フリーランスとして働き始めたばかりの方は「会社員のような生活スタイルで、週5日案件で安定した稼ぎが欲しい!」という方もいるでしょう。あるいは「単発の案件ばかりではなく、週5日の大規模・長期間継続案件に参画したい!」という方もいるかもしれません。この記事では、週5日で稼働するフリーランス案件の特徴や注意点を、おすすめの案件マッチングサービスとともに紹介します。自由なライフスタイルを求めてフリーランスになった人も、週5日稼働の案件を請けることで得られるメリットがあります!▼SOKUDANの週4日〜週5日稼働のフリーランス案件一覧▼関連記事:フリーランスになるには?必要な手続きや仕事獲得の方法まで解説フリーランスの週5日案件の特徴企業が正社員を雇うのではなく、フリーランスを起用したい状況というのは、早急に人手が必要な場合や、専門性の高い人材が必要な場合が多いです。正社員ではすぐに採用できないため、フリーランスに案件を依頼しようとするわけですが、そのようなフリーランス向けの週5日案件の特徴には以下のようなものがあります。大型の案件や長期のプロジェクト企業が週5日の稼働を希望している案件というのは、大型の案件だったり、長期のプロジェクトであることが多いです。短期集中で仕上げたいプロジェクトの可能性もありますが、多くの人が関わっていて、半年〜1年以上の長期案件のためにフリーランスを起用していることもあります。常駐や出社が求められることがある週5日稼働のフリーランスは、会社員と同じような働き方になるため、クライアント先に常駐したり、クライアントから対面での打ち合わせを求められることもあります。常駐型案件のメリット・デメリットはこちらの記事で解説しています。▼関連記事:常駐型フリーランスのメリット・デメリット!契約や案件選びの注意点を解説 案件に深く関わることができる週5日間同じクライアントの案件に携わるということは、それだけ多くの仕事を任せてもらえるため、学べることや提供できる価値も大きいです。1つの案件に深く関わることで得られる経験は貴重でしょう。クライアントと深い関係を築ける週5日同じ案件に携わるということは、クライアントと接する時間も長くなるため、より深い関係を築くことができるでしょう。信頼してもらうことで仕事のやりがいも増えていきます。長期的な関係を構築していくことで、次の案件に繋がったりして、フリーランスとしての収入も安定するきっかけになります。フリーランスの週5日案件の注意点フリーランス向けで週5日の稼働が必要な案件は、大型案件だったり、高単価案件であることが多いですが、その分注意点もあります。働く時間や場所の自由度が低い好きな場所から好きな時間に仕事ができる自由なフリーランスとは異なり、週5日案件に参画する場合、週5日分の時間や労力を提供しなくてはいけません。業務委託契約では、クライアントはフリーランスに働く時間や場所を指定することはできませんが、週5日でオフィスへの常駐や出社を求めるクライアントもいるため注意が必要です。※業務委託契約において、企業のフリーランスに対する勤怠報告の指示や働く時間・場所の指定は認められていません。収入が途絶えるリスク週5日案件を受けていると、基本的に月曜日〜金曜日までの一般的な勤務時間はその案件に費やすことになります。そうなると、他の案件を平日の日中に行うことは難しく、週5日案件1つのみを行う形になることが多いです。その案件が終了したら収入が途絶えてしまうため、フリーランスは戦略的に案件獲得の計画を練る必要があります。意外と時給が低いこともある週5日だと案件単価(報酬)が高く感じるかもしれませんが、実際に稼働している時間としては1日8時間×月20日とすると月160時間の稼働になります。時給換算してみて妥当な報酬か確認することをおすすめします。出社を求められる場合には、自宅からの往復の通勤時間や身支度の時間なども発生します。自宅で単発のリモートワーク可能な案件を請けているほうが時給換算すると高時給だった...なんてこともあるかもしれません。業務内容と稼働時間が見合っていないこともクライアントの中には、「とにかく人手が足りないから週5日で働いてくれる人が欲しい....」という場合もあります。その場合、業務内容がざっくりしていたり、想定より多めに稼働時間がとられている、なんてこともあり得ます。フリーランスとして持っている専門性を活かせない雑用や、スキルに見合わない仕事を任せられることもあります。きちんとプロとしての仕事を任せてもらえているか?週5日の稼働が適切か?を冷静に判断するようにしましょう。週5日案件があるフリーランスマッチングサービスおすすめ5選週5日稼働の案件を紹介しているフリーランス向けのマッチングサービスを5つ紹介します。自分のスキルや希望に合った案件を見つけるために、いくつか登録しておくとよいでしょう。SOKUDAN(ソクダン)「SOKUDAN」は、フリーランス・副業など業務委託のプロ人材と企業を結びつけるマッチングサービスです。エンジニア、マーケター、営業、事業企画の職種がボリュームゾーンですが、その他の職種の案件も豊富にあります。「即戦力のプロ人材」を求めている企業が多いので、レベルの高い案件や特定のスキルを発揮できるような、お宝案件にも巡りあえるでしょう。稼働日数に合わせて案件を探せるので、「週4〜5日」の条件で絞り込んで検索してみましょう。92%以上がリモートワーク可能な案件なので、週5日稼働の案件でも在宅可能なものが見つかるでしょう。▼SOKUDANの週4日〜週5日稼働のフリーランス案件一覧▼関連記事:【利用者が調査】SOKUDANの評判・口コミを徹底分析!レバテックフリーランス「レバテックフリーランス」は、IT専門で19年続いてきたフリーランス向けのエージェントサービスです。2024年2月時点だと、「週5日勤務」の公開案件数は「2,520件」でした。レバテックフリーランスでは、高単価の案件を豊富に扱い、利用者の「平均年収876万円」を実現しています。さらに案件参画中の手厚いサポート体制を完備し、「契約更新率93%」と高水準の実績があるので、大型案件を継続して受注することで安定したフリーランス生活を送ることができそうです。▼関連記事:【利用者が調査】レバテックフリーランスの評判・口コミを徹底分析!TECH STOCK(テックストック)「TECH STOCK」は、日本のIT人材の地位向上を目指していて、エンジニア案件に強みがあるエージェントです。原則、2次請けより商流の深い案件は紹介しておらず、多重下請けからの脱却や正当な報酬の提供を実現しています。「90%以上」が週5日稼働案件で、2024年2月時点だと週5日稼働の案件数は「7,860件」でした。しっかりと腰を据えて働きたいフリーランスのための案件を取り揃えています。ITプロパートナーズ「IT PRO PARTNERS」は、ITのフリーランス・起業家を主なターゲットとしているエージェントサービスです。「フリーランスやIT起業家の自立を支える」というコンセプトのもと運営されていて、ハイエンドなスキルを持つユーザーが多く登録しています。ITプロパートナーズは、エンドクライアントと契約しているので、高単価な案件が多いです。今はフリーランスとして仕事を受けてスキルを高めたいが、ゆくゆくは自分の事業を起こしたいという方におすすめのマッチングサービスです。▼関連記事:【利用者が調査】ITプロパートナーズの評判・口コミを徹底分析!geechs job(ギークスジョブ)「geechs job」は、取引実績は約3,550社で、20年以上の支援実績を誇るフリーランスエンジニア向けのエージェントサービスです。エンドクライアントと直接契約できる案件を多数保有しているため、「平均年収879万円以上」という高年収を実現しています。リモート可能案件は「80%以上」となっており、週5日案件も保有しています。「市場価値診断」で経験やスキルに応じた月額の報酬の目途がわかるサービスがあるので、その結果を元に、エージェントからキャリアアドバイスや案件紹介を受けることもできます。フリーランス向けの週5日稼働案件例週5日稼働のフリーランス向けの案件例をいくつか紹介します。業務内容や必要なスキル、案件単価の参考にしてみてください。案件例1:フリマアプリのAndroidエンジニア アプリのAndroidエンジニアとして、プロダクトを強化するための設計・開発・運用を行います。稼働日数:月曜日~金曜日のうち、週3〜5日 ※リモート勤務も可能案件単価:月額80万~150万円必要なスキルや経験:Androidネイティブアプリ開発経験 (3年以上)Java/Kotlinの開発経験GitHubの使用経験▼案件詳細:フリマアプリのAndroidエンジニア!案件例2:デジタルマーケティング支援企業でWebプロデューサー・ディレクター スケジュール管理、予算管理、メンバーとのコミュニケーション、調整、外部制作会社との連携など、Webディレクションを行います。稼働日数:月曜日~金曜日のうち、週4~5日 ※週2~3日程度リモート勤務も可能案件単価:月額40万~60万円必要なスキルや経験:Webディレクターとしての経験デジタル領域における何らかの提案経験、もしくは営業経験▼案件詳細:デジマ支援企業でWebプロデューサー・ディレクター!案件例3:WEB広告プランナー(Google/Yahoo/SNS広告)広告代理店にて、Web広告のプランニング、一部運用業務を行います。稼働日数:月曜日~金曜日のうち、週4~5日 ※週2~3日程度リモート勤務も可能案件単価:月額41万 ~ 55万円必要なスキルや経験:Web広告運用の経験▼案件詳細:WEB広告プランナー(Google/Yahoo/SNS広告)フリーランスの働き方のポイントフリーランスは週に何日間働くか、どれくらい案件を請けるか、など全て自分で決めることができます。理想的なフリーランスライフを送るために、フリーランスとしての働き方のポイントを紹介します。働く時間や場所の自由度が高いかフリーランスとして働くメリットは、時間や場所にとらわれずに働けるという点です。稼働時間の縛りが少なかったり、リモート勤務ができたりするので、生活の自由度が会社員とは大きく異なります。フリーランスが案件を選ぶ際は、リモート勤務が可能か?就業時間は自由か?などがポイントです。▼関連記事:【体験談あり】フルリモートでフリーランスとして働くメリット・デメリット!複数案件を掛け持ちしてリスクヘッジするフリーランスは働く案件を自分で選べる一方で、会社員のように雇用が安定しているわけではないので、突然案件が打ち切りになって収入が途絶えるリスクもあります。週5日の案件にガッツリ取り組むことで得られる経験やスキルもありますが、複数案件を掛け持ちして、収入が途絶えるリスクに備えるというのもフリーランスとしての1つの考え方です。案件をどのように掛け持ちするのがよいかは、こちらの記事も参考にしてください。▼関連記事:フリーランスは複数案件を掛け持ちすべき?注意点や案件獲得方法を解説 スキルに合った報酬かフリーランスとして案件を選ぶ際は、報酬をしっかりと確認してから契約をするようにしましょう。自分の持ち合わせているスキルに対して、対価が正当かどうか、逆に案件単価が高すぎてスキルが不十分でないか、など事前にクライアントとすり合わせをすることが重要です。何よりも、自分の適性や得意なことにマッチした案件に取り組めるとよいでしょう。これからフリーランスを目指す方はこちらの記事を参考にしてみてください。▼関連記事:フリーランスの仕事は多種多様!向いている人や仕事の探し方もご紹介▼関連記事:【2024最新】フリーランス・副業の平均年収ランキング(職種別) まとめ週5日フリーランスとして働くことで得られる経験や経済的なメリットと、週5日勤務による時間や場所の拘束を天秤にかけて、自分に向いているフリーランスとしての働き方を探ってみてください。案件のマッチングサービスを活用することで、きっと最適な案件に出会うことができるでしょう。▼SOKUDANの週4日〜週5日稼働のフリーランス案件一覧