フリーランス、副業(複業)が珍しくない時代に多くの人が知るように、フリーランス人材や副業(複業)ワーカーの人口はますます増加の一途をたどっています。すでに活躍されている方も、これからチャレンジを考えている方も気になるのは「仕事、案件を獲得を獲得する難易度が以前よりも上がってきているのではないか」ということ。事実、いわゆる大企業でも“副業”を解禁、コロナ禍によるリモートワーク推奨など、今までよりも多種多様な働き方同様に様々な人材が流れ込んできており、同市場はさらに成長してきています。参考)フリーランス実態白書2020https://blog.freelance-jp.org/wp-content/uploads/2020/06/20200612hakusho.pdfしかし、報酬額や余暇時間・・ワーカーの方々それぞれに「希望する案件条件」の形はかならずあるもの。今回はあなたの目指す仕事条件のもと、妥協せずに仕事が獲得できる方法を”5つのSTEP”で紹介します。初めての方はこれからの指針に、すでに活躍中の方は現状棚おろしにも参考にしてみてくださいね。案件をお探しの方は、フリーランス・副業のマッチングサービスのSOKUDANがおすすめです。高単価の案件や週1〜の案件などを豊富に扱っています!STEP1─複業の「⽬的」の解像度をあげるフリーランスや副業(複業)といっても、みなそれぞれに目指すものがあるはずです。仕事を獲得する上で、「自分がなんのためにフリーランス、副業を始める(している)のか」を常々考える必要があります。“目的”は人によって様々ありますが、大別すると「収入増」「スキル向上(キャリアパス)」の2つに大別、帰結するのではないでしょうか。しかしこの2つはトレード・オフの関係になることが多く、なかなか両立させることは難しいもの。自身の目的が“どちらに寄っているか”をしっかり確認した上で、条件の優先順位を定義しましょう。例えば、「副業(複業)✕スキル向上」を目的とするならば、「本職だとチャレンジはできない分、多少報酬条件を落としてでも魅力的な業務内容」などがあげられます。もちろん両立できることが一番望ましい形ですが、まずは両極端に捉えそこから折衷的に納得する案件を選んでいくのがスピードも担保できる方法です。STEP2─強みの整理は「8つの要素」の組み合わせみなさんは「ポートフォリオ」、しっかり準備していますか?知人の紹介案件などでない限りは、企業の担当者が初めて見るのはあなたではなくスキル、つまり「ポートフォリオ・職務経歴書」です。どれだけスキルや実戦経験があってもポートフォリオの質が低ければ、面談にもかからないことが多くあります。「ただ、今まで行ってきたことを時系列でまとめるだけでは?」と思う方も多いかもしれませんが、以下の方法を試してより魅力的な自己紹介をしてみてはいかがでしょうか。オススメ方法①:「8つの要素」の組み合わせで、あなた自身の強みを具体化する上記の”強み”に関連する事柄ですが、数字以外にもその実績を出した「環境情報」も大切な相手の判断指標です。より説得性を上げる内容にできるので特にオススメの方法でもあります。たとえば、「●●向けの**サービスを、△△までで、重要指標を◇◇%まで伸ばしました」-----「Z社の***規模の案件を0→1の立ち上げの時期にプロジェクトのリーダーとして業務を遂行しました。-----「XXの分野でY年間、●●職種として実行メンバーとしての経験があります」など、1つの要素だけではなく複数の要素の組み合わせでより、他者にはない強みや印象に残りやすい強みになります。オススメ方法②:実績をつくった会社名を入れる商品や会社HPを見た時に取引先や関連企業のロゴが羅列されていることが多々あるかと思います。少しテクニカルな内容ですが、その内容をポートフォリオや職務経歴書でも活用してみるというものです。もちろん掲載する際は許可など必要なケースも出てきますが、無いよりかは安心感の向上、そして業務・業界イメージが伝わりやすく、なにより面談時のアイスブレイクにつながることも期待できます。STEP3:仕事探しサービスは”複数利用”が鉄則現在、フリーランスや副業(複業)ワーカー向けに様々な仕事探し・紹介サービスが存在しており、今も増加しています。また、そのほとんどがオンラインで完結できる便利なものが多いのも現在ならでは。すでに利用している人も多いかもしれませんが、これらの仕事探しサービスは「プラットフォーム」型と「エージェント」型に分かれることはご存知でしょうか。上記のように双方で特徴や得意分野があり、自身の現状などと照らし合わせて『複数利用』することをおすすめします。複数利用することで、もしものときに仕事にありつけないなんてことを防げるのはもちろん、案件のトレンドを俯瞰的に見ることもでき伸ばすべきスキル、推し出すべき実績を整理できるというメリットもあります。また、ひとえに“仕事探しサービス”といえどもエンジニア向けや、ビジネスサイド向け。はたまた副業向けなどサービスごとに特色があることがほとんどです。それぞれの特徴をまずは把握しどんどん利用登録してみましょう。また、実際のサービス紹介は過去にまとめているのでぜひご参考ください。%3Cdiv%20class%3D%22iframely-embed%22%3E%3Cdiv%20class%3D%22iframely-responsive%22%20style%3D%22height%3A%20140px%3B%20padding-bottom%3A%200%3B%22%3E%3Ca%20href%3D%22https%3A%2F%2Fmagazine.sokudan.work%2Fpost%2F6cY5liqX%22%20data-iframely-url%3D%22%2F%2Fiframely.net%2F4lZi2kY%3Fcard%3Dsmall%22%3E%3C%2Fa%3E%3C%2Fdiv%3E%3C%2Fdiv%3E%3Cscript%20async%3D%22%22%20src%3D%22%2F%2Fiframely.net%2Fembed.js%22%3E%3C%2Fscript%3ESTEP4:サービス毎に抑えるべきポイントが違ういざ、しごと探し・紹介サービスを利用しても、登録するだけでは仕事はなかなか見つかりません。自分から積極的に仕事を「獲りにいく」姿勢、そして実際の行動が大事になってきます。前項でお伝えした、プラットフォーム型、エージェント型それぞれに使いこなすポイントがあるのでぜひ参考にしてみてくださいね。それぞれごとの利用するまでの大まかな流れがこちらです。★プラットフォーム型プラットフォーム型の仕事探しサービスで大切になってくるのは、採用担当者が人材を探す際に、『検索条件に自分が引っかかりやすくする』こと。もちろん自由に応募できるのがプラットフォーム型の特徴でありメリットですが、スカウトも受けやすくする工夫で周りと差をつけることができます。ポイント①:ポートフォリオをこまめにアップデート初めの方は丁寧に作り込んでいたポートフォリオも忙しくなってきたり、稼働が安定するなどしてくると、一年間放置してしまったなどよくある話です。しかし、どれだけ安定稼働していても何も起きない保証はどこにもありません。いつでも動き出せるように常にメンテナンス、たなおろしを心がけましょう。どうせ整理するのであれば、スキルの成長度合いなど新しい気づきもないか見てみるとよいでしょう。ポイント②:応募メッセージの3つのTIPSで面談へのステップ率UP1)求人案件内容や必須スキルに即して、「強み=できること」を数字や具体的ケースで表現する。単に強みを列挙するのではなく、応募内容に即してい記載することが大事。「XXの分野でY年間、●●職種として経験があります」「◇◇向けの**サービスの△△まで伸ばしました」など、2)求められている業務だけでなく、その周辺の対応も可能であることをアピールする例えば、広告運用案件の案件に応募する際に、「SEOの領域もX年実績があります」など、周辺スキルの自己PRがあれば、よりポジティブな印象を提供できます3)応募先の会社やサービスに対しての「興味」「共感」を表現する業務委託での仕事であっても商品やサービスに対する興味・関心や自身のミッション、価値観の方向性があっていることなどをPRするとより印象強くなります★エージェント型自己応募ではなく、運営側からの紹介に応えるエージェント型では、優先的に紹介してもらえる環境、関係づくりが肝になってきます。ポイント①:エージェントとの初回面談時に印象づける(スキル、経歴)エージェント型サービスに登録すると高確率で、エージェント担当者との初回面談が行われます。その際に「この人にお願いしたらよさそう」とおもってもらうために、第一印象には特に気をつけましょう。口頭での自己アピールはもちろん、資料面でも前項でのポートフォリオの準備は特に念入りに行なっておく必要があります。ポイント②:定期的に連絡する(営業をかける)エージェントサービスは先方からの紹介を待つのが基本のスタイルですが、こちらから聞いてみてもタイミングさえ合えば、紹介してくれることもよくあります。聞く際は、「希望の稼働数と開始時期」は必ず伝えるようにしましょう。STEP5:顧客との条件擦り合わせは「業務4+契約3」無事に面談まで進んだらあともう一歩の頑張りです!ここではクライアントとの条件をすり合わせていくことについてまとめます。「条件」といっても業務内容や関わり方、稼働時間、報酬額面など多岐にわたります。以下を事前に把握&優先順位を自分の中で決めておきましょう。①「業務関連」における「4つの抑えておくべき事項」②「契約書関連」における「3つの抑えておくべき事項」しかし、どれだけ優先順位を切っていても必ず迷いが生じるタイミングというのは出てきてしまいます。そのようなときは、STEP1に立ち返って「なんのためにフリーランス(副業・複業)したのだっけ」と改めて問い直してみるのがよいでしょう。みなさんの輝かしい活躍を応援しています!