フリーランスとしてのキャリアを考えているAWSエンジニアのみなさんフリーランスエンジニアは、会社員より稼げる!フリーランスは、収入が不安定でリスクが大きい!いろいろな情報がある中、AWSエンジニアとしてフリーランスで活躍できるのか悩むこともあるでしょう。この記事では、フリーランスのAWSエンジニアの仕事内容や具体的な案件単価、年収、案件獲得のノウハウを深掘りします。フリーランスとして成功するためには、技術だけでなく、市場の需要や仕事の流れを理解することが不可欠です。この記事を読むことで、AWSエンジニアとしてフリーランスの一歩を踏み出すための知識を得ることができるでしょう。▼関連記事:フリーランスエンジニアになるには?必要なスキルやメリット・デメリット▼SOKUDANのフリーランス・副業向けAWS案件一覧AWSエンジニアはフリーランスに向いているのか?AWSは、世界中で利用されているクラウドサービスで、このスキルを持つフリーランスエンジニアは需要があります。AWSエンジニアがフリーランスとして活躍できるのかについて、IT業界や人材市場におけるAWSの位置付けや需要、AWSの特徴から解説していきます。AWSの市場での位置づけと需要AWSは、Amazon Web Servicesの略称で、Amazonが提供するクラウドサービスです。IaaS、PaaS、SaaSなど、幅広いサービスを提供しており、世界中の企業や組織で利用されています。AWSは、クラウドサービス市場において圧倒的なシェアを誇っており、その市場シェアは約33%と言われています。これは、2位のMicrosoft Azureの約22%、3位のGoogle Cloud Platformの約10%を大きく引き離しています。AWSの需要は、「デジタル化の進展」「クラウドサービスへの移行」「新規事業の立ち上げ」「コスト削減」の観点から、今後も高い成長率で拡大していくと予想されています。AWSの特徴AWSは、必要なリソースを簡単に増減することができ、ビジネスの成長に合わせて柔軟に拡張することができる高いスケーラビリティが特徴です。また、Amazonのグローバルインフラストラクチャによって支えられており、高い可用性とセキュリティを実現しています。多くのサービスで従量課金制を採用しているため、必要なリソースに対してのみ料金が発生するため、コストを最適化することができるでしょう。AWSで開発できるものAWSは、その柔軟性と幅広いサービスにより、開発者と企業が様々な種類のシステムを構築、デプロイ、管理するための強力なプラットフォームを提供しています。WebアプリケーションAWSのクラウドインフラストラクチャを利用して、スケーラブルで信頼性の高いWebサイトやアプリケーションを構築できます。Amazon EC2やAmazon S3などのサービスを使用して、リソースの管理と配信を簡単に実現できます。モバイルアプリAWS AmplifyやAmazon Cognitoのようなサービスを活用して、安全でスケーラブルなモバイルアプリを迅速に開発できます。これらはユーザー認証やデータストレージのようなバックエンドの機能を簡単な操作で作成することができ、フロントエンドと統合することができます。データベースAmazon RDSやAmazon DynamoDBなどのマネージドサービスを使用して、効率的にデータベースを構築、運用できます。これにより、システム運用負荷を削減することができ、簡単にスケーラビリティとパフォーマンスを高めることが可能です。ストレージソリューションAmazon S3やAmazon S3 Glacierを使用することで、大量のデータを安全に保存し、世界中からアクセス可能なストレージソリューションを実現できます。ネットワークとコンテンツ配信Amazon VPCやAmazon CloudFrontのようなサービスを使用して、セキュリティが高く高速なネットワークインフラストラクチャを構築できます。セキュリティとアイデンティティAWS Identity and Access Management (IAM)やAmazon Cognitoを利用して、アプリケーションとAWS内の各種リソースへのアクセスをセキュアに管理できます。機械学習と人工知能Amazon SageMakerを用いることで、機械学習モデルの開発とデプロイを簡素化し、AI機能をアプリケーションに統合できます。また、画像認識を行うAmazon Rekognitionや音声認識を行うAmazon Transcribeなど、特定のタスクに特化したAIサービスも提供されています。AWSのフリーランスエンジニアの案件数2024年2月時点で、フリーランスエンジニア向けの案件サイトフリーランススタートに掲載されているAWSの案件数は18,640件です。JavaやPHP、Spring、Reactのような知名度の高いスキルの案件より、数は少ない傾向にあります。しかし、AWSのスキルをはじめ言語スキルや専門知識を必要とする案件もあるため、自分の強みを活かせる案件を探してみるとよいでしょう。フルリモート勤務が可能であったり、高単価案件だったりと、魅力のある案件も豊富です。AWSのフリーランスエンジニア案件の実例実際のAWSのフリーランスの案件には、さまざまな業界や職種のものがあります。AWS以外にも求められるスキルや経験があり、案件の単価や稼働時間にも幅があります。AWSフリーランスの案件①【フルリモ】AWS利用経験豊富なリードJavaエンジニア募集!<職種>バックエンドエンジニア<稼働時間>週5日(平日メイン)9時~18時(1日8h稼働)<報酬>月給:70万円~※スキル見合い(応相談)<エリア>全国 / フルリモート(在宅OK)<業務内容>弊社はシステム開発、SESを展開している2021年に設立したスタートアップ企業です。今回は、弊社クライアント様の案件でエンジニアを募集いたします!主体的に取り組んで頂ける方からのご応募をお待ちしております!・AWSのアーキテクチャ見直し・非機能検証/アーキテクチャ検証・開発案件リード<必須条件>・AWS利用経験 ※AWS主な利用サービス:ECS/DynamoDB/Aurora/SQS/Kinesis/Lambda・開発上流工程経験・開発リード経験・Javaでの開発経験▼案件詳細:【フルリモ】AWS利用経験豊富なリードJavaエンジニア募集!AWSフリーランスの案件②【関東圏or名古屋】クラウド環境構築業務でAWS/Azureエンジニアを募集!<職種>インフラエンジニア<稼働時間>週5日(平日メイン)9:00〜18:00<報酬>月給:37万円〜62万円<エリア>・原則出社 - 秋葉原オフィス、千葉県流山本社、希望により名古屋支社へ出社 - 各ユーザー先(主に東京23区内)<業務内容>弊社は、システムの設計開発とインフラ構築・運用保守をメインに自社プロダクトまでを手掛け、40年以上の実績を持つIT企業です。富士通のコアパートナーとして長きにわたり大手企業との取引があり、近年はインフラ構築と運用保守の案件が大きく伸びています。自社プロダクトでは電子書籍事業にいち早く着目し、DRM技術を武器に電子書籍サイト「コンテン堂」を展開し、本離れが進む小学生にタブレットによる読書習慣をつける動きに貢献しています。ほかにもセキュリティとビッグデータ関連のパッケージ開発や、DX時代に向けたクラウド化の推進、有機農産物ネットワーク推進によるSDGs社会への貢献にも注力中です。今回、クライアント様からの案件のご依頼増加に伴い、インフラ領域での業務経験があるAWS 、Azureエンジニアを募集します!・インフラ業務・サーバー系(要件定義、機器選定、設計〜構築、移行設計、試験、運用保守)・クラウド環境構築(AWS、Azure)、オンプレ環境からの移行・Linuxサーバー設計構築<必須条件>・インフラエンジニアとしての開発経験(3年以上)・以下いずれかの経験がある方 -クラウド環境構築 -クラウド環境へのシステム移行(AWS,Azure) -サーバ、ネットワークデータベースに関わる設計、構築、運用保守<歓迎条件>・WindowsサーバやSolarisサーバの設計〜構築経験のある方▼案件詳細:【関東圏or名古屋】クラウド環境構築業務でAWS/Azureエンジニアを募集!AWSエンジニアのフリーランスの年収AWSエンジニアの正社員の平均年収:約717.6万円AWSエンジニアのフリーランス想定年収:約920.6万円2024年2月時点で求人ボックスに掲載されているAWSエンジニアの正社員求人の平均月給は59.8万円です。これを年収に換算すると、AWSエンジニアの平均年収は約717.6万円です。これは、一般的な給与所得者の平均年収の約461万円と比較しても高い水準です。フリーランスエンジニア向け案件サイトのフリーランススタートのデータによると、AWSエンジニアのフリーランス想定年収は、約920.6万円です。月額の平均単価は、約76.7万円で最高単価は、約200万円です。AWSエンジニアのフリーランスの単価は、技術力や経験年数、専門性、そして市場の需要によって決まります。▼関連記事:【2024最新】フリーランス・副業の平均年収ランキング(職種別)▼参考:求人ボックス給料ナビ:AWSエンジニアの求人情報 - 正社員▼参考:フリーランススタート:AWSのフリーランス求人・案件▼参考:国税庁:1 平均給与AWSエンジニアのフリーランスの将来性AWSフリーランスエンジニアの将来性は高いといえるでしょう。クラウド技術、特にAWSの需要は年々増加しており、多くの企業がAWSを導入しています。この背景には、IaaS(Infrastructure as a Service)の拡大があり、AWSはクラウド市場において高いシェアを持つことから、その将来性は非常に期待されています。一方で生成系AIの台頭により、AIがプログラミングをしたり、ChatGPTが人間の仕事を奪うということも起こっています。以下の記事も参考に、人間だからこそできる価値ある仕事について再考するきっかけにしてみてください。▼関連記事:AIがプログラミングをやる時代!奪われるエンジニアの仕事や必要なスキル ▼関連記事:ChatGPTによってなくなる仕事6選!AIの影響を受けにくい仕事も解説AWSエンジニアがフリーランスとして成功するためのスキルAWSエンジニアがフリーランスとして成功するためには、以下のスキルが特に重要です。AWSに関する深い知識と経験クラウドサービスの設計、構築、運用に関する実践的なスキルが必要です。AWSの幅広いサービスと機能に精通していることが求められます。開発スキルシステム構築には、プログラミング言語の知識と開発スキルが必須です。PythonやJavaなど、AWSがサポートしている開発言語に慣れていることが望ましいです。フレームワークの習得Webアプリケーション開発においては、FlaskやSpring Bootなどのフレームワークを使用する場合があり、これらの技術を習得しておくことで、より幅広い案件に対応できるようになります。インフラ技術サーバー、ネットワーク、セキュリティなどに関する知識は、AWS環境の設計や運用に不可欠です。特に、オンプレミス環境からの移行プロジェクトに関わる場合、これらのスキルが直接活かされます。コミュニケーション能力と営業力フリーランスとしては、自分自身で案件を獲得し、クライアントとの交渉を行うため、コミュニケーションスキルと営業力も重要になります。これらの技術スキルに加えて、常に最新のクラウド技術のトレンドを追い続ける柔軟性と学習意欲も必要です。また、AWS関連の資格を取得することで、専門知識を証明し、信頼性を高めることができます。プロジェクトによっては、特定のAWSサービスの専門知識を求められる場合もありますので、幅広い知識を持ちつつ、特定分野での専門性を深めることも有効です。AWSエンジニアがフリーランスとして案件を獲得する方法AWSエンジニアがフリーランスとして案件を獲得して成功するためには、フリーランス向けのマッチングサービスやエージェントの活用が重要です。また、スキルシートやポートフォリオの更新をしたり、人脈を増やすためにイベントやコミュニティに参加することもおすすめです。フリーランス向けマッチングサービスの活用フリーランス向けの案件が掲載されたマッチングサービスを活用することで。効率よく案件を獲得することができます。AWSをはじめ言語やスキルで案件を絞ったり、高単価やリモート勤務など自分の希望の条件に合う案件を探したりすることもできます。定期的にスカウトメールが届くサービスや新着案件のお知らせ機能のあるサイトもあります。フリーランス向けのエージェントを活用すれば、単価の交渉や契約の事務手続きも行ってくれるため、非常に便利でしょう。以下の記事も参考にして、自分に合ったマッチングサービスを活用してみてください。▼SOKUDANのフリーランス・副業向け案件一覧▼関連記事:フリーランス向けマッチングサービスのおすすめ8選〜利用者の声も紹介〜▼関連記事:フリーランスエンジニア向け案件サイト10選!案件獲得のコツも紹介▼関連記事:フリーランスエージェントおすすめ11選!エンジニア案件に特化したサポートも紹介ポートフォリオやスキルシートの作成・更新エンジニアは、過去のプロジェクトや自己開発したアプリケーションについてまとめたポートフォリオが、案件獲得の際のアピール材料になります。案件に応募し、企業と面談をする際にはスキルシートも必要です。AWSエンジニアといっても、フリーランス人材の中でクライアントに重宝されるには、経験やスキルが重要です。クライアントにアピールできるようなポートフォリオやスキルシートを作成しておくことで、案件獲得の確率があがります。スキルの向上や経験した案件が増えて記載できる内容が増えた場合には、ポートフォリオやスキルシートの更新も行いましょう。自分のキャリアの棚卸しや仕事に対するモチベーションのアップにもつながるため、定期的に見直してみてください。人脈やフリーランスコミュニティの活用フリーランスエンジニアは、IT業界のイベントやフリーランスのオンラインコミュニティに参加し、人脈を広げることも重要です。「イベントで名刺を交換した人から案件の相談を受けた」というエンジニアも少なくありません。AWSのスキルを求めていた他のエンジニアから協業の誘いがくることもあるでしょう。フリーランスは主体的に情報をキャッチしていかなくては、インプットが少なくなりがちです。案件獲得の目的以外にも、情報収集やスキルアップの勉強のためにも、人との交流を増やしていきましょう。まとめAWSフリーランスエンジニアとして活躍するためには、AWSのスキルや経験を磨き、最新の技術やトレンドをキャッチアップすることが重要です。AWSは、クラウドサービス市場において圧倒的なシェアを誇り、正社員エンジニアはもちろんのことフリーランスとしても需要があるスキルです。フリーランスのPythonエンジニアの想定年収は、約920.6万円でスキルや経験次第で単価を上げていくことも可能です。フリーランスの案件獲得は、マッチングサイトやエージェントを活用がおすすめです。他、ポートフォリオやスキルシートの更新をすることで、クライアントにエンジニアスキルをアピールしやすくなります。AWSエンジニアとしてのスキル向上や最新情報のキャッチアップもフリーランス成功のために意識していきましょう。フリーランス・副業向けマッチングサービス「SOKUSAN」では、AWS関連のフリーランス案件を掲載しており、あなたに合った案件を見つけることができます。▼SOKUDANのフリーランス・副業向けAWS案件一覧