フリーランス・副業ワーカーにとって業務上のスキルはもちろん大切ですが、あとあと効いてくるのは案件を「継続させていく力」。短期の案件も目的によっては魅力的な条件ですが、そればかりになってしまうと毎回営業をかけ続けることとなってしまいます。時間効率、精神衛生的にも最良とは呼べません。双方意向のもと一つのクライアントと長いお付き合いを続けられるのも一つのスキルと言えるでしょう。また、長くつけることで見通しが立てやすい、スキルの深さが出やすいなどのメリットも出てきます。その中で仕事を継続し続けている人と、そうでない人にはどのような違いが生まれているのでしょうか。スキルを評価され契約を終え、業務のスタートを迎えた後に不必要にクライアントをがっかりさせないよう、今回は仕事を獲得し続けるTipsを紹介していきます。フリーランス・副業で案件をお探しの方は、マッチングサービスのSOKUDANがおすすめ。リモート案件や高単価案件を豊富に紹介しているので、ぜひ登録してみてください。目次スキル以上にまずは基本動作「このひとと⼀緒に仕事したい」を自ら創る稼働開始1ヶ月後に「フィードバック」をもらう行動量で「信頼」は勝ち取ることができるスキル以上にまずは基本動作昨今ではリモートワークでの勤務も非常に多くなってきており、すでにSlackやChatWorkなどのチャットツールでのコミュニケーションを行っている人も多いのではないでしょうか。テキストでの会話が主の今ではコミュニケーションを“まめ”に“丁寧”に行うことを心がけることが一番の相手の安心につながります。特に稼働開始の1週間から1ヶ月程度のやりとりの仕方は、今後の相手へ与える印象が変わってくるので特に大切な期間です!一方で企業側がフリーランスや副業人材に対して求めている点として、代表的な8つのうち、重要視される基本動作への視点が「コミュニケーション」「チームワーク」の2点。具体的にどのようなポイントを抑えていけば良いのか、すぐに活かせるポイントに絞って紹介していきます。目指せ10分以内レスポンススムーズな関係性構築に一番有効的な手立ては、「迅速なレスポンス」にほかありません。しかし、内容が複雑であったり、移動中などすぐに返事ができない場合もきっとあるはず。そんなときは、折り返す旨のスタンプだけでも送っておく(例:Slackの絵文字スタンプ)など、機能をフル活用しましょう。「あれ」「それ」などの指示語はNGテキスト中心のコミュニケーションでは、一度お互いに齟齬が生まれると食い違った箇所へ切り戻すのも一苦労。必ず主語と目的語は明確にする固有名詞を最優先に伝えるなど、くせをつけておきましょう。その場での温度感にもよりますが、丁寧すぎるコミュニケーションに“マイナス”はほとんどつきません。こまめな報・連・相の徹底副業ワーカーの人は普段の勤め先や、フリーランスの人は独立前の前職企業ではできていたのに、なぜかおろそかになりがちなのが「報・連・相」。コミュニケーションの基本中の基本ですが、自身に責任がふりかかる業務委託では特に気をつけていきましょう。途中進捗の共有。想定スケジュールの報告などいま一度手をぬいていないか要確認です。期待⽔準の事前確認業務委託では、お互いにまだ信頼関係も浅く、クライアントからの力量判断も曖昧なことが多くあります。その中で、業務に当たる際は必ずクライアントと『アウトプットの品質、レベル』のすり合わせを行いましょう。「目的は何なのか」「どこまでのアウトプットを求めているか」 ・・具体的なイメージをできるまですり合わせておくと後々の手戻りが激減すること間違いなしです。「このひとと⼀緒に仕事したい」を自ら創る「数ヶ月前に契約が始まったこのクライアント。実績もそこそこに出せている、コミュニケーションも円滑に進められている。それなのに、だんだんと業務がルーティン化してきている気がする・・」それはもしかしたらあなたの業務にあたる姿勢を変えることで案件のやりがいをワンランクアップさせることができるかもしれません。ぜひ、コミットの仕方に対するTips、いま一度確認してみましょう。求められていること「+α」を自らつくる「◯◯を△△までにお願いします。」いつものクライアントからの依頼ですが、何かをお願いされたときは自身の株を上げるチャンスだと常日頃意識しておきましょう。適切な場面で「相手の想定+1段」のアウトプットを心がけてみるのがポイントです。たとえばデータ集計の業務で、今後も必要なデータになることが見えているならば集計雛形の整備や自動化など、自身の業務範囲内を中心に“先回り”することをイメージするといいでしょう。主語を「We」で会話する普段、クライアントと会話する際に相手の商品や企業を指す際、どのように話していますか?たとえば「御社」→「我々は」であったりと“チームの一員”としての会話を続けていると、だんだんと契約の壁を乗り越えて一体感も生まれていきます。あくまでテクニック論的な話ではなく、本質的には業務を《自分ごと》として捉える癖をつけていく必要があります。当事者意識をもった業務への取り組みが、よりクライアントの立場にたった思考や行動に近くなり、結果としてパフォームの質も自ずと変わってくるでしょう。稼働開始1ヶ月後に「フィードバック」をもらう業務委託契約となると、どうしても事なかれにお互い進めがち。しかし契約締結し、稼働開始から1 〜1.5ヶ月にクライアントからフィードバックをもらうことで軌道修正の難易度が劇的に下がるのは間違いありません。このフィードバックは次の改善点につなげるという目的がある一方で、良い点に関しては自己の自信につながりますし、相手に喜ばれるポイントなども把握することができます。またフィードバックをもらう姿勢という行為そのものが、「常に改善しようとしてくれる」という良い印象を企業担当者に与えることができます。ぜひトライしてみてもらいたいです。では具体的にどのような視点で確認すればよいのかですが、たとえば、SOKUDANでは稼働開始1ヶ⽉後に「相互にフィードバック」を行う仕組みがあり、その際は以下のような項目で実施しています。行動量で「信頼」は勝ち取ることができるさいごに、フリーランスや副業ワーカーは、自身のスキルの熟練度ばかりに目が行きがちだが、決してそれだけでは安定した稼働は実現させることは難しいことを頭においておきましょう。クライアントからいちはやく「なくてはならない存在」になれるよう、行動でも示していく必要があります。「ここまで伝えなくていいか」など、その場の雰囲気ではなく念入りな準備の元業務にあたることで信頼を勝ち取り、トラブルも起きなくなるものです。ぜひ、いま一度姿勢の部分から振り返ってみてはいかがでしょうか。