エンジニアとして仕事をしている人のなかには、フリーランスという働き方を検討する人も少なくありません。自分のスキルや経験を活かして、自由な働き方を実現することができる点は、フリーランスのエンジニアならではの魅力的な要素のひとつです。しかし!「フリーランスになって収入が倍増した!」「副業を始めて稼げるようになった!」というエンジニア仲間に触発されてチャレンジしたものの、こんなはずじゃなかった......と挫折する人もいるのが現実。この記事では、フリーランスのエンジニアとして稼ぐコツや必要なスキル、メリット・デメリットなどについて解説していきます。フリーランスや副業のエンジニア案件をみてみたい!という方は、SOKUDANに登録すると無料でさまざまな案件をみることができます。ぜひ登録して案件を探してみてください。そもそもフリーランスのエンジニアとは?フリーランスのエンジニアとは、自分自身でクライアントや案件を探して仕事を受注し、報酬を得ているエンジニアのことを指します。一般的には、IT技術を中心に、プログラミングやシステム開発、Webデザインなどの分野で活躍しています。フリーランスという言葉自体が広義なものですが、会社に属さず個人事業主として働いている人を指すことが多いです。コロナ禍でリモートワークが浸透したことや働き方改革で副業が解禁になったこと、個が尊重される現代の特徴と重ねて、フリーランスは注目が集まっています。仕事をする時間や場所、仕事内容の自由度が高い働き方として、フリーランスのエンジニアは増えています。働き方における会社員とフリーランスの違いは、以下の記事で詳しく解説しています。▼関連記事:フリーランスと会社員の違いに驚愕!独立前に知っておくべき違いを解説フリーランスエンジニアと会社員の違いフリーランスのエンジニアとして仕事をしていく場合、企業に属して働く会社員エンジニアと、働き方はどのように変わるのでしょうか。働く場所や仕事内容の違いなどを比較してみましょう。会社員エンジニアフリーランスエンジニア働く場所オフィス、もしくは自宅などフルリモート可の場合はどこでもOK、一部出社や常駐を求められる場合もあるが契約次第仕事内容会社に決められた業務範囲内自分で案件を選ぶ、契約段階で企業と業務内容をすり合わせる勤務日数や時間会社に決められた時間内自分で案件を選ぶ、契約段階で企業と稼働時間をすり合わせる求められるスキルレベルスキルに応じて仕事が与えられる一定以上の経験が必要このように、フリーランスエンジニアと会社員のエンジニアでは、働く環境や時間、仕事内容、求められるスキルレベルが変わってきます。会社員の場合、会社と雇用契約を結んでいるため労働力や労働時間の対価として給与が発生します。そのため、仕事をする場所や業務内容、時間などは会社の指示に従わなくてはいけません。一方でフリーランスの場合、クライアントと業務委託契約を結びます。業務遂行の対価として報酬が発生する「準委任契約」と成果物を納品することで報酬が発生する「請負契約」があります。契約内容によっては、委託された業務を行う場所や時間は自由です。その代わり、契約の際に業務内容のすり合わせや一定のスキルレベルが求められるでしょう。▼関連記事:フリーランスエンジニアと会社員の違いは大きい!メリットデメリットを徹底比較フリーランスエンジニアとして働くメリットフリーランスのエンジニアとして働くとどのようなメリットがあるのでしょう。現在は会社員として働いているけれど、将来的にフリーランスエンジニアとして働くことに興味がある方、エンジニアとしてスキルを学んでいる最中で働き方のメリットを知りたい方などは参考にしてください。時間や場所にとらわれずに働けるフリーランスエンジニアとして働く際の最も魅力的な点は「働く場所や時間を自分で選択できること」でしょう。クライアントが許す限りは、自宅やシェアオフィス、はたまた別荘やリゾート地など、どこからでも仕事をしていいというのは、大きなメリットです。時間に関しても、会社員の場合は、月曜日から金曜日まで、毎日9時から5時、などと会社の規定で決められた時間内で働く場合が多いですが、フリーランスになると時間管理を自分で行い、自分のパフォーマンス効率が最大化される時間を選んで業務を行うことができます。朝方の人は、早朝から仕事をして早めに切り上げる、夜型の人は午後から夜にかけて集中して仕事をする、などと自分の最も集中できる時間帯に仕事ができるため仕事の生産性を高めることもできるでしょう。育児や介護、仕事以外の事情との両立もしやすいです。▼関連記事:在宅勤務がしたいフリーランスエンジニア必見!案件特徴や必要なスキル高単価の案件を獲得できれば収入を大きく伸ばせる自分のスキルレベルや案件によって、大きく収入を伸ばせるのもフリーランスエンジニアのメリットです。特にプログラミングのスキルは労働市場でも需要の大きな分野で、フリーランスエンジニア向けの高単価案件も多く存在します。このように、スキルレベルを満たしていれば、大きく収入を伸ばすチャンスがあるのがフリーランスエンジニアのよい点です。▼SOKUDANのフリーランス向け高単価案件一覧▼関連記事:フリーランスの高単価はいくら?職種別の相場や注意点を解説人間関係のストレスを感じづらいフリーランスで案件を自分で選べるということは、つまり「一緒に働く人を自分で選ぶことができる」ということです。会社員として働く中で多くの人がストレスを感じる部分は「人間関係」ではないでしょうか。契約をする前の面談の段階で「この人と一緒に仕事がしたい」と思える案件を選べるので、人間関係で悩む可能性もグッと減るでしょう。会社員エンジニアのように、会社都合でプロジェクトの変更や部署移動をさせられることもありません。会社に属して働くよりも、フレキシブルに働く環境を変えることができるため、そのぶん不要な人間関係のストレスを受ける可能性も低くなります。受けたい案件や仕事内容を選べるライフイベントや自分の高めたいスキルなどに応じて、自分が受けたい案件を受けることができるのもフリーランスのメリットの1つです。休暇が必要なタイミングで案件を減らしたり、逆に時間が多く取れるタイミングでは、稼働時間が長めな高単価案件に応募してみたり、と自分で仕事量を調整することが可能です。仕事の内容としても、慣れた技術を使った案件、新しくスキルを身につけられそうな案件、などとやりたいことに合った内容の案件を選ぶことができます。スキルや経験を広げられるフリーランスエンジニアとして働く中で、スキルのアップデートは重要です。フリーランスとして複数の仕事を受けることで、自分のスキルやキャリアの幅を広げられるチャンスがあります。慣れ親しんだスキルを使って1つの案件に長期間関わるのもよいですが、IT関連の技術は日々進化していっています。新しい技術を学べそうな案件に応募し、今まで取り組んだことのないことに挑戦しやすい点がフリーランスエンジニアの利点です。複数の案件に携わるうちに、スキルや経験だけでなく、仕事に活かせるコネクションも増えていくでしょう。フリーランスエンジニアとして働くデメリットフリーランスエンジニアについて調べていると、インターネット上で必ず目にするキーワードが「フリーランス エンジニア やめとけ」というもの。この言葉を鵜呑みにする必要はありませんが、フリーランスエンジニアとして働いていくには、もちろんデメリットも存在します。フリーランスエンジニアとして独立を決心する前に、デメリットも合わせて確認していきましょう。フリーランスのデメリットに関しては、以下の記事でも詳しく解説しているので、参考にしてみてください。▼関連記事:フリーランスのデメリット11選!会社員との違いやメリットも理解しようフリーランスは収入が安定しづらい収入面においてもフリーランスエンジニアは、不安定であるリスクが大きいといえるでしょう。案件がいつ途切れるかわかりませんし、案件がないときには収入がないなかで、仕事を探さなくてはいけません。また、クライアントの支払いが遅れた場合など、収入が遅れることもあります。会社員のように毎月固定の給与が保証されているわけではありません。信用できるクライアントから継続して仕事を受注できる関係を築くことが重要な課題です。社会的信用を得づらいフリーランスは、企業に雇われている会社員より社会的信用を得づらく、クレジットカードやローン審査に通りらない場合があります。安定的に売り上げを上げて、フリーランスエンジニアとしての社会的信用を地道に積み上げていく必要があります。例えば、住宅ローンを組む際は、売り上げを証明するために「確定申告の控え」が確認書類となる場合があります。「所得が3期連続黒字で安定していること」を条件としている金融機関が多いため、それを目安に考えるとよいでしょう。また、「社会的信用の高い会社員のうちにローンを組み、それからフリーランスエンジニアに転身する」という選択肢もあります。営業を自身で行う必要がある企業に属して働く人の多くは、上司などから指示を受けたり、決められた内容の業務が割り振られたりします。一方で、フリーランスエンジニアとして働くには、まずは案件を自分で獲得するところから始めなくてはいけません。そのためには、自らクライアントを探す必要があり、ある一定の営業能力やコネクションが必須となるでしょう。会社に属してエンジニアとして働いてきた人が、いきなり自分で仕事をとってきたり、契約を締結したり、案件報酬の交渉をしたり、というのはなかなかハードルが高いことです。社会保険が手薄で福利厚生がないフリーランスエンジニアは、自分で社会保険や福利厚生などを用意する必要があります。また、長期病気やケガなどに備えた傷病手当金の受け取りができないため、独自の保険に加入する必要があります。例えば、国民健康保険への加入や任意継続被保険者制度の利用、文芸美術健康保険組合などの健康保険組合への加入も1つの方法です。年金も厚生年金がなくなり国民年金のみとなるため、将来の年金受給額は会社員より少ないです。私的年金に加入したり、投資で資産形成するなど将来の蓄えも考えておきましょう。▼関連記事:フリーランス必見!社会保険の基礎と年収別の社会保険料一覧自己責任が大きいフリーランスエンジニアは、自分で仕事を獲得し、案件を進めていく必要があるため、個人として負う責任が会社員よりも大きいというデメリットがあります。体調を崩しても代わりがいない、などの健康に関わる部分も自己責任です。また、仕事に不備があったり、クライアントからクレームを受けた際に、補修費用を負担する場合もあります。クライアントの期待に応えられなかった場合や責任が果たせず信用を失った場合は、仕事を失うだけでなく、次の案件を獲得しづらくなることもあるでしょう。▼関連記事:フリーランスの3大リスクと実際にフリーランスが感じている不安仕事の幅を狭めることもあるフリーランスになれば、自分の好きな案件に携わり、希望するスキルに特化して経験を増やせる一方で、同じような案件ばかり選んでいると、これまでやったことのない業務や新しいスキル取得の機会も自ずと減っていきます。会社で上司から受ける指示や同僚とシェアする情報が意外と大きな刺激になっていたことに気が付くかもしれません。自分の好きな仕事を中心に行える、というのは専門性を高められるという点でメリットにも思えますが、裏を返すと、それが将来的に仕事の幅を狭めるリスクにつながることも認識しておく必要があります。【独自調査】フリーランスエンジニアの平均年収フリーランスエンジニアを目指す上で一番気になるのは年収でしょう。フリーランスのマッチングサービスSOKUDANでは、エンジニア職種6つ(※)に絞って、平均年収を調査しました。フリーランスのエンジニアの平均年収は、約953.1万円でした。※フロントエンドエンジニア、バックエンドエンジニア、インフラエンジニア、機械学習エンジニア、iOS/Androidエンジニア、データサイエンティスト一般的なエンジニアの平均年収は、約484万円というデータがあります。(求人ボックス・給料ナビ)エンジニア職自体が比較的給与の高い職種ですが、フリーランスとなると専門性の高さや技術力の高さが求められるので、報酬が一気に上がります。エンジニア職種のなかでも、年収に違いがあるので以下の記事も参考にしてみてください。▼関連記事:【2024最新】フリーランス・副業の平均年収ランキング(職種別)▼関連記事:エンジニアの時給・年収の相場!時給を上げる方法やフリーランスの実態フリーランスエンジニアになるステップでは実際にフリーランスエンジニアになろうと思ったときにどのようなステップを踏んでいけばよいか、解説します。エンジニアとしてのスキルを身につけるエンジニアとしてのスキルがなければ、フリーランスとして活躍していくことは難しいため、まずは現在の会社でエンジニアとしてのスキルを磨きましょう。スキルが身につかない環境であれば、プログラミングスクールに通ったり、スキルが身に付く会社に転職することも選択肢の1つです。時間がかかっても自分の武器を増やすことで、将来的にフリーランスとして活躍する幅や得られる収入が変わります。▼関連記事:フリーランスエンジニアを目指せるプログラミングスクール13選!選び方のポイントも紹介副業をしてフリーランスとしての土台を経験する会社が副業OKであれば、いきなりフリーランスとして独立するのではなく、副業から始めることをおすすめします。副業も業務委託契約なので、個人で仕事をするという感覚が身につきますし、本業との業務を調整するスキルも身につきます。何事もスモールスタートで自信をつけていきましょう。副業を通してスキルを磨くこともできますし、人脈を広げ、フリーランスになった時の案件に繋がる可能性もあります。▼関連記事:エンジニアの副業案件の種類と注意点!おすすめの案件サービスも紹介▼関連記事:副業の始め方を4ステップで解説!会社にバレない方法や稼ぐコツもフリーランス案件を探しながら退職の手続きを進める副業でフリーランスとしてやっていく自信や収入の目処がたったら、本格的にフリーランスの案件を獲得していきます。フリーランス案件を探すのにおすすめのマッチングサービスを後述しているので、参考にしてみてください。退職の手続きは通常の転職の時のように退職交渉をしますが、フリーランスになる場合、次の会社に就職するわけではないので、退職日の交渉が難航する場合があります。フリーランスとしての案件が決まっていることや独立することへの決意の固さを伝え、円満退職を目指しましょう。フリーランスになるための手続きをする会社員の転職とは異なり、個人事業主になるにあたって必要な手続きがあります。開業届の提出国民健康保険の加入国民年金の加入青色申告承認申請書の提出フリーランスになるにあたって、これまで必要のなかった知識や煩雑な手続きが発生します。これも人生経験だと思って、一つずつこなしていきましょう。▼関連記事:フリーランスになるには?必要な手続きや仕事獲得の方法まで解説フリーランスとして理想の仕事や生活を謳歌する晴れてフリーランスになれたら、自分のフリーランスになる目的に立ち返りましょう。フリーランスでいくら稼ぎたい!こんなスキルで活躍したい!理想の働き方で人生の時間を自由に使いたい!などフリーランスになる目的は人それぞれです。フリーランスになって後悔しないためにも、以下の記事を参考にしてみてください。▼関連記事:多くのフリーランスが後悔したこと8選!独立する前に準備すべきことを解説▼関連記事:フリーランスは楽しすぎる!リアルな実例やデメリットも徹底解説フリーランスエンジニアになるコツ・成功の秘訣フリーランスエンジニアとして、案件を獲得し、順調に収入を伸ばしたり、スキルを増やしていくためにはコツがあります。まずは、このコツや成功の秘訣を知った上で、フリーランスエンジニアに必要なスキルやメリットデメリットを詳しく理解していきましょう!常にエンジニアスキルを磨き続けるフリーランスエンジニアにとって最も重要な要素は、やはり「スキル」です。フリーランスエンジニアに必要な具体的なスキルは後述しますが、個人で業務を受託している以上、業務を遂行できる十分なエンジニアスキルがなくてはいけません。クライアント企業が期待しているパフォーマンスを発揮できるエンジニアは、高い報酬を受け取って活躍しています。エンジニアスキルを磨くには、現場で経験を積むことが最短ですが、自己学習も重要です。UdemyやCourseraなどのオンライン学習プラットフォームを活用したり、GitHubなどのオンラインコミュニティに参加したりするとよいでしょう。他のエンジニアと技術の共有を行うのもよい勉強になります。▼関連記事:フリーランスのスキルアップの方法!稼げるフリーランスになるコツとは?エンジニア以外のスキルも同時に身につけるフリーランスエンジニアは、マーケティングやディレクション、チームマネジメントなどエンジニア業務以外のスキルや経験も持っていると仕事の幅が一気に広がります。自らが設計や開発を行えることは重要ですが、ディレクションや企画、管理などができれば単価も上がるでしょう。▼関連記事:優秀なフリーランスはソフトスキルが圧倒的!スキルや収入アップの方法を解説フリーランス向けマッチングサービスを活用するフリーランスエンジニアとして、安定して案件を獲得するために、マッチングサービスを利用しましょう。営業スキルに自信がなかったり、コネクションがまだあまりない人の場合でも、マッチングサービスを利用すれば、効率よく自分にあった案件を探すことができます。フリーランスエンジニアの案件の探し方やおすすめの案件マッチングサービスを後述しますが、フリーランス向けのサービスは急増しています。理想の働き方や高い報酬を得るためには、自分に合ったマッチングサービスを使いこなすことが成功の秘訣です!▼関連記事:フリーランスエンジニア向け案件サイト10選!案件獲得のコツも紹介▼関連記事:フリーランス向けマッチングサービスのおすすめ14選〜利用者の声も紹介〜フリーランスの人脈やコネクションを大事にするフリーランスエンジニアとして仕事をしていく上で、人脈やコネクションは非常に重要です。フリーランスの案件獲得の経路として、知人や友人からの紹介が一番多いのが現実。自分の仕事力をアピールしたり、困ったときに相談しやすい存在であったりすることを意識しましょう。コネクションが少ない人は目の前のクライアントに対して真摯に向き合い、信頼関係を築くことも重要です。クライアントが他の経営者仲間に紹介してくれたり、追加で業務を発注してくれることもあります。フリーランスエンジニアになりたてでは、以下のような方法でコネクションを作っていくことができるでしょう。フリーランスコミュニティ・オンラインサロンに参加する交流会などのイベントに積極的に参加するSNSを活用するこのように徐々にネットワークを広げていくことも、フリーランスエンジニアとして活躍していく秘訣の1つです。▼関連記事:フリーランスこそ人脈が大切!人脈作りのコツ・案件獲得方法を解説▼関連記事:フリーランスのコミュニティのおすすめ!人脈作りや案件獲得ができる!フリーランスエンジニアにおすすめの案件マッチングサービスフリーランスエンジニアにおすすめのマッチングサービスをご紹介します。高単価案件、フルリモート案件など、マッチングサービスごとに案件の特徴があるのでみていきましょう。SOKUDAN(ソクダン)SOKUDAN公式サイトSOKUDANは、フリーランス・副業など業務委託のプロ人材と企業を結びつけるマッチングサービスです。エンジニア職種の案件が豊富なので、リモート勤務や高単価の案件、さまざまなスキル軸で自分に合った案件が探せます。「即戦力のプロ人材」を求めている企業が多いので、レベルの高い案件や特定のスキルを発揮できるような、お宝案件にも巡りあえるでしょう。92%以上がリモート勤務可能案件SOKUDANの案件は、92%がリモート案件で在宅勤務も可能、働く場所にしばられない自由な働き方に近づけます。フリーランスでもクライアント企業に常駐して週5日で稼働するような案件もありますが、SOKUDANの案件の平均稼働日数は週2.4日、週1〜週3日の案件が多いです。そのため、リモート勤務で複数の案件を掛け持ちしてパラレルに働きたい方におすすめです。▼SOKUDANのフリーランス向けリモート案件一覧▼関連記事:【体験談あり】フルリモートでフリーランスとして働くメリット・デメリット!仕事案件の平均単価は32.1万円SOKUDANの案件の平均単価は、32.1万円。経験値の高い方を求めているため、キャリアアップ・スキルアップに繋がります。もちろん、稼働量や職種、案件のレベルによって単価は変わりますが、他のマッチングサービスと比較すると単価の高い案件が集まっています。SOKUDANはエージェントではないため、企業と直接契約をすることも可能です。エージェントのように手数料が発生しない場合は、単価も高く、契約の自由度も高いのでおすすめです。▼関連記事:フリーランスエージェントの手数料(マージン)の裏事情!相場はいくら?すぐに仕事がみつかる!「最速のマッチング」基本情報の登録は約60秒、職務経歴書やスキルを入力すれば、簡単に応募が可能です。応募やオファーメッセージを受信してから、即日で面談して、1週間以内にマッチングするケースもあります。全体の傾向として2〜3週間程度で決定することが多いです。レバテックフリーランス公式サイトレバテックフリーランスは、IT・Web系のフリーランスエンジニアに特化したエージェントサービスです。運営会社は、レバレジーズ株式会社で、レバテックキャリア、レバテッククリエイターなどレバテックシリーズとして数多くの人材サービスを展開しています。人材サービスの中で有名な立ち位置を確立しているので、安心して利用できます。レバテックフリーランスはエージェント型のサービスなので、企業との単価交渉・契約代行はもちろん、フリーランスとして案件参画中もあらゆる不安を解消できるよう、徹底したサポートを提供しています。案件のマッチングにおいても、案件の現場PMとレバテックのIT特化の専門担当で調整しているため、ニーズのズレが少ないです。▼関連記事:【利用者が調査】レバテックフリーランスの評判・口コミを徹底分析!geechs job(ギークスジョブ)公式サイトgeechs job(ギークスジョブ)は、フリーランスエンジニア向け案件を紹介するエージェントです。利用者の平均年収は「867万円」というデータも出ており、高単価で質の高い案件が多いことでも評判です。案件紹介サービスとしては日本最大級の規模を誇るため、多くの案件から仕事を選びたいフリーランスエンジニアにおすすめです。ギークスジョブでは、商流の浅い案件が多くより上流のスキルを探している人におすすめです。商流が浅いため案件の単価も高い傾向にあり、平均年収は867万円以上で業界トップクラスとなっています。▼関連記事:フリーランスエージェントおすすめ11選!エンジニア案件に特化したサポートも紹介ITプロパートナーズ公式サイトITプロパートナーズは、ITのフリーランス・起業家を主なターゲットとしているエージェントサービスです。「フリーランスやIT起業家の自立を支える」というコンセプトのもと運営されていて、ハイエンドなスキルを持つユーザーが多く登録しています。スタートアップ、ベンチャーの案件が多く、トレンド技術を取り入れて行う案件も豊富で、スキルのあるエンジニアにとっては仕事をしながら刺激も受けながら仕事ができます。スタートアップ、ベンチャーという案件企業の事業フェースや規模感を経験できることは、今後自分が事業を起こす時の参考になるでしょう。▼関連記事:【利用者が調査】ITプロパートナーズの評判・口コミを徹底分析!フリーランスエンジニアで稼ぐために必要なスキルフリーランスエンジニアで稼いでいくにはスキルが重要です。これからは、フリーランスエンジニアとして活躍していくために必要なスキルを、具体的に解説していきます。エンジニアとしての開発技術スキルエンジニアの職種によって必要とされる技術スキルはさまざまですが、システムエンジニアとしては、開発できることが重視されます。Web・アプリケーション開発系エンジニアには、案件や開発領域に応じたフロントエンドやバックエンド系言語についての十分な習熟が必要です。インフラ系エンジニアには、ネットワーク製品の知識やベンダー製品の操作スキル、クラウドサービスの知識、バッチファイルやシェルスクリプトのスキルが求められます。これらのスキルは、業務を遂行する上で最低限必要となる要素技術であり、扱える言語や製品が多いほど、エンジニアとしての仕事の幅が広がるといえます。エンジニア職種ごとにフリーランスとして重要なポイントをまとめているので、以下の記事も参考にしてみてください。▼関連記事:フロントエンドエンジニアとは?技術の基礎から最前線の動向まで徹底解説▼関連記事:バックエンドエンジニアとは?仕事内容・年収・キャリアパスを徹底解説▼関連記事:インフラエンジニアとは?種類別の仕事内容・年収・フリーランスの実態▼関連記事:機械学習エンジニアとは?注目のAI産業での仕事・年収・キャリアパスを解説▼関連記事:Androidエンジニアとは?必要なスキルや年収・フリーランスの実態▼関連記事:iOSエンジニアとは?仕事内容や必要なスキル、リアルな年収も大公開営業スキルまず最初にフリーランスとして必要になるのが、案件を獲得することです。営業スキルを持つことで、クライアントの課題に対して自分のスキルで解決策を提案したり、契約の交渉において、より有利な条件を得ることができます。技術的なスキルに重点を置くことが多いフリーランスエンジニアにとって、営業スキルを学ぶことは、難しい場合があります。しかし、メールでアプローチしたり、交流会で名刺交換をしたり、少しずつ人との接点を増やしていきましょう。上手く商談に結びついたときや、逆に失注してしまった経験を振り返ることが重要です。また、営業スキルを持つ人とのパートナーシップを構築することが、1つの解決策になるかもしれません。▼関連記事:難易度別フリーランスの営業方法!安定して稼げるコツを徹底解説自己管理能力働く場所や時間を自分で選べるということは、逆に言えば、全て自分で管理する必要があるということです。フリーランスとして活躍するには、1つの案件における時間管理やタスク管理はもちろんのこと、複数の案件を同時に進行させるマルチタスク管理も重要です。フリーランスとして複数の案件を回して稼ぎたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。▼関連記事:フリーランスは複数案件を掛け持ちすべき?注意点や案件獲得方法を解説仕事における管理だけでなく、健康やモチベーションといった生活面においても自分を律する必要があるでしょう。▼関連記事:フリーランスこそ健康診断を受けるべき3つの理由!受診時のポイントも解説コミュニケーション能力フリーランスエンジニアになるためには、クライアントとの円滑なやりとりのためのコミュニケーション能力が必要になってきます。仕事ができるエンジニアと同じくらい、一緒に働いていて仕事がしやすいエンジニアは重宝されます。特に、クライアントとのやりとりにオンラインツールを使用する場合、テキストコミュニケーションの能力が重要になってきます。伝えたい内容や緊急度によって、メールやチャット、メッセンジャーなどのツールを上手に使い分けましょう。コミュニケーション能力のひとつとして、身だしなみや話し方も重要になってきます。多くの会社員のようにオフィスに出社し、定期的に誰かしらに会うわけではないので、最低限の身だしなみや、社会人としてのマナーなどは維持する必要があるでしょう。▼関連記事:ビジネスコミュニケーションの重要性とは?フリーランスに役立つテクニックを紹介事務処理能力案件を獲得したり、成果物を納品したりした後は、契約書や請求書などの書類作成業務も発生します。経理業務などもエンジニア業務のかたわら自らが行いますが、慣れていないうちは負担が大きく業務に支障がでる可能性もあります。また、フリーランスエンジニアの場合は自分で確定申告を行う必要があります。エンジニア業務に集中するために、フリーランス向けの便利なツールを活用するのがおすすめです。▼関連記事:フリーランスにおすすめの会計ソフト8選!選び方・比較ポイントを解説フリーランスエンジニアになる時のよくある質問最後にフリーランスエンジニアになる方が悩むポイントやよくある質問をまとました。フリーランスエンジニアは稼げない?フリーランスエンジニアは稼げるといわれていたり、やめとけといわれていたり、さまざまな情報がありますが、スキルや方法次第では稼げます。しかし、そもそもフリーランスが向いていない人や失敗する事例もあるので、この記事を参考にしてみてください。▼関連記事:フリーランスエンジニアの末路や回避方法を赤裸々解説フリーランスの経費で節税は可能?フリーランスは自分で確定申告をして税金を納めるため、経費を計上して所得を申請するなかで節税につながることがあります。経費として計上できる項目を知り、節税につながる控除や制度も以下の記事で解説しているため、参考にしてみてください。▼関連記事:フリーランスの気になる経費事情!経費計上する時の注意点やQ&Aも▼関連記事:フリーランス・個人事業主なら節税は必須!税金の基礎知識も解説フリーランスエンジニアでも常駐案件はある?フリーランスエンジニアでもクライアント先に常駐する案件があります。常駐案件にもメリット・デメリットがあるため、案件を探す際には、以下の記事も参考にしてみてください。▼関連記事:常駐型フリーランスのメリット・デメリット!契約や案件選びの注意点を解説フリーランスエンジニアには年齢に限界がある?フリーランスに年齢制限はありません。エンジニアにおいて年齢によって求められるスキルや経験は異なるので、自分の市場価値や今後のキャリアを考える際は、以下の記事も参考にしてみてください。▼関連記事:年齢関係なし!フリーランスエンジニアに必要なスキルとリスクの変化とは?AIにエンジニアの仕事が奪われてしまうのでは?近年、AI分野での進歩は注目を集めていますが、エンジニアの仕事が完全になくなることはありません。しかし、人が行う業務をAIが代替したり、より高度なスキルが人に求めらたりしています。以下の記事では、ChatGPTによってなくなる仕事やプログラミングを行うAIについて解説しています。▼関連記事:ChatGPTによってなくなる仕事6選!AIの影響を受けにくい仕事も解説▼関連記事:AIがプログラミングをやる時代!奪われるエンジニアの仕事や必要なスキルフリーランスエンジニアに資格は必要?フリーランスエンジニアになるには、資格は必須ではありません。一番重要なのは、実務経験や身についているスキルです。しかし、案件にマッチする資格を持っていると、クライアントに向けて技術や経験の証明になるため、持っているに越したことはありません。これらの資格を取得することで、プログラマーや開発者としてのスキルアップや、独立・案件獲得の際のアピールポイントになる可能性があります。▼関連記事:ITエンジニアに重要な資格!おすすめや難易度、取得のメリットを解説▼関連記事:【職種別】フリーランスにおすすめの資格!資格より重要なスキルも解説基本情報技術者試験などのIT資格基本情報技術者試験は、システムエンジニア、プログラマーなど、ITエンジニアが共通して理解しておくべき基本的な知識を体系的に学習することができる国家資格です。また、次のレベルの資格としては、応用情報技術者試験があります。ITエンジニアの登竜門といわれる基本情報技術者試験と違い、応用情報技術者試験はITエンジニアとしてワンランク上を目指したい人の為の資格になっています。PHP・Python・Rubyなどのプログラミング言語PHP・Python・Rubyなどの言語資格は、それぞれのプログラミング言語に関する資格試験のことです。これらの資格は、プログラミング言語に関する知識や技術を認定することを目的としています。言語ごとに、「PHP技術者認定試験」などと異なる資格が存在します。ITベンダー資格ITベンダー資格とは、ベンダーと呼ばれるIT関連のハードウェア・ソフトウェアの製品を製造や販売する企業が、製品の操作方法や保守方法などのスキルを認証する資格を指します。「AWS認定資格」「LPIC」などさまざまなITベンダー資格が存在します。まとめフリーランスエンジニアは、働く場所や時間を制限されず働ける自由な仕事の1つです。自分の理想とする働き方に合わせて、フリーランスエンジニアになる選択肢を持っておくのがよいでしょう。フリーランスエンジニアは不安定な働き方ともいえますが、自分の努力次第でどこまでも可能性を広げられる働き方であるともいえます。積極的に営業を行ったり、マッチングサービスを利用することで、継続的に仕事を獲得できる可能性もあるでしょう。▼関連記事:フリーランスエンジニア向け案件サイト10選!案件獲得のコツも紹介