽に試せる点が多くのユーザーに支持されています。サービス名LogoMakr料金・無料主な機能・ロゴの自動生成・フォントや色の変更LogoFactory Web:数秒でオリジナルのロゴを作成可能LogoFactory Web(ロゴファクトリー ウェブ)は、登録なしで即座にロゴを生成できるスピード感が魅力のツールです。ビジネス名や好みのスタイルを選ぶだけで、数秒で複数のロゴ案が自動生成されます。ただし、細かいデザイン編集機能はやや限定的なため、「簡単でいいからロゴの形にしたい」「イメージをつかむための仮ロゴが欲しい」といった場面に向いています。サービス名LogoFactory Web料金・無料主な機能・ロゴの自動生成・テンプレートの使用Renderforest:質問に答えるだけでロゴが完成Renderforest(レンダーフォレスト)は、ロゴだけでなく、動画や名刺、プレゼン資料まで一括でデザインできる多機能ツールです。日本語に対応し、直感的に操作できるのが大きな魅力です。盛り込みたいキーワードや希望するスタイルを入力し、「Pixel Art」「Children Drawing」「Sketch」などの20種類のスタイルから選ぶと、AIが複数のロゴ案を自動生成します。編集画面では、フォントや色などを細かく調整できるうえ、作成したロゴをそのまま資料や動画に展開できます。ロゴアニメーションや動画にも対応・連携しており、作成したロゴを使って、アニメーションやイントロ動画も簡単に作成できます。サービス名Renderforest料金・無料・Lite:月額2,239円・Pro:月額3,699円・Business:月額7,599円主な機能・ロゴの自動生成・柔軟なカスタマイズChatArt:会話感覚で希望のロゴの生成・調整が可能ChatArt(チャットアート)は、複数の高度なAI技術を活用して、オリジナリティの高いロゴを瞬時に生成できるツールです。色やフォント、レイアウトの組み合わせが豊かで、ほかのロゴ作成ツールとは一線を画す、柔軟で多彩なデザイン提案が魅力です。テキストロゴや、グラフィックシンボル、幾何学図形、手描き風など、デザインが多様で、色やフォント、レイアウトのカスタマイズも柔軟にできます。被らないロゴを作りたい人に特におすすめです。無料プランでは、基本的なロゴ生成機能を試すことができ、生成したロゴはダウンロードできます。しかし、商用利用権や高解像度のファイルを取得するためには有料登録が必要です。サービス名ChatArt料金・無料・月間ライセンス:2,680円・年間ライセンス:6,980円・永久ライセンス:16,950円主な機能・ロゴの生成・先進的なAIモデル・複数のプラットフォームとの連携Namecheap Logo Maker:名刺やWebサイトにも対応可能Namecheap Logo Maker(ネームチープ ロゴ メーカー)は、ロゴ作成をはじめ、ブランド全体のマーケティング支援も視野に入れた設計がされているAIツールです。ビジネス名や好みのスタイルを入力するだけでロゴ案が生成されます。ロゴができた後は、ブランドガイドラインや名刺、SNSバナーなどのデザイン提案もセットで受けられます。なお、登録なしでロゴ作成自体はできますが、ダウンロードには無料アカウントの作成が必要です。サービス名Namecheap Logo Maker料金・無料主な機能・ロゴの自動生成・デザインの編集【有料・商用利用OK】おすすめのAI搭載のロゴ作成ツール7選無料ツールは手軽さが魅力ですが、細かなカスタマイズや商用利用の自由度に限りがある場合もあります。対して、有料ツールはデザインの自由度が高く、著作権面でも安心して使えるのが大きなメリットです。ここでは、ビジネスシーンでも安心して使える、おすすめのAI搭載のロゴ作成ツールを紹介します。Adobe Express:豊富なデザインテンプレートが使い放題Adobe Express(アドビエクスプレス)は、チラシやSNS投稿画像などを簡単に作れるデザインツールとして知られていますが、実はロゴ作成もAIでスムーズに行えます。操作は非常にシンプルで、ブランド名や業種、スタイルの好みなどを入力するだけで、AIが複数のロゴ案を自動で提案してくれます。提案されるロゴは、どれもAdobeらしく洗練されています。ロゴ作成後は、そのままAdobe Expressの編集機能で名刺やバナー、SNS用画像に展開できるため、簡単にブランドイメージを一貫させることができます。「見た目のクオリティにもこだわりたい」「ロゴ以外のビジュアル素材も一緒に作りたい」と考えている人におすすめです。サービス名Adobe Express料金・無料プラン(生成AIの利用は不可)・プレミアムプラン:月額1,180円・グループ版:1ライセンスあたり月額700円(2ライセンス以上の購入、1年以上の契約が必要)・エンタープライズ版:要問い合わせ主な機能・ロゴの自動生成・豊富なテンプレート・柔軟なカスタマイズ・Adobe製品との連携Logomaster.ai:ブランド名や業種を入力するだけで洗練されたロゴを自動生成Logomaster.ai(ロゴマスター エーアイ)は、あらかじめ用意されたいくつかの質問に答えていくだけで、AIがブランドの雰囲気に合ったロゴデザインを自動で提案するツールです。有料プランには、名刺や封筒、SNS用バナーなどのテンプレートも含まれており、ロゴを軸にした一貫性のある制作物を揃えられます。多くのツールはサブスクリプション(月額課金)制を採用していますが、Logomaster.aiは一度購入すれば、ロゴや関連ファイルを何度でも使える買い切り型です。将来的に別の用途で同じロゴを使用したいときに、追加料金が発生しないメリットがあります。サービス名Logomaster.ai料金・Basic:2,900円/個・Premium:7,900円/個・Enterprise:12,900円/個主な機能・ロゴの自動生成・柔軟なカスタマイズ・豊富なテンプレートLooka:2,000万以上のビジネスに支持Looka(ルッカ)は、使い方がとてもシンプルで、ビジネス名と業種、好みのスタイルや色を選ぶだけで、洗練されたロゴ案が複数生成されるAI搭載のロゴ作成ツールです。また、生成されたロゴに対して、ブランドガイドラインや名刺、SNS用の画像などもセットで提供してくれます。気に入ったデザインが見つかってから購入できるため、まずは試してみたい人におすすめです。サービス名Looka料金都度購入・Basic:20ドル・Premium:65ドルサブスクリプション・Brand Kit Subscription:月額96ドル・Brand Kit Web Subscription:月額129ドル主な機能・ロゴの自動生成・色の変更・背景透過・PDF/PNG/ベクター画像化Illustroke:シンプルで洗練されたベクターデザインが得意llustroke(イラストローク)は、ベクター画像の生成に特化したAI搭載のロゴ作成ツールです。40種類以上のスタイルから選択・編集できます。ロゴをはじめ、アイコンやインフォグラフィック、抽象アートなど、幅広いジャンルに柔軟に対応しています。ベクター画像は拡大・縮小しても画質が劣化しないため、生成したロゴは名刺からポスターまで幅広い用途に使えます。操作画面は非常にシンプルで直感的に使えるため、デザインの経験がない人でも安心して利用できるでしょう。サービス名Illustroke料金・お試しプラン(公式SNSのフォローで無料トークンが付与)・Personal Bundle(50トークン):6ドル・Growth Bundle(200トークン):18ドル※1回のロゴ生成に1トークンを消費主な機能・ベクター画像の自動生成・豊富なスタイルBrandmark:ブランドに合うトーンや印象を分析してデザインを生成Brandmark(ブランドマーク)は、ロゴを中心にブランド全体のビジュアル戦略をサポートする、多機能なAIツールです。業種やキーワードを入力するだけで、完成度の高いプロのようなデザイン案が多数生成されます。生成されたロゴは、フォントや色、レイアウトなどを自由に編集できるのはもちろんのこと、複数案を同時に比較・検討できるインターフェースも備えており、納得いくまで細かな調整が可能です。アイコン用や白黒版など、ロゴの使用シーンごとに最適化されたバージョンも一括でダウンロードできるなど、ロゴを実際に運用する際にも便利な機能も搭載されています。サービス名Brandmark料金・Basic:25ドル/回・Designer:65ドル/回・Enterprise:175ドル/回主な機能・ロゴの自動生成・ブランディングツールDesigns.AI:業界やブランドに基づいてAIが多数のロゴを提案Designs.AI(デザイン エーアイ)は、ロゴや動画、バナー、モックアップ、画像編集、文章生成など、あらゆるクリエイティブ作業をAIで自動化・効率化できる統合ツールです。ロゴ作成では、ブランド名や業種、好みのカラーなどを入力するだけで、AIが複数のテンプレートを自動生成します。テンプレートが豊富で、業種や雰囲気に合わせて幅広い選択肢の中からロゴを選べるのが魅力です。また、Designs.AIではロゴを含むブランド素材を「ブランディングキット」としてまとめて出力できるため、ロゴと一緒にSNSバナーや名刺デザインなども統一感を持って用意できます。サービス名Designs.AI料金・Basic:月額42,000円・Pro:月額63,000円・Enterprise:月額280,000円主な機能・ロゴ自動生成・豊富なテンプレート・ビデオメーカー・デザインメーカー・AIメーカーTailor Brands:ブランド運用に必要なツールをトータルカバーTailor Brands(テイラーブランズ)は、ロゴ作成にとどまらず、Webサイトや名刺、会社設立サポートなど、新規事業に必要なあらゆるサービスを一括で提供してくれるツールです。ロゴ作成は、直感的に操作できるのが特徴的で、細かいカスタマイズも可能です。完成したロゴは、名刺やプレゼン資料、SNSなどの各メディア用に自動で展開する機能もあります。Tailor Brandsでは、会社設立やドメイン取得、メールアドレス作成なども行えるため、「ゼロからビジネスを立ち上げたい」「あれこれ別々のサービスを使いたくない」という人におすすめです。サービス名Tailor Brands料金・Basic:月額3.99ドル・Standard:月額5.99ドル・Premium:月額12.99ドル主な機能・ロゴ自動生成・豊富なブランディング機能・LLC設立やビジネス公式化支援AI搭載のロゴ作成ツールの選び方AI搭載のロゴ作成ツールには、おしゃれなデザインが得意なツールもあれば、操作がシンプルなもの、カスタマイズが自由なものなど、それぞれ特徴や得意分野、使い勝手に大きな差があります。せっかく使うなら、自分の目的や使い方に合ったツールを選びたいところです。ここでは、AI搭載のロゴ作成ツールを選ぶ際にチェックしたいポイントを紹介します。デザインの多様性AI搭載のロゴ作成ツールを選ぶ際は、ツールに搭載されているデザインのバリエーションを確認しましょう。テンプレートのバリエーションが豊富なツールもあれば、少数の似たようなデザインしか出てこないツールもあります。デザインのバリエーションが少ないツールを使うと、「もう少し落ち着いた雰囲気にしたい」「英語の書体がちょっとイメージと違う」など、細かい好みに対応するのが難しいため、自分のイメージに合うロゴがなかなか生成されません。さまざまなデザインを見てみたい場合は、デザインの選択肢が多いツールを選ぶと満足度が高くなるでしょう。操作性AI搭載のロゴ作成ツールは、直感的に使えるかどうかが使い勝手を大きく左右します。画面が複雑だったり、英語表記で理解しづらかったりすると、ロゴ作成の途中で挫折してしまうこともあります。ボタンの配置やメニューが分かりやすく、次に何をすればよいのかがすぐに理解できるツールがおすすめです。例えば、作業の項目が順番に表示されていたり、イラストなどで視覚的に分かりやすく説明していたりするツールは、初心者でもスムーズに進められます。また、スマートフォンでも操作できるツールや、日本語に完全対応しているサービスもあります。普段PCに慣れていない人や、気軽にスマホで試したい人などは、操作のしやすさを意識して選びましょう。カスタマイズ性AIが作ってくれたロゴを自分らしく調整できるよう、どれだけ自由に編集できるかにも注目しましょう。ロゴの色やフォント、レイアウト、背景色などを自由に変更できるツールであれば、提案されたデザインをベースに、自分のイメージに近づけられます。反対に、カスタマイズの自由度が低いと、「あと少しこうしたい」という気持ちがあっても反映できず、妥協する必要があります。細かい調整ができることで、ロゴにオリジナリティを加えられます。作ったロゴを本格的に使いたいと考えている人は、カスタマイズのしやすさをチェックしてから選ぶのがおすすめです。商用利用の可否作成したロゴを名刺やWebサイト、商品パッケージなどに使いたい場合は、商用利用が可能かどうかを必ず確認しましょう。特に、無料のロゴ作成ツールは、商用利用に制限があるものもあるため注意が必要です。無料でロゴを作れたとしても、「商用利用NG」や「利用には別途有料プランへの加入が必要」といった条件がある場合は、無断で使用するとトラブルになる可能性もあります。安心して使うためには、ダウンロード前に「利用規約」や「ライセンス情報」をしっかり確認しましょう。AI搭載のロゴ作成ツールの活用例企業やブランドの印象を左右する重要なロゴの作成に、AIを使うのは大丈夫なのかと不安に感じる人もいるかもしれません。しかし、さまざまな業種の企業がすでにロゴ作成にAIを導入し、成果を上げています。例えば、作業服で知られるワークマンが展開する子ども向けブランド「ワークマンキッズ」では、ロゴ作成にAI搭載のロゴ作成ツールが用いられました。従来、新ブランド立ち上げの際は数百万円のコストと数ヶ月の期間・工数をかけてロゴ作成を外注していたのが、AIを用いたことで数時間で大方のデザインが固まったうえに、デザイン費は数千円と大きく抑えられました。親しみやすく子どもらしさを感じられるロゴは、デジタルとリアルの販促物で広く活用されています。また、ロゴ制作とは少し異なりますが、コカ・コーラではマーケティング戦略の1つとして画像生成AIを活用しています。コカ・コーラは「Create Real Magic*」というAI画像生成プラットフォームを公開し、消費者やクリエイターがAIを使ってオリジナルのロゴやボトルデザイン、アート作品を制作できるようにしました。ユーザーはテーマやシーン、スタイルを選択し、さらに自由なプロンプトを追加して画像を生成できます。生成された作品の一部は、コカ・コーラの屋外広告や公式SNSアカウントで紹介されました。このように、AI搭載のロゴ作成ツールを使うと、クリエイティブ業務にかかる時間やコストを抑えつつ、クオリティの高い成果物を短期間で仕上げられます。専門スキルがなくても扱えるツールが増えているため、個人や小規模な事業でも十分に活用できる可能性があります。*使用は期間限定で、2025年4月現在は使用不可となっているまとめAIの進化によって、文字を入力するだけでロゴを自動生成できるツールが増えています。無料で使えるものや、登録なしで試せるものも多く、手軽にロゴを作成できます。商用利用が可能なサービスも豊富にあり、副業や個人のビジネスを始めたい人にとっても安心して使える選択肢が広がっています。数分で本格的なロゴが完成するケースも多く、専門のデザイナーに依頼する時間やコストを節約できるのも大きなメリットです。まずは気になったツールから試してみて、自分の感性に合ったものを見つけてみてくださいね。