「年収1000万円のWebデザイナーはいるの?」「どんなスキルを身につけて、どんな会社に行けば、Webデザイナーで年収1000万円が稼げるの?」年収1000万円に憧れるけど、どのようなステップで目指せばいいのか分からない、年収1000万円Webデザイナーが本当にいるのか半信半疑の方もいると思います。そこでこの記事では、Webデザイナーが年収1000万円を目指せる理由と根拠を解説します!さらに、年収1000万円のWebデザイナーに求められるスキルも紹介するので、高年収を目指したいWebデザイナーの方はぜひ参考にしてみてください。▼SOKUDANのフリーランス・副業向けWebデザイナー案件一覧▼関連記事:フリーランスデザイナーになるには?独立後の年収や仕事探しの方法もご紹介Webデザイナーは年収1000万円を目指せる!そもそも「Webデザイナーは年収1000万円を目指せるの?」という、疑問を抱えている方も多いと思います。この疑問に対する答えは、「Webデザイナーはスキルと工夫次第で年収1,000万円を目指せる」です!経済産業省が発表している「特定サービス産業動態統計調査」によると、インターネット付随サービス業の2022年の売上高は2兆円。10年前の2012年から、約2倍の成長を遂げていることが分かっています。またコロナ禍を経て、Webで事業を促進する企業も増えたため、必然的にWebデザイナーの活躍の場も増加しています。さらに、求人サイトdodaが発表しているWebデザイナーの年収分布によると、Webデザイナーの全体のうち0.5%の方が年収1,000万円以上を達成していることが分かりました。加えてSOKUDANが、フリーランス・副業デザイナーを対象に年収を調査したところ、全体のうち10.4%の方が年収1,000万円を達成していました。このように、Web業界の需要が増加していることや統計データから、優れたWebデザイナーへの需要が増加し、実力次第で年収1,000万円を目指せることが分かります。▼関連記事:フリーランスデザイナーの平均年収・時給レポートWebデザイナーの平均年収〜雇用形態別〜次にWebデザイナーの平均年収を正社員・フリーランス・派遣・アルバイトなど、働き方別にチェックしていきましょう。雇用形態平均年収・時給正社員年収:480.6万円フリーランス年収:700万円 派遣年収:390万円(平均時給:1,849円で計算)アルバイト年収:330万円(平均時給:1,577円で計算)※派遣・アルバイトは、1日8時間勤務・月22日勤務と仮定して算出正社員のWebデザイナーの場合、平均年収は480.6万円です。日本全体の平均給与が458万円といわれているため、平均より少し高いことがわかりました。次にフリーランスのWebデザイナーは平均年収709万円と、日本の平均給与より約250万円高い数値が出ています。フリーランスになれば必ず年収700万円以上稼げる保証はありませんが、スキルを磨けば高年収を目指しやすいといえるでしょう。また派遣社員の平均年収は390万円、アルバイトの平均年収は330万円です。平均時給が1,000円台後半のため、最低賃金より高い金額を得やすいです。派遣社員・アルバイトとしてスキルを磨き、正社員やフリーランスのWebデザイナーにキャリアアップすることも視野に入れてよいでしょう。▼参考:job tag:Webデザイナー - 職業詳細▼参考:【2024最新】フリーランス・副業の平均年収ランキング(職種別)▼参考:国税庁:民間給与実態統計調査(令和4年)Webデザイナーとして年収1000万円を目指す方法Webデザイナーで年収1000万円を稼ぐことは可能ですが、どのような方法がよいか解説します。自分のキャリアプランや実現可能性を踏まえて検討してみてください。フリーランスWebデザイナーとして活躍する1つ目の方法は、フリーランスWebデザイナーとして活躍する方法です。フリーランスは案件ごとに報酬が得られるため、Webデザイナーとして高単価の案件を獲得することで、年収を上げていくことが可能です。実力やスキルが認められれば、通常より高い単価での契約が見込めます。単発の案件や複数の案件を掛け持ちすると、収入を上げやすいでしょう。全国のWebデザイナーの平均年収が480万円に対し、フリーランスWebデザイナーの平均年収は709万円と高い水準です。さらに、フリーランスWebデザイナー全体の約10%以上が、年収1,000万円を達成しています。フリーランスのWebデザイナーとして活躍するには、さまざまな業界やプロジェクトを経験してデザイン力やスキルを磨き、クライアントにアピールできる自己ブランディングを構築することが重要です。会社員Webデザイナーとして年収1000万円を目指す会社員Webデザイナーの平均年収は480万円ですが、スキルアップして昇格したり転職をしたりすることで、年収1000万円を目指すことは可能です。会社員Webデザイナーとして年収1000万円を目指すポイントは、次のとおりです。UI・UXデザインやコーディングなど複数のスキルを磨くWebデザインや関連技術の資格や認定を取得するマネジメント経験を積むWebデザインをはじめ、UI・UXデザインやコーディングなど、複数のスキルを身につけることでWebデザイナーとして市場価値を高められます。また国家資格であるWebデザイン技能検定やWebクリエイター能力認定試験などを取得して周囲からの信頼度も高めたり、チームを統率するマネジメント経験を積んだりすることでキャリアアップして年収1000万円の実現に近づけるでしょう。会社員+副業(複業)をする会社員として働きつつ、終業後や週末の時間を活用して副業(複業)でデザイナー案件を個人で請け負って収入アップを目指すのもひとつの手段です。会社員+副業(複業)には、次のようなメリットがあります。固定収入を得ながら副業に励めるため収入が安定する会社では経験できない業務にチャレンジしてスキルアップできる転職やフリーランスとして独立するなどの選択肢が広がる会社員としての収入を得ながら副業をすることで、収入源が増えて精神的な安定を得やすいです。また会社では担当出来ない業務にチャレンジしたり、未経験の業界の案件を請け負ったりできるのも、副業ならではのメリットでしょう。さらに副業経験を積むことで、スキルを磨いて高待遇の職場に転職したり、フリーランスとして独立したりするなど、年収1000万円を目指す道のりの選択肢も広がります。▼関連記事:Webデザイナーの副業成功への道!必要スキルから案件選びまで完全ガイドWebデザインの会社を立ち上げるWebデザイナーとして経験を積んで、一定の収入や契約が見込める場合、法人化してWebデザインの会社を立ち上げることを視野に入れましょう。法人化することで、融資を得て複数の案件を請け負える体制を構築したり、社会的信用を得て取引先の幅を広げたりすることが可能です。また現在フリーランスWebデザイナーで売上高が1,000万円を越える見込みがある方は、法人化をした方が節税につながります。詳しくは、関連記事:フリーランスが法人化する7つのメリット!インボイス制度後の注意点も解説にて紹介しているので、ぜひ併せてご覧ください。年収1000万円Webデザイナーを目指すポイントWebデザイナーとして年収1000万円を目指す場合、月収90~100万円がひとつの基準となります。ここでは、毎月確実に収入を得て、年収1000万円を達成するために必要な工夫とスキルを4つ解説します。毎月固定の収入を得られるようにする年収1000万円を達成するためには、毎月固定の収入が入るようにするのがポイントです。常時収入が入るようにするための工夫の一例は、次のとおりです。SNSやポートフォリオサイトで集客する長期案件を獲得する会社員の収入を固定収入とするSNSやポートフォリオサイトを通して自分のスキルや実績を発信し、常時問い合わせが入る体制を整えましょう。問い合わせが入る体制を整えれば、長期の継続案件の獲得にもつながります。また会社員Webデザイナーの方は、会社からの収入を固定収入として、スキルアップに時間を充てて転職したり、副業でプラスαの収入を得たりすることで年収1000万円に近づきやすいです。▼関連記事:フリーランスのWebデザイナーの仕事の取り方!案件選びや継続のコツ ▼関連記事:Webデザイナーにポートフォリオは必須!制作のコツ・NG例を解説サポートしてくれるデザイナーを雇う自分1人で全ての案件をこなそうとするのではなく、サポートしてくれるデザイナーを雇うことを検討しましょう。「人材を雇うと、給与の支払が発生するのがつらい」と感じる方もいると思います。たしかに給与の支払は発生しますが、人材を雇えば請け負える案件数を増やせます。結果的に収入アップを目指すことが可能です。また人材を雇うことは、企業経営につながる部分があるので、将来的に法人化したい人にとっては人材活用の経験を積めることもメリットです。スキルアップして収入アップを目指す年収アップを目指すには、スキルアップが必要不可欠です。年収1000万円という高収入を達成するためには、高いWebデザインスキルが求められます。誰でも作れそうな汎用的なデザインしか作れないと、市場価値が高いWebデザイナーとはいえません。だからこそ、スキルを磨いてオリジナリティのあるデザインを作れるようになり、フリーランスWebデザイナーとして単価アップしたり、会社で昇給・昇格を目指したりする姿勢が大切です。年収1,000万円のWebデザイナーに必要なスキルWebデザイナーとして年収1000万円を達成するためには、”Webデザイン以外”のスキルも大切です。これから紹介するスキルを身につけることで、仕事の幅を広げて、単価アップを目指せるので、これから紹介する5つのスキルを参考にしてみてください。WebマーケティングスキルWebマーケティングとは、Webを利用してサイトの集客率や商品の売上向上を図るスキルです。集客率や売上向上を達成するために、現状を把握するためのデータ分析スキルや、効果的な施策を考えるための情報収集スキル、目標達成に向けた戦略の企画力などが求められます。WebデザイナーがこれらのWebマーケティングスキルを身につけることで、目標達成に最適なWebサイトやロゴなどを、戦略的にデザインできるようになります。ただデザインするのではなく、他部署と協力していくことで、デザイナーとして活動の幅が広がるでしょう。プログラミングスキルWebデザインは、デザインをしたら終わり……ではなく、実際にプログラミング言語も用いて、Webサイトを構築します。実際に使えるようになるかは別として、プログラミング言語の知識も身につけることで、より深く業務に携われるようになります。Webデザイナーが学ぶべきプログラミング言語は、次のとおりです。HTML: Webサイトのベースとなる構造を設定するCSS:カラーリングやフォントサイズなど見栄えを設定するJavaScript:Webサイトの動作をスムーズにするPHP:お問い合わせフォームの設置やユーザーのデータ管理を行うこれらの知識を身につけると、プログラマーと連携してスムーズに業務を進められるようになります。ディレクションスキルWeb関係の仕事は、チーム内で作業を分担して進めたり、他部署と連携したりするケースがほとんどです。案件を着実にすすめるために、指示出しや進行管理を行うディレクションスキルを身につけると、昇進や単価アップのチャンスをつかみやすくなります。ディレクションスキルを身につけると、スケジュール管理や、メンバーのスキルやコンディションを理解した上で、最適なパフォーマンスが発揮してもらえるように指示を出したりできるようになります。営業スキルWebデザイナーとして、年収1000万円を目指す場合、営業スキルの向上も重要です。特に個人で仕事を獲得する、フリーランス・副業の方には必須のスキルです。営業スキルを身につけることで、効果的なプレゼンテーションや交渉スキルが身につき、高単価のプロジェクトを獲得したり、価格交渉をしたりするなど有利に進めやすくなります。またビジネスマンとして良好な関係を築いて、クライアントとの円滑なコミュニケーションや期待以上の成果物を納品できれば、リピーター獲得や口コミや紹介による新規案件獲得にもつながるでしょう。さらに市場の動向やクライアントのニーズを的確に捉えて、さまざまなデザインの提案ができるようになれば、市場から求められるWebデザイナーを目指せます。AIツール活用スキルWebデザイナーとして年収1000万円を目指すためには、AIツールを活用できることもポイントです。AIツールは、自分で進めると手間がかかる細かい作業や確認作業を代わりに行ってくれるので、使いこなせるようになることで業務効率化を図れます。AIに代行してもらえる業務の一例は。次のとおりです。デザインアイデアの生成カラーデザインの提案文章やプログラミング言語の正誤確認・修正デザインの基盤となるコンセプトを考えてもらったり、文章やプログラミング言語の正誤確認をAIにまかせたりすることで、クリエイティブな作業に集中できる環境を整えられます。事務的な作業や反復作業はAIにまかせて、自分だからこそできるデザインを考える時間を確保してスキルを磨くことが大切です。▼関連記事:画像生成AIツールがすごい!機能・費用・便利な使い方の総まとめ【フリーランス・副業向け】Webデザイナーにおすすめのマッチングサイト4選最後に、フリーランス・副業の方向けのWebデザイナーにおすすめのマッチングサイトを4つ紹介します。各サイトの特徴を確認して、自分に合ったサイトを活用していきましょう。▼関連記事:フリーランスデザイナーにおすすめの案件サイト11選!高単価案件獲得のコツも解説SOKUDANSOKUDANは、実力・スキルを兼ね備えた「プロ人材」と企業をつなぐことをコンセプトとしたマッチングサイトです。プロ人材をターゲットにしているSOKUDANには、次のような特徴があります。掲載案件の平均単価32.1万円週1日勤務可能~中長期の案件まで幅広く掲載デザイナーのリモート勤務可能案件は全体の98%平均単価32.1万円と高水準のため、実力を評価してもらい、着実に年収1000万円を目指しやすいです。またデザイナーのリモート勤務可能案件は全体の98%。さらに週1日から中長期の案件まで幅広く掲載されているので、フリーランス・副業の方ともに、自分のスケジュールに合った案件を見つけやすくなっています。▼SOKUDANのフリーランス・副業向けWebデザイナー案件一覧▼関連記事:【利用者が調査】SOKUDANの評判・口コミを徹底分析!WorkshipWorkshipは、フリーランス・副業の方をターゲットにしたデジタル領域の案件を強みとしたマッチングサービスです。登録企業数1,100社以上、案件数は2,700件以上に登ります。Workshipでは、時給1,500~10,000円の高単価案件やリモートワーク可能案件を中心に扱っています。また土日のみや週1日~稼働できる案件を保有しているので、本業と両立したい副業デザイナーの方や収入アップを目指したいフリーランスデザイナーそれぞれにおすすめです。さらにWorkshipでは、自分の希望条件やスキルに合った案件を紹介してもらえるエージェントサービスも利用可能です。自分から応募するだけでなく、専任エージェントからのサポートも受けながら自分に合った案件を見つけやすくなっています。▼関連記事:【利用者が調査】Workshipの評判・口コミを徹底分析!複業クラウド複業クラウドは、「複業案件を探している方」をターゲットにしたマッチングサイトです。複業が前提のため、リモートで短時間から勤務できる案件や稼働時間自由の案件を、累計35,000件以上の案件から見つけることができます。大手企業や自治体、スタートアップ企業やスポーツチームなど1,500社以上の企業が複業クラウドを利用しているのも特徴のひとつです。他のマッチングサイトではなかなか出会えない案件を見つけるチャンスが揃っています。また仲介手数料やシステム手数料が発生しないので、報酬を全額得て、着実に年収1,000万円を目指せます。OffersOffersは、SNSを通して自分の人柄やスキルを理解してもらった上で企業からオファーが届くマッチングサイトです。X(旧Twitter)やGoogle、Linkedinなど、自分が普段利用しているSNSを連携させ、登録時に希望条件やスキルを充実させておくことで、自分の希望に合ったオファーが届きやすくなります。またOffersでは、より充実した働き方を実現できるように、ファクタリングサービスやレンタルサーバー、学習サービスの割引などの福利厚生も利用可能です。まとめWebデザイナーは、フリーランスWebデザイナーとして活躍して高単価案件を獲得する、転職や法人化するなどの方法を通して、年収1,000万円を目指すことが可能です!いずれの方法においても、Webデザインのスキルを磨きつつ、マーケティングやプログラミングなど別のデザイン以外のスキルも磨いて活躍の場を広げることがポイントです。また常に収入が入る状態を構築したり、人材を雇ったりするなどの工夫も求められます。ただデザインができるWebデザイナーではなく、複数のスキルを兼ね備えた市場から求められるWebデザイナーを目指すと、年収1000万円に近づけます。自分の年収や実績を振り返り、これから身につけるべきスキルや今から取り入れられる工夫を整理して、着実に年収1000万円を目指していきましょう!▼SOKUDANのフリーランス・副業向け高単価案件一覧▼関連記事:Webデザイナーにおすすめのフリーランスエージェントを比較調査! 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