大手企業とベンチャー企業を繋ぎ、企業の事業成長スピードを加速させる株式会社ゼロワンブースター。「日本を事業創造できる国にして、世界を変える」をミッションに掲げ、急成長を遂げています。今回は、そんな株式会社ゼロワンブースターで管理チームディレクターとして活躍されている十枝 真弓(とえだ まゆみ)さんを訪問。SOKUDANを利用したきっかけや効果、感想についてお伺いしました。大手企業とベンチャー企業を繋ぎ、事業の成長スピードを加速させる「コーポレートアクセラレータープログラム」── まず、貴社の事業内容について教えてください。2012年の設立当初は、コワーキングスペースの運営を行っていました。現在では「日本を事業創造できる国にして、世界を変える」をミッションに掲げ、①起業家・社内起業家の事業化支援、②ベンチャーと大手企業の連携によるオープンイノベーション、③地域における事業創造支援、④大学をはじめとする研究・技術開発からの事業化支援と、この4つの軸でビジネスを展開しています。メインサービスとしては、大手企業とベンチャー企業を繋ぎ、相互に足りない部分を補い合うことで事業の成長スピードを加速させる「コーポレートアクセラレータープログラム」を実施しています。2021年にはVisionを「自ら事業を創造し続ける。その実践知を活かし、 唯一無二の事業創造パートナーとして 事業創造を目指す人と組織とともに成長する。」に更新。人々のより良い未来に少しでも貢献できるよう、今後もビジネスを展開していければと思っています。スピード感ある業務遂行。多忙極めるポジションの人手不足が課題。── 様々な業務を行っていらっしゃるんですね。十枝さんが株式会社ゼロワンブースターに入ったきっかけは何だったんですか?話すと長くなるんですが(笑)、気づいたら会社面接を受けることになっていて、気づいたら週3日勤務の業務委託でスタートしていて、気づいたら正社員で今の管理チームディレクターとして働いているって感じですかね!もともとこの会社を知ったきっかけは、弊社が主催していたセミナーに参加したことなんです。そのセミナーで共同代表の合田が話をしていて、「こんな最先端の知識を惜しみなく話してくれるなんてすごい!どこでこの情報を得てくるんだろう!」と、合田の話の面白さに知的好奇心が刺激されまして。セミナー後の交流会で実際に話す機会があり、セミナーの感想と「どのようなビジネスをされているのか興味を持ちました」と伝えたところ、オフィスに遊びに来てくださいと誘ってくださいました。嬉しかった私は、もう、すぐにアポを取ってオフィスに遊びに行ったんです!それが会社面接でした(笑)。当時は個人事業主として活動していたのですが、その活動内容や将来の展望など色々とお話していくうちに、週3日の業務委託としてジョインしてほしいと打診をいただいて。個人事業主の仕事もそのまま続けてもいいとのことだったので、「それならぜひ〜」と軽い気持ちで実際入ってみると、やることがまぁたくさんあって、これまたビックリ。あれよあれよと週3から週5勤務に変わりました。個人事業主としての仕事もしつつ、ゼロワンブースターでも働いて……という目まぐるしい生活を3ヵ月過ごした頃、社員の打診をいただき個人事業もそのまま続けて構わないという条件で現在に至る、といった感じです。入社してからもう5年ぐらい経っています。自分でいうのもなんですが、変わった会社だなと思いますね(笑)。── オフィスに遊びに行ったつもりが、会社面接!すごく珍しいきっかけで入社されたんですね!現在、十枝さんはどのような業務を行っているんですか?管理チームのディレクターという肩書きなんですが、端的に言うとバックオフィスです。経理、法務・人事採用業務など様々な業務を担当しています。会社が拡大する前は、バックオフィスの業務を全て代表が行っていたんです。「これから事業で拡大に向けてやりたいことやアイディアがあるのに、バックオフィス業務で時間が取られてできていない」と悩まれていたので、「お手伝いしますよ」とお伝えしたところ、結果として全て私が対応することになりました(笑)。現在は事業が拡大し、社員とアルバイト合わせると44名になりました。それに加え、業務委託が20名ほどいます。私が所属している管理チームと呼ばれる管理部門も増員し、兼務を合わせると7名ほどになりました。ですが、先ほどもお伝えした経理業務、法務・人事採用業務を、現在ほぼ私1人で対応しているので、目がまわりそうなほど忙しいのが現状です。1人で業務を行っていると、例えば何かあってお休みを取ったときに業務が止まってしまいますからね。今後のことを考えると人員を増やして、分担し滞りなく業務を進められるようになるといいなと思っています。── すごくお忙しい中で、業務を進められているんですね。今回SOKUDANを知ったきっかけも、そういったところの人材探しからですか?弊社執行役員である川島が代表を務めるグループ会社で先にSOKUDANを利用していました。私が副業の方を探していたところ、川島からいい人材と出会えるサービスがあると聞いて紹介してもらったのがきっかけです。私の業務だけでもとにかく人手不足なんですが、他にも手を貸して欲しい業務がある中で新しい副業人材を探しており、利用を決めました。忙しい中でもスムーズな選考を実現したSOKUDAN独自のスクリーニング── ご紹介で知っていただけたとのことで嬉しく思います!実際にご利用いただいての感想を教えていただけますでしょうか?今回利用させていただいたのは大使館関係の業務で、英語が堪能でレポート作成をメインにお願いできる方を探していました。まず初感として、本当にたくさん応募がくることに驚きました!ただ応募が多いと、採用業務に時間が取られるというジレンマも採用あるあるだと思います(笑)。その点SOKUDANは、応募があった人材をスクリーニングかけた状態で確認できるのです。「この人はここがいい」とか「この人はここがミスマッチ」といった具合にスクリーニングの対応してくださる。これは本当に感激しましたね。こちらは1次選考を設定するだけで済むので、忙しい中でもスムーズに採用を進めることができました。── 喜んでいただけて良かったです!応募者と実際に面談されて、いかがでしたか?多数の応募の中から、実際に面談をしたのは5名ほどです。みなさん優秀な方ばかりだったので、なかなか選べずかなり悩んだところではあったんですが、最終的に今回お願いした女性に決めました。決め手だったのは、柔軟性の高さ。こちらが伝えた以上のことを理解して主体的に行動してくださる方だったので、弊社の仕事の仕方に合っているなと思い採用に至りました。どうしても忙しい中で業務を依頼しなければならないことが多いので、都度の指示を待つタイプの方ではなく、自主的に動ける方のほうがマッチ度は高いです。実際に働いていただいて、その方の柔軟な対応はもちろん、クレバーで行動力もあり、さらに決断力もあって…、とにかくお若いのに人を動かす力のある“バリキャリ!”という印象を受けました。仕事のスピードも納品物も申し分なく、本当に素敵な方と出会えたと心から感謝しています。こちらとしては、今後も長くお付き合いしたいと思ってまして……!初めにお願いしたプロジェクトが終了したので、現在次のプロジェクトをお願いしているところです。今回の採用を通じて、SOKUDANの“痒いところまで手が届くサポート”に本当に感動しています。世の中のサポート系サービスは会社ごとに融通を効かせることが難しく、マニュアルに沿った対応が多い中で、SOKUDANは弊社に合わせたサポートをオーダーメイドでしてくださるサービスだと感じています。採用できなかったことが問題ではない。“なぜこのような結果になったか”の振り返りが重要── そのようなお言葉をいただけてとても嬉しいです!今後このような方を採用したいという人材の希望や、このように活用していきたいなどSOKUSANの活用イメージはありますか?ベンチャー企業なので一人ひとりの業務が逼迫しがちなため、その環境に合う合わないは出てきますよね。自主的に考え、そして行動できる方に今後もジョインしていただきたいです。あとは、どうしてもその時の案件数や内容によって、必要となる人員数も大きく変わります。また案件によっては短期間のものもあれば、長期的な依頼になるものもありますし……業務委託の方もそれぞれ働きたい形が異なると思うので、一度業務委託でジョインされた方で、弊社とマッチしたなと感じてもらえた方とは継続的に業務をお願いできるような仕組みがあるといいですね。やはりすばらしい方とは何度でも一緒にお仕事したいですからね!雇用形態の垣根を作らない。お互いに働きやすい職場が業務効率も高める── 最後に、副業人材を活かすために貴社で工夫していることがあれば教えてください。社員と業務委託の垣根を作らず、対等な目線で話すよう心がけています。コロナ前に行っていた社員旅行には、雇用形態に関わらず参加を促していましたし、業務委託でも希望される方はご家族も一緒に参加していただいていました。あとは、業務委託の方にも業績に応じて一時金を支給することもあります。それくらい社員と業務委託の間に差はないですね。どうしても、副業や業務委託でのジョインとなると会社との距離を遠く感じられる方もいらっしゃると思うのですが、雇用形態に違いはあるにしても一緒に働いているメンバーであることに変わりはないと思っています。一方で、まだまだ課題も多く残っているとも感じています。業務委託のメンバーも、月〜金のフルコミットで働いている方もいれば、週1〜2日の数時間だけジョインしている方もおり、稼働時間と比例して会社との距離も遠くなりがちに。稼働時間が少ない方にはなかなか会社のルールが伝えきれていないことも多く、そこをどのように周知するかが今の課題なのかなと思います。雇用形態に関わらず限られた稼働時間の中で最大限パフォーマンスを発揮してもらえる環境を作ることは企業の責務です。お互いに働きやすい職場づくりになるよう、これからも心がけていきたいですね。【会社概要】会社名:株式会社ゼロワンブースター創業 :2012年URL :https://01booster.co.jp/事業 :起業家・社内起業家の事業化支援 ベンチャーと大手企業の連携によるオープンイノベーション 地域における事業創造支援 大学をはじめとする研究・技術開発からの事業化支援