2024年最新のフリーランス・副業の「Azureエンジニアの調査レポート」を発表します。約5,000件のSOKUDANに掲載されている実際のフリーランス・副業案件(一部抜粋)から作成しました。■調査サマリー・Azureエンジニアの平均年収1,074万円・週3日以下の案件が39%超・フルリモート案件が60%超調査対象SOKUDAN( https://sokudan.work/ )に掲載された求人案件(一部抜粋)の単価と稼働時間から平均時給を計算し、その平均時給から1日8時間、月21日稼働で想定月収と想定年収を試算しました。・対象期間 2019年7月1月ー2024年1月2日・対象案件数 2,289件 ※一部抜粋※本データ引用の際のお願いメディア掲載の際に出典先を掲載する場合は、下記を追加いただくようお願いします。出典:SOKUDAN Magazine ( https://magazine.sokudan.work )Azure案件の平均年収平均年収1,074万円Azure案件に携わるエンジニアの平均年収は1,074万円と、IT業界の中でも特に高水準となっています。これは、Azureの専門的な技術スキルや経験が高く評価されていることを示しており、特にクラウドインフラやバックエンド開発の領域で高い報酬が期待できます。クラウド技術の需要増加と専門人材の不足を背景に、Azure環境での開発・運用経験を持つエンジニアの市場価値は今後も高い水準を維持すると考えられます。Azure案件の稼働日数週4~5日: 60.87%週2~3日: 34.78%週1日: 4.35%Azure案件の稼働形態を分析した結果、週4~5日のフルタイムに近い稼働が60.87%と過半数を占めており、高い稼働率が求められる傾向が顕著です。週2~3日の中程度の稼働は34.78%となっており、プロジェクトの規模や役割に応じて柔軟な働き方も可能となっています。週1日という限定的な稼働は4.35%と少数であり、Azure案件では継続的かつ安定的な関与が重要視されていることが明らかとなりました。Azure案件のリモート可否フルリモート(在宅OK): 60.87%リモート(一部)可: 30.43%リモート不可: 8.70%Azure案件のワークスタイルを調査したところ、フルリモートでの業務が可能な案件が60.87%と過半数を占め、場所にとらわれない柔軟な働き方が主流となっています。一部リモートワークが可能な案件は30.43%であり、ハイブリッドな働き方を採用するプロジェクトも一定数存在することが分かりました。完全な出社が必要となるリモート不可の案件は8.70%と比較的少数であり、Azure環境を活用した業務の特性上、リモートワークを取り入れる傾向が強いことが示されています。Azure案件の多い業界ブロックチェーン:14.07%IoT:13.35%その他IT関連:13.08%その他人材サービス:13.00%システムインテグレータ:10.00%人材紹介・派遣:9.70%通信キャリア・ISP:9.20%SaaS:7.70%コンサルティング:5.85%ヘルスケアテック:4.05%Azure案件の業界分布を分析したところ、ブロックチェーン(14.07%)、IoT(13.35%)、その他IT関連(13.08%)、その他人材サービス(13.00%)が上位を占め、特に先端技術分野での活用が顕著となっています。中堅層として、システムインテグレータ(10.00%)、人材紹介・派遣(9.70%)、通信キャリア・ISP(9.20%)、SaaS(7.70%)が続いており、幅広いIT・サービス分野でAzureの需要が確認されています。コンサルティング(5.85%)とヘルスケアテック(4.05%)は比較的小さな割合ながら、これらの分野でもクラウド基盤としてAzureの採用が進んでおり、今後の成長が期待されます。Azure案件の職種インフラエンジニア: 56.52%バックエンドエンジニア: 30.43%機械学習エンジニア: 4.7%データサイエンティスト: 4.35%プロジェクトマネージャー: 4.0%Azure案件における職種分布を分析したところ、インフラエンジニアが56.52%と過半数を占めており、クラウドインフラの設計・構築・運用のスキルに対する需要が特に高いことが明らかになっています。バックエンドエンジニアは30.43%と2番目に高い割合を示しており、Azureプラットフォーム上でのアプリケーション開発や基盤システムの実装ニーズが顕著です。新しい技術分野として、機械学習エンジニア(4.7%)とデータサイエンティスト(4.35%)の需要も見られ、またプロジェクトマネージャー(4.0%)としての役割も一定数存在しており、Azureプロジェクトにおける職種の多様化が進んでいることが分かります。Azureの特徴Microsoft Azureは、マイクロソフトが提供するクラウドプラットフォームとして、高い信頼性とセキュリティを誇ります。特に企業向けサービスに強みを持ち、既存のWindowsベースのシステムとの親和性が高いことが特徴です。グローバルに展開されたデータセンターにより、世界各地で低遅延のサービス提供が可能で、地理的冗長性も確保されています。また、AI・機械学習、IoT、ブロックチェーンなど、最新技術への対応も迅速で、継続的な機能拡張により、常に最新のテクノロジーを活用できる環境を提供しています。従量課金制を採用しており、必要な分だけのリソースを使用できるため、コスト効率に優れています。さらに、オープンソースへの対応も充実しており、Linux環境やコンテナ技術など、マルチプラットフォームでの開発をサポートしています。AzureでできることAzureは、幅広いクラウドサービスを提供しており、以下のような多様な用途に活用できます。・コンピューティング仮想マシンの展開、コンテナ化されたアプリケーションの実行、サーバーレスコンピューティングによる効率的な処理が可能です。・ストレージとデータベース大容量データの保存、リレーショナルデータベースの運用、NoSQLデータベースの活用ができます。・ネットワーキング仮想ネットワークの構築、ロードバランサーの設定、CDNによるコンテンツ配信の最適化が実現できます。・セキュリティ高度な認証システムの実装、データの暗号化、セキュリティ監視と脅威の検出が可能です。・AI・機械学習カスタムAIモデルの開発・訓練、コグニティブサービスによる画像認識や自然言語処理の実装ができます。Azureで作れるもの■Webアプリケーション・スケーラブルなECサイト・企業の業務システム・SaaSプラットフォーム■モバイルバックエンド・スマートフォンアプリのAPIサーバー・リアルタイム通信システム・プッシュ通知サービス■データ分析基盤・ビッグデータ処理システム・IoTデータ収集・分析プラットフォーム・機械学習モデルの運用環境■セキュリティソリューション・ID管理システム・セキュリティ監視システム・コンプライアンス管理システムAzureのフレームワーク■開発フレームワーク・.NET Framework/.NET Coreマイクロソフトの主力開発プラットフォームで、Windowsアプリケーションやクロスプラットフォームアプリケーションの開発に利用・Azure Functionsサーバーレスアプリケーションの開発に特化したフレームワーク・Azure Service Fabricマイクロサービスアプリケーションの開発・デプロイメント用フレームワーク■インフラストラクチャフレームワーク・Azure Resource Manager (ARM) インフラストラクチャのコード化(IaC)を実現するためのフレームワーク・Azure DevOps 継続的インテグレーション/継続的デリバリー(CI/CD)を実現するための開発支援フレームワークAzureの将来性Azureエンジニアの需要は今後も継続的に高まることが予想され、それに伴い年収も上昇傾向にあります。現在、Azureエンジニアの平均年収は500万円〜800万円程度で、経験やスキルレベルによっては1000万円を超えるケースも珍しくありません。特に、AI・機械学習、IoT、セキュリティなどの専門性を組み合わせたスキルセットを持つエンジニアは、より高い年収を期待できます。また、クラウドネイティブな開発やデジタルトランスフォーメーション(DX)の加速により、Azureプラットフォームの活用範囲は更に拡大すると見込まれています。マイクロソフトの積極的な投資と継続的な技術革新により、Azureは今後もクラウド市場での存在感を高めていくことが予想され、それに伴いAzureエンジニアのキャリアパスも更に広がっていくと考えられます。■SOKUDANのフリーランス調査記事(ランキング・レポート)SOKUDANでは、毎月フリーランスに関する調査記事をランキング・レポート記事として投稿しています。<「データでみる」フリーランス・副業の記事一覧>【2024最新】エンジニア言語の年収ランキング|フリーランス副業編2024年|求人数が多い「プログラミング言語」ランキング2024年|年収が高い「フレームワーク」ランキング(プログラミング)2024年|案件が多い「フレームワーク」ランキング(プログラミング)【2024年】JavaScriptエンジニア平均年収、案件数|フリーランス副業調査 【2024最新】フリーランスエンジニア6職種の平均年収ランキング【2024最新】平均年収905万|バックエンドエンジニア フリーランス調査【2024最新】フリーランス・副業の平均年収ランキング(職種別)最新ランキングやレポートを見逃したくない方は、PRTIMESやTwitterのフォローがおすすめです。X(旧Twitter)https://twitter.com/sokudan_work『SOKUDAN(ソクダン)』とは https://sokudan.work/business/転職マーケットにいない即戦力人材を最短1日で見つけることができる、最速の複業マッチングプラットフォームです。20代後半〜40代前半のIT領域に強いエンジニア、マーケター、セールス、BizDev、UI・UXデザイナーの5職種を中心に、最近ではコーポレート人材なども増えております。また、スタートアップや上場企業との取引も増え、正社員で即戦力人材を採用したくても「採用するまで何か月も時間を要する」「スカウトメールの反応率が下がってきている」といったお悩みを持つ採用担当者様の課題解決のためのサービスを提供しております。▶最新の導入事例はこちら:https://magazine.sokudan.work/category/case