フリーランスとしてのキャリアを考えているUnityエンジニアのみなさんフリーランスエンジニアは、会社員より稼げる!フリーランスは、収入が不安定でリスクが大きい!いろいろな情報がある中、Unityエンジニアとしてフリーランスで活躍できるのか悩むこともあるでしょう。この記事では、フリーランスのUnityエンジニアの仕事内容や具体的な案件単価、年収、案件獲得のノウハウを深掘りします。フリーランスとして成功するためには、技術だけでなく、市場の需要や仕事の流れを理解することが不可欠です。この記事を読むことで、Unityエンジニアとしてフリーランスの一歩を踏み出すための知識を得ることができるでしょう。▼関連記事:フリーランスエンジニアになるには?必要なスキルやメリット・デメリット▼SOKUDANのフリーランス・副業向けUnity案件一覧Unityエンジニアはフリーランスに向いているのか?Unityは、Unity Technology社が開発した統合開発環境です。iOSやAndroid、Windows、macOS、Web、Wii U、PlayStation、Xbox 360などのプラットフォームに対応しており、ゲーム開発を中心としてさまざまなアプリケーションを開発することができます。Unityのスキルを持つエンジニアがフリーランスとして活躍できるのかについて、IT業界や人材市場におけるUnityの位置付けや需要、Unityの特徴から解説していきます。Unityの市場での位置づけと需要Unityは、ゲーム開発だけでなくVR/AR、メタバース、建築、教育など、幅広い分野で活用されているリアルタイム3Dコンテンツを制作・運用するためのプラットフォームです。その汎用性の高さから、世界中の多くの企業で採用されており、ゲーム開発エンジン市場において圧倒的なシェアを誇っています。近年、VR/ARやメタバースなどの技術が注目を集めており、これらの分野ではUnityが主要な開発ツールとして使用されています。Unityの需要は今後もなくならないと予想されており、Unityエンジニアのスキルはますます重要になっていくでしょう。転職市場で会社員としての需要は高く、Unityエンジニアの求人は少なくありません。正社員で採用できない場合は、フリーランスや副業人材を業務委託で採用する企業もあります。そのため、フリーランスとしてもUnityを使ったプロジェクトに参画する機会は豊富にあり、特定の課題解決やサービスのシステム開発など短期間から長期間にわたる契約も可能でしょう。Unityの特徴Unityは、初心者でも使いやすいという特徴があります。視覚的な操作が可能なエディタを搭載しており、プログラミングの知識がなくても簡単なゲームなどを制作することができます。また3Dモデルの読み込みやアニメーションの作成、物理演算、サウンド、パーティクルエフェクトなど、ゲーム開発に必要な機能が豊富に搭載されています。アセットストアと呼ばれるオンラインストアで、3Dモデルやテクスチャ、アニメーションなど、ゲーム制作に必要な豊富なアセットを購入したり、自作のアセットを販売したりすることもできます。開発したコンテンツは、PCやスマートフォン、タブレット、ゲーム機など、さまざまなプラットフォームで動作させることができます。Unityのコミュニティは世界中に広がっているため、フリーランスエンジニアは豊富なリソースとサポートを活用して、スキルを拡張していくことができるでしょうUnityで開発できるものUnityは、ゲーム開発だけでなく、以下のようなさまざまなコンテンツを開発することができます。VR/ARアプリ:VR/ARヘッドセットを用いた、没入感のある体験を提供するアプリメタバース:3D空間上でアバターを使ってコミュニケーションや活動を行う仮想空間建築シミュレーション:建築物や空間を3Dで設計・シミュレーションするツール教育コンテンツ:3Dモデルやアニメーションを用いた、インタラクティブな教育コンテンツ医療シミュレーション:医療現場における手術やトレーニングをシミュレーションするツールUnityのフリーランスエンジニアの案件数2024年2月時点で、フリーランスエンジニア向けの案件サイトフリーランススタートに掲載されているUnityの案件数は8,356件です。JavaやPHP、Spring、Reactのような知名度の高いスキルの案件より、数は少ない傾向にあります。しかし、Unityのスキルをはじめ言語スキルや専門知識を必要とする案件もあるため、自分の強みを活かせる案件を探してみるとよいでしょう。フルリモート勤務が可能であったり、高単価案件だったりと、魅力のある案件も豊富です。Unityのフリーランスエンジニア案件の実例実際のUnityのフリーランスの案件には、さまざまな業界や職種のものがあります。Unity以外にも求められるスキルや経験があり、案件の単価や稼働時間にも幅があります。Unityフリーランスの案件①【ゲーム開発】共通基盤開発Unityエンジニア<職種>バックエンドエンジニア<稼働時間>週5日(10:00~19:00)<報酬>月額単価:55~75万(税別)※スキルにより応相談<エリア>東京都渋谷区<業務内容>某有名ゲーム会社にてUnityを使用した共通基盤開発案件です。ゲーム・エンターテインメントを扱う事業部に所属し、全社横断組織の一員としてプロダクトの開発効率と品質の最適化というミッションのもとに活動していただきます。技術でゲーム開発を支えたい方、ぜひご応募をお待ちしております。・車輪の再発明を防ぐための共通基盤開発・モバイルゲームにおけるパフォーマンスの最適化・チートを防ぐためのセキュリティ対策・AIによる開発効率と品質の向上・手動で行なっているQAの自動化①【豊富なパイプライン】(運用・新規開発タイトルが多数)他社人気IPや・自社オリジナルのタイトルを含めパイプラインが豊富です。運用中から新規開発中のサービスまで、挑戦できる環境は多岐に渡ります。②【情報・ノウハウの流動性】各社の垣根を越え、年数10回開催されるナレッジ共有・勉強会や、組織活性イベント等、子会社シナジーを生み出す多様な取組み多数!(オフィスも同じビル内です)③【適材適所の人材戦略・キャリアステップ】年齢や立場に関わらず、事業環境の変化、個人の成長ビジョンに合わせて、積極的でポジティブな配置転換や新規ミッションの開発、昇格等を実行。同職種のマネジメント層へのステップはもちろん、エンジニア→ディレクター、デザイナー→PMへの転身の事例等、ご希望と組織状況に応じた柔軟なキャリア構築を実現しています。<必須条件>・Unityでのゲームタイトルの開発経験・gitなどのバージョン管理ツールやCIツールなどを使った開発経験・ゲーム開発を支える業務へのモチベーション<歓迎条件>・大規模プロジェクトにおけるテックリード経験・スマートフォンネイティブアプリに関する知識・共通基盤の開発経験・シェーダ開発経験・ゲーム開発支援ツール開発経験・各部署・プロジェクトと調整が可能なコミュニケーション能力▼案件詳細:【ゲーム開発】共通基盤開発UnityエンジニアUnityフリーランスの案件②【複数名】約1,500万DLのゲーム開発!スマホゲームのUnityエンジニア募集<職種>iOS / Androidエンジニアフロントエンドエンジニアバックエンドエンジニア<稼働時間>週3日〜(平日)※週5日歓迎<報酬>時給:3,000〜4,500円<エリア>出社メインで一部リモート相談可<業務内容>IV Group Japan 合同会社は、レーシングゲーム「ASSOLUTO RACING」を主軸として開発しており、実在のクルマでレースやドリフト対戦をリアルな操縦感覚で楽しめるオンラインレーシングゲームとなっております。精緻な3Dと、プロのレーサーでも楽しめるほどのマニアックなつくりが特徴的で、2016年7月にリリース後約1,000万DLに達しました。その他、第2弾・第3弾のタイトルも企画・開発中で、パブリッシャーに頼らず、自社開発にこだわっております。在籍メンバーは、フランス、アメリカ、モロッコ、韓国、日本と、世界中のゲームクリエイターが集まっております。今回、更なる事業拡大に伴いアプリ開発の経験が豊富なUnity3Dエンジニアを募集します!一緒に事業を伴走しながら主体的に業務を遂行して頂ける方からのご応募お待ちしております!・新規ゲーム、新機能の要件定義、設計、開発・既存ゲームの機能追加【開発環境】開発言語:C#ゲームエンジン:Unity3DOS:iOS/Androidバージョンコントロール:GitHubバックエンドサービス:Playfabマルチプレイサービス:Photon<必須条件>・Unity3Dでの開発経験<3年以上>・C#言語の深い理解がある方・当事者意識をもって共に事業を伴走しながら主体的に業務を遂行して頂ける方・社内メンバーと円滑なコミュニケーションが出来る方<歓迎条件>・チームリーダーの経験・日常会話レベル以上の英語力・高いコミュニケーション能力・シェーダー作成経験▼案件詳細:【複数名】約1,500万DLのゲーム開発!スマホゲームのUnityエンジニア募集Unityエンジニアのフリーランスの年収Unityエンジニアの正社員の平均年収:約747.6万円Unityエンジニアのフリーランス想定年収:約839.5万円2024年2月時点で求人ボックスに掲載されているUnityエンジニアの正社員求人の平均月給は62.3万円です。これを年収に換算すると、Unityエンジニアの平均年収は約747.6万円です。これは、一般的な給与所得者の平均年収461万円と比較しても高い水準です。フリーランスエンジニア向け案件サイトのフリーランススタートのデータによると、Unityエンジニアのフリーランス想定年収は、約839.5万円です。月額の平均単価は、約69.9万円で最高単価は、約200万円です。Unityエンジニアのフリーランスの単価は、技術力や経験年数、専門性、そして市場の需要によって決まります。▼関連記事:【2024最新】フリーランス・副業の平均年収ランキング(職種別)▼参考:求人ボックス給料ナビ:Unityエンジニアの求人情報 - 正社員▼参考:フリーランススタート:Unityのフリーランス求人・案件▼参考:国税庁:1 平均給与Unityエンジニアのフリーランスの将来性Unityは、リアルタイム3Dコンテンツの開発に不可欠なエンジンとして、その需要は急速に広がりつつあります。Unityエンジニアとしてのスキルセットは、ゲーム開発を超え、VR/AR、メタバース、さらには教育や建築など多岐にわたる業界での応用が期待されています。このように、Unityのスキルを持つフリーランサーには、幅広い分野でのチャンスが広がっており、その将来性は非常に明るいと言えるでしょう。一方で生成系AIの台頭により、AIがプログラミングをしたり、ChatGPTが人間の仕事を奪うということも起こっています。以下の記事も参考に、人間だからこそできる価値ある仕事について再考するきっかけにしてみてください。▼関連記事:AIがプログラミングをやる時代!奪われるエンジニアの仕事や必要なスキル ▼関連記事:ChatGPTによってなくなる仕事6選!AIの影響を受けにくい仕事も解説Unityエンジニアがフリーランスとして成功するためのスキルUnityエンジニアがフリーランスとして成功するためには、クライアントとのコミュニケーション能力やプロジェクト管理能力も必要ですが、一番重要なのはUnityの応用分野に関する深い知識でしょう。ここでは、フレームワークの習得と相性の良い言語を学ぶ重要性について触れます。フレームワークの習得Unityエンジニアとして案件を獲得するためには、Unityのスキルだけでなく、以下のフレームワークの習得もおすすめです。uGUIUnityの組み込みGUIフレームワークです。ボタンやテキストなど、アプリのユーザーインターフェース(UI)を作成するために使用されます。ドラッグアンドドロップでUIコンポーネントを配置し、動的なUI要素を簡単に実装できます。DOTweenDOTweenは、簡単にアニメーションを実現することができるアセットです。コード行数を減らしながら、滑らかなアニメーションを簡単に実装できます。ゲームオブジェクトの移動、スケーリング、回転などのアニメーション制御に最適です。UniRxUniRxは、イベント処理や非同期処理をUnityで実現するアセットです。イベント駆動型のプログラミングを簡素化し、非同期処理やデータストリームの管理を効率的に行うことができます。Photon BoltPhoton Boltは、ネットワークマルチプレイヤーゲームの開発に特化したフレームワークです。サーバーとクライアント間の通信を簡単に実装でき、高度なネットワーク機能を提供します。リアルタイムのマルチプレイヤーゲームや大規模なオンラインゲームの開発に適しています。これらのフレームワークを習得することで、より高度なUnity開発を行うことができるでしょう。Unityと相性の良い言語を学ぶUnity開発において、C#は主要なプログラミング言語として採用されています。これは、その豊富なライブラリと使いやすさから、ゲーム開発のさまざまな側面に対応可能であるためです。一方で、C++はUnityのネイティブプラグイン開発に利用されることがあり、高いパフォーマンスが求められる処理の最適化に役立ちます。これらの言語を学ぶことで、Unityでの開発スキルを深め、より高度なゲーム開発やアプリケーション開発に挑戦できます。Unityエンジニアがフリーランスとして案件を獲得する方法Unityエンジニアがフリーランスとして案件を獲得して成功するためには、フリーランス向けのマッチングサービスやエージェントの活用が重要です。また、スキルシートやポートフォリオの更新をしたり、人脈を増やすためにイベントやコミュニティに参加することもおすすめです。フリーランス向けマッチングサービスの活用フリーランス向けのマッチングサービスを利用することで、自分の希望に合った案件を効率よく探すことができます。Unityをはじめ言語やスキルで案件を絞ったり、高単価やリモート勤務など自分の希望の条件に合う案件を探したりすることもできます。定期的にスカウトメールが届くサービスや稼働後のサポートが手厚いエージェントもあります。以下の記事も参考にして、自分に合ったマッチングサービスを活用してみてください。▼SOKUDANのフリーランス・副業向け案件一覧▼関連記事:フリーランス向けマッチングサービスのおすすめ8選〜利用者の声も紹介〜▼関連記事:フリーランスエンジニア向け案件サイト10選!案件獲得のコツも紹介▼関連記事:フリーランスエージェントおすすめ11選!エンジニア案件に特化したサポートも紹介ポートフォリオやスキルシートの作成・更新エンジニアは、過去のプロジェクトや自己開発したアプリケーションについてまとめたポートフォリオが、案件獲得の際のアピール材料になります。案件に応募し、企業と面談をする際にはスキルシートも必要です。Unityエンジニアといっても、フリーランス人材の中でクライアントに重宝されるには、経験やスキルが重要です。クライアントにアピールできるようなポートフォリオやスキルシートを作成しておくことで、案件獲得の確率があがります。スキルの向上や経験した案件が増えて記載できる内容が増えた場合には、ポートフォリオやスキルシートの更新も行いましょう。自分のキャリアの棚卸しや仕事に対するモチベーションのアップにもつながるため、定期的に見直してみてください。人脈やフリーランスコミュニティの活用フリーランスエンジニアは、IT業界のイベントやフリーランスのオンラインコミュニティに参加し、人脈を広げることも重要です。「イベントで名刺を交換した人から案件の相談を受けた」というエンジニアも少なくありません。Unityのスキルを求めていた他のエンジニアから協業の誘いがくることもあるでしょう。フリーランスは主体的に情報をキャッチしていかなくては、インプットが少なくなりがちです。案件獲得の目的以外にも、情報収集やスキルアップの勉強のためにも、人との交流を増やしていきましょう。まとめUnityフリーランスエンジニアとして活躍するためには、Unityのスキルや経験を磨き、最新の技術やトレンドをキャッチアップすることが重要です。Unityは、ゲーム開発だけでなくVR/AR、メタバース、建築、教育など、幅広い分野で活用されており、正社員エンジニアはもちろんのことフリーランスとしても需要があります。フリーランスのPythonエンジニアの想定年収は、約839.5万円でスキルや経験次第で単価を上げていくことも可能です。フリーランスの案件獲得は、マッチングサイトやエージェントを活用がおすすめです。他、ポートフォリオやスキルシートの更新をすることで、クライアントにエンジニアスキルをアピールしやすくなります。Unityエンジニアとしてのスキル向上や最新情報のキャッチアップもフリーランス成功のために意識していきましょう。フリーランス・副業向けマッチングサービス「SOKUSAN」では、Unity関連のフリーランス案件を掲載しており、あなたに合った案件を見つけることができます。▼SOKUDANのフリーランス・副業向けUnity案件一覧